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サウンドバー風のスピーカーを自作! 好みの音に調律してテレビの音を“コンサートホールの演奏”に近付けてみた

 今回紹介したいのは、sleepyさんが投稿した『サウンドバーっぽいスピーカーを作ってみた』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

動画にすると面白そうなものができたので、久々の投稿です。 自分で作ったスピーカーの初めての音は格別ですね。さらに好みの音に調律できた時の感動はひとしお。 ただのテレビがコンサートホールの演奏になる夢をちょっとだけ叶える自作の醍醐味です。
※動画中でスピーカーの音を鳴らしておりますがビデオカメラのマイクがあまり良くないのでノイズが乗っております。実物は綺麗に鳴りますよ~

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 テレビ用のサウンドバーが欲しいと考えた投稿者のsleepyさん。

 スピーカーユニットがあったので自作することにしました。

 まずはどんなスピーカーが欲しいのか、方針を決定。

 図面を引いて、材料を購入したら制作開始です。

 スピーカーボックスは木で作ります。メインは杉材です。

 ただし正面材はアカシア集成材にしました。硬い材の方が音が良くなると言われているからです。また、アカシアは心材と辺材のコントラストが強く、見た目のインパクトもあります。

 スピーカーユニットを入れる丸い穴は丸穴用の工具で。途中まで切ったら裏返し、最後の一息を裏側からすると綺麗に取れるそうです。

 仮組みして高さなどの誤差を修正したら接着。正面材はこの段階では接着しません。

 塗装は煮立てたエゴマ油でのオイルフィニッシュ。木目が美しく仕上がること、素人でも失敗しにくく、経年劣化時に上塗りができることが魅力だそう。

 内部ケーブルにターミナルのはんだ付けとファストン端子を圧着したら、ターミナルを組み立て。スピーカーボックスに取り付けます。

 正面板を紐で固定し、音出しの準備が整ったらチューニングです。

 チューニングで変更できるのは2点。「パッシブラジエーターの材質と重さ」と「吸音材の量と材質と配置」です。机と共鳴しているのに気づいたので、クッションを引いて取り直し。

 最適解を求める中、sleepyさんがつかんだ傾向です。それまでの説明から急に文字が小さくなり、スピーカー沼の深さの片鱗が感じられます。

 調整の結果、密閉型のスピーカーにすることや吸音材の貼り方を決め、仮組みだった正面材にボンドを塗って接着しました。

 さらにユニット保護用の金網やアカシア材の脚を取り付けて……

 サウンドバー風スピーカーの完成です!

 脚により、少し角度が付けられています。

 当初の方針通り、テレビ前にコンパクトに置ける作品となりました。スピーカーを鳴らすと弾むような音が聞こえてきます。ビデオカメラのマイクがあまり良くないためノイズが乗っていますが、実物は綺麗に鳴るそうです。

 「自分で作ったスピーカーの初めての音は格別で、好みの音に調律できた時の感動はひとしお」とsleepyさん。ぜひ動画で制作過程や作品の詳細をご覧ください。

視聴者のコメント

・うぽつです。お久しぶり!
・すごい
・おつです
・88888888

▼動画はこちらから視聴できます▼

サウンドバーっぽいスピーカーを作ってみた

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