“実在しない駅”への入り口? 大阪の謎スポット「竹島東口」を訪れてみた
今回紹介したいのは、ハロゲン木下さんが投稿した『実在しない駅に行ってきたよ!_JR東西線「竹島東口」(大阪市西淀川区)【ソフトウェアトーク日帰り旅行祭】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
昨日この企画の存在を知って、今日出かけてきました!押忍!
ちなみにBGMの曲でボカコレ参加しました!(sm41192377)
大阪市西淀川区に存在する珍スポットを訪れたという、投稿者のハロゲン木下さん。
一見何の変哲もない駅の入り口に見えるのですが、こんな駅は存在しないそうです。
場所は尼崎の少し東。JRの路線図を見るも「竹島」の名前はありません。
ではここは一体何なのか。その答えを探るため、地下道の奥地へと向かいます。
途中、JR東西線であることはわかりましたが駅名は見つからず。改札の奥の切符売り場で確認することにします。
切符売り場の路線図で赤く強調された「加島」の文字。竹島東口はJR東西線の加島駅の出入り口でした。
どうしてこんなことになったのでしょうか。まず、この辺りはJR東西線を挟んで北が淀川区の加島、南が西淀川区の竹島という地名です。そしてJR東西線は計画時点では片福連絡線という仮称で、この駅は「竹島駅」という仮駅名でした。
しかし開業直前の1996年に正式な駅名は「加島駅」に決定(開業は1997年3月8日)。具体的にどんなやり取りがあったのかは公式の記録が無いので不明ですが、とにかく駅の出入り口の名前として「竹島」の名は残ることになったようです。
東京駅の八重洲口や大阪駅の桜橋口と同じようなものだと思えばわからなくもないとハロゲン木下さん。
ただ、この駅の場合は駅の南側にはもう1つの出入り口である「竹島西口」があるだけで、加島という表記が一切見当たらないことに圧倒的を配慮を感じる、とも。
色々と事情がありそうな謎の出入り口「竹島東口」はJR神戸線の下りからよく見えるそうです。そのため「神戸線ユーザーの中には気になっていた人もいるのでは?」というハロゲン木下さんの言葉に、「はい私です」「俺じゃん」「うん」などの視聴者のコメントが寄せられています。
視聴者のコメント
・普通の駅に見えるわね
・どういうことなの!?
・紛らわしいなw
・闇が深い
・配慮どころか混乱するじゃねーか
・気になってたこのえき
・興味深い
▼動画はこちらから視聴できます▼
『実在しない駅に行ってきたよ!_JR東西線「竹島東口」(大阪市西淀川区)【ソフトウェアトーク日帰り旅行祭】』
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