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11月8日は皆既月食! 月食はなぜ赤く見えるのか、今月の流星群の見頃はいつなのか「11月の天体ショー」を詳しく解説してみた

 今回紹介したいのは、スカイ三平さんが投稿した『【ゆっくり解説】皆既月食を見よう! 月刊やさしい天文情報2022年11月版』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

二十四節気上で冬が到来 皆既月食を見るチャンス! なぜ皆既月食は赤いのか? 赤く見える仕組みを解説 今月は流星群が3つもある! 流星群の見頃を解説

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 11月7日の立冬で暦の上では冬になりました。そんな11月にはいくつもの天体ショーがあります。

 まずは11月8日の皆既月食。日本全国で赤く染まった月を見ることができます。

 月食がうっすらと影に覆われる半影月食が17時頃はじまり、17時40分頃には月の半分くらいがうっすらとした影がかかり明暗がわかりやすくなるそう。18時9分頃に本格的な影に覆われはじめて19時16分頃にはすっぽり影の中に収まって赤黒い月が見えるとか。

 月食は太陽と月に地球が入って太陽光を遮ってしまう現象で、赤黒く染まるのは皆既月食だけで起こります。月が影の中にありながら見えている理由は、地球大気が太陽光を屈折させて届けているからです。このとき青い光は大気中の塵などにより散乱してしまい届かず、波長の長い赤い光は多少散乱して弱くなるも届いて月が赤黒く見えるとのこと。

 夕方の空が赤く見えるのは地平線方向から入る光が大気中を長く通過するから青色が散乱しているからで、似たような理由ですね。

 月食の明るさは影の中心に近いほど暗くなります。今回は中心からちょっと外れるのでその分暗くならないそうです。

 他に、月食の色合いは大気の状態によって影響を受け、その明るさをダンジョンスケールという数値で表します。

 1991年6月のフィリピンのピナツボ火山が噴火した2年後は、ダンジョンスケールが1という暗い月食になりました。

 今年1月にはフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の爆発がありましたが、5月の南北アメリカやヨーロッパでの月食はダンジョンスケール3だったので、噴火のタイプにより火山の影響がほとんど無いことも。

 また、月食は肉眼でも十分見れますが双眼鏡で大きく見るのもいいです。ただし月が明るいうちから見るとまぶしく感じることがあるので、短い時間で終えて、しばらく目を休めてから使います「もし痛みを感じたらもう使わない方がいい」とスカイ三平さん。

 11月のもう1つの天体ショーは、9日に天王星が衝の位置になること。地球から見て太陽の反対側にあることです。この位置だと日没後に地平線から出てくるのでとても見やすくなります。

 ただし天王星は肉眼でギリギリ見えるかどうかの6等級なので、双眼鏡か望遠鏡でないと観測は厳しいそうです。また、双眼鏡の場合は早くても12日の午後10時30以降がいいとのこと。9日は満月に近い明るい月が近くにあるので邪魔になります。そのため月と離れた12日くらいからがいいのと、大気による減光を防ぐためになるべく高くのぼる時間がいいのでその時間がいいそうです。

 また、11月はおうし座流星群としし座流星群もあります。ただしどちらも1時間に1個見れたらいい流星群とのこと。

 おうし座流星群は北と南があります。南は9月の終わりから11月の終わりにかけてダラダラと続くので極大日らしい極大日がそもそも無く、北も同様にピークが無いそう。それでも無理やり言うならば極大日はおうし座南流星群が5日から6日で、北は12日から13日。そのため見たい方は南と北のピークが重なる10日くらいを目安にしてくださいとのことです。

 通常は1時間に1本程度のおうし座流星群ですが、たまに北も南も活発になる年があり、周期的にはそれが今年に該当するとか。そのため普段より流れる星が多かったり大きな火球が見れる可能性もあります。ただしそれでも少ない方なので余り期待はしないでとのことでした。

 そしてしし座流星群は33年周期で大出現する流星群。次の大出現は2031年以降なのでまだまだです。通常は1時間当たり1個見れるかどうかですが、毎年大きめの火球が見れるのが特徴とのこと。

 見頃は18日の0時から夜明け前にかけて。ただ、極大時間は午前8時で明るい時間なことや当日は半月が上がっているので、観測条件は余り良くないようです。

 しし座流星群の2001年大出現は凄く、10秒に1個だったぺーつが突然毎秒流れる大流星になったとか。空一面が青く光るような流星(火球)もあったそうです。特に感動だったのは放射点を中心に同時に4方へ流れる星を見た時。「あの時の興奮は今でも忘れられない」と語るスカイ三平さんでした。

 しし座流星群の大出現は早くて2031年、周期通りなら2032年です。ぜひ見たいですね。

 スカイ三平さんによる、ゆっくり霊夢と魔理沙が解説する11月の天体ショー。月食の仕組みや天王星や流星群についての解説の詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください。

視聴者のコメント

・もう11月か…
・今回は天王星食も同時だから楽しみ
・赤い月よく見てたけど、こういうことなんだ
・月まで届いた夕焼けだな
・あれ凄かったよな 一生分の流れ星をまとめて見たかと思った
・星降る流星群、皆既日食、オーロラは見てみたい三大現象だけど難易度が高い
・星降る状態は凄いなあ

▼動画はこちらから視聴できます▼

【ゆっくり解説】皆既月食を見よう! 月刊やさしい天文情報2022年11月版

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