ジャンク品の「キハ20」をTNカプラーでディテールアップ! 暗黒ブラックの特性を生かした塗装でモーターケースの悩みも解決!
今回紹介したいのは、リッド(川嶋信慶)さんが投稿した『【鉄道模型】ジャンク品のKATOのキハ20をTNカプラー化する【ゆかマキのつれづれ模型びよりpart15】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
KATOのキハ20をジャンク品として入手したので、トミックスのTNカプラー化した上で ウェザリングを施しました。 レイアウトもかなり整ってきて、走行風景も見栄えが良くなってきました。
ジャンク品で入手したKATOのキハ20を加工します。2013年に再版されたものですが、ボディの金型は40年以上前のものを引き継いだロングセラー商品。ライト類が点灯しないものの扱いやすく、初心者向け商品の1つだそう。また、この青とクリーム色の旧国鉄色はレアだそうです。
車両の走りは問題が無かったものの、片方の台車からカプラー(連結部)受けが切除されていること、床下機器が艶アリの黒で塗装されていたので、これらをメインに手を加えます。
塗装については分解せず、マスキングテープて処理することにしました。
台車については連結器周りのディテールが無くさみしいので、残っている方のカプラー受けも外してトミックスのTNカプラーに連結器を交換します。こちらもマスキングテープを巻いておきました。
サーフェイサーのあと明灰白色で塗装し、フラットブラウンをベースにした錆色で塗装して組み上げたものがこちら。
ここでターナーの「暗黒ブラック」が登場。タンク同士の隙間部分に塗ることで、モーターケースが目立たないようにする狙いです。
さらにスミ入れで陰影を強調。ボディにはより薄め、軽い汚れの表現でとどめました。
ここでTNカプラーの取り付け。連結器周りのホースなどがあらかじめ造形されているので、旧製品を手軽にディテールアップできます。
取り付けできるように大胆かつ丁寧にカット。必要な部分だけを残しました。
台車の干渉分もカットしたら、ゴム系接着剤で貼り付け。
接着剤の硬化後、TNカプラーや台車枠の錆汚れを強調し……
キハ20の完成です! 連結器周りの密度が上がり、正面顔が一気に引き締まりました。
床下機器の暗黒ブラックでの塗り分けも違和感なく影と馴染み、モーターケースが気になりません。「暗黒ブラックをはじめとした、無反射塗料の使い道がようやくわかった気がします」とリッド(川嶋信慶)さん。
動画終盤は走行風景です。
完成したばかりのキハ20がレイアウトを駆け巡る姿を様々なアングルから楽しめます。
加工の詳細、走行の様子に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。
視聴者のコメント
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・丁寧やねぇ
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▼動画はこちらから視聴できます▼
『【鉄道模型】ジャンク品のKATOのキハ20をTNカプラー化する【ゆかマキのつれづれ模型びよりpart15】』
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