サツマイモは痩せた土地でも育つのはどうして? その理由や利点、そして問題点までを解説
今回紹介したいのは、松メルガさんが投稿した『【ゆっくり解説】さつまいもは痩せた土地でもバリバリ育つ…が、それってどうして?』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
根粒菌の見た目はマジでアレなので、ググるのは自己責任で… 人によっては根菜と変わらなくね?と思うかもしれませんが
焼いただけでも美味しいサツマイモは、ビタミンや食物繊維を多く含む栄養豊富な野菜です。
そして栄養の少ない痩せた土地でもよく育ちます。
これはサツマイモが窒素固定菌と共生しているからです。
窒素固定菌として有名なのは、主にマメ科の植物と共生している根粒菌。
根粒菌の行っている作業は「窒素固定」と言い、反応しにくい窒素分子を反応しやすい窒素化合物に変える働きをします。こうして、植物にとって必要な栄養素である窒素が栄養にしやすい形で供給されるわけです。
そのため痩せた土地に豆を植えれば周囲に窒素が供給され、土地が豊かになります。身近なマメ科の植物のクローバーが栄養の少なそうな土地でも大繁殖できるのはこの根粒菌の力によるものです。
そしてヒルガオ科のサツマイモも、マメ科と同じように窒素固定菌と共生関係にあります。これにより他の植物が育たない土地でもよく育つという利点がありますが、1つ問題もあります。
それは栄養豊富なため育ちすぎるということです。結果、味が落ちたり収穫量が減るといったことが起きます。あくまで人間にとっての不具合だけどね、と話す松メルガさんでした。
興味深いサツマイモと窒素固定菌の話。解説の詳細に興味を持った方はぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・へーそれは初耳だ
・ああ、だから休墾している土地でクローバー育てんのか?
・クローバーを植えて畑や牧草地を休ませる、ってそう言うコトだったんか
・勉強になった
・おつ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【ゆっくり解説】さつまいもは痩せた土地でもバリバリ育つ…が、それってどうして?』
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