モーター2個搭載! 超速の「ミニ四駆」を開発してみた ギヤ比とセッティングで凄まじい走行を見せ「これは速い」「すげえ迫力」の反響
今回紹介したいのは、アズパカさんが投稿した『2モーターの速さを証明する為に開発されたマシン』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回色々考察したけど間違ってたら申し訳ない!←予防線
以前4モーターのマシンを開発した投稿者のアズパカさん。
結果は1モーターより4モーターの方が遅い、というものでした。
複数モーターが遅い理由としてよく言われるものは3つ。
まず「重くなって遅くなった説」がありますが、モーター1個当たりが負う重量としてはむしろ軽くなっています。
次に「(モーター同士の)回転数が合ってない説」については、モーター間に大きな差がなければ負荷が減ることにより遅いモーターも速くなりそうです。
そこで「(モーターの)回転数が頭打ちなので速くならない説」が原因ではと考えました。
この問題は「適切なギア比での設計すること」で解消できそうです。
他の要素としては、1モーターにつき2個の電池を搭載しないと回転が弱く(遅く)なることも4モーターマシンの敗因でした。
そこでモーター2個、バッテリー4本、ギヤ比は高速型で設計します。この辺りの考察の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画でご確認ください。
コンパクトにするため、モーターは中心に配置。それぞれのモーターで前後のシャフトを別々に駆動することにしました。これは左右の駆動は繋がないと真っ直ぐ走らないけれど、前後の駆動は繋がなくてもちゃんと走ると考えたためです。
バッテリーはスペース的にモーターの横に。ホイールベース82mmでギリギリ収まります。ギヤ比は2.5:1に決めました。
3Dデータができたら印刷。
2モーターミニ四駆の完成です! タミヤのニカドバッテリーに注目した「まてバッテリーが懐かしすぎる」「子供の頃に見たタイプの電池だ」の声も上がります。
バンパー補強と横転対策バッチリのシャーシに使うボディはキーンホーク。
スイッチは無いので電極を差し込んで、テスト走行です!
3周タイムは4.5秒。これは速い。
ノーマルのマシンでの3周タイムは6.2秒。やはり2モーターの方が速いです。
ギヤ比やセッティングをそのままに、2モーターマシンを1モーターでバッテリー2個の状態で走らせたところタイムは5.4秒。完全ノーマルより速いものの、2モーターより遅いです。
これらにより「1モーターより2モーターの方が速い」との結論が出ました。
ここで検証は終了のはずですが、モーターを変えたらどうなるか気になるとアズパカさん。
そこでプラズマダッシュモーターを搭載しました。
走らせてみると、いきなりめちゃくちゃ速い。あまりの勢いでコース全体がぐわんぐわんと揺れています。
危険な状態で止めたいのですが、手を出すことができず「むり……どうしよう」とつぶやくアズパカさん。
電池が止まるまで放置しかないかと思われましたが、突然の停止。
振動で電極が抜けたためのようでした。凄まじいマシンですね。
“2モーターの速さ”を証明するためのマシン開発。丁寧な考察や検証に懐かしすぎるアイテムの登場や迫力ある走行と、短いなかに要素が盛り沢山です。ぜひ動画もお楽しみください。
視聴者のコメント
・これは速い
・すげえ迫力wwwwww
・コースが動き出したぞwww
・くそ笑うw
・カメラワーク最高
・キャッチ用のグローブも作らないとだな
▼動画はこちらから視聴できます▼
―あわせて読みたい―