海外の特級呪具!? 科学では説明不可能な“呪われたアイテム”5選! 「幽霊が取り憑いた人形」「ホープダイヤモンド」「バズビーズ・チェア」etc
今回紹介する、闇世界の扉【ゆっくり解説】さん投稿の『【ゆっくり解説】世界の呪われたアイテム5選』という動画では、科学では説明できないと言われる、世界の呪われたアイテムについて紹介します。
もはや科学では証明できない? 世界のいわくつきアイテム5選
魔理沙:
今回は世界のいわく付きアイテム5選を紹介する。1、呪いの宝石、ホープダイヤモンド。ホープダイヤモンドは45.2カラットの大きさで、世界最大級のダイヤモンドで、持ち主を次々に死に追いやる呪いのダイヤなんだ。
もともとは9世紀頃、インドのコーラルという街の川沿いの農夫が発見したダイヤで、ヒンドゥー教の寺院にあった女神シータ像の目として崇められていたんだ。ところが、1660年のある日、フランスの行商人ジャン=バティスタラ・ラヴァルニエがダイヤを盗み出したんだ。
霊夢:
盗みなんてしたらいけないのよ。バチが当たるわ。
魔理沙:
盗まれたことに気付いた僧侶は、怒って呪いをかけたんだ。するとダイヤモンドを盗んだ直後に熱病にかかって亡くなってしまうんだ。
霊夢:
盗みなんてするからよ。天罰がくだったんだわ。
魔理沙:
その後、フランスのルイ14世が手にすると、フランス経済が衰退し始め、次のルイ15世は天然痘で死亡。次のルイ16世と王妃のマリーアントワネットも、フランス革命で処刑されてしまうんだ。
霊夢:
あのマリーアントワネットも呪いのせいだったのね。
魔理沙:
実業家のヘンリー・フィリップス・ホープの手に渡ると、ホープ家は破産、その後、持ち主は何度も変わり、今ではスミソニアン協会に寄贈されて、国立自然史博物館で展示されているんだ。
霊夢:
博物館の人に呪いの影響がないか心配だわ。
魔理沙:
ホープダイヤは呪いのダイヤモンドと言われているけど、実は最初の所有者のジャンは寿命で亡くなっていたらしく、脚色されている部分も多いんだ。けれど、ホープダイヤに紫外線を当てると赤い光を1分以上も放つなど、謎も多いんだ。
2、座ると死ぬ椅子、バズビーズ・チェアー。この椅子の最初の持ち主はトーマス・バズビーという男性だったんだ。村一番の美女エリザベスと結婚したバズビーは、ある日、自宅に帰ると義父のダニエルがバズビーのお気に入りの椅子に座っていたんだ。
もともとバズビーとエリザベスの結婚をよく思っていなかったダニエルは、娘を家に連れて帰ると言い出したんだ。怒ったバズビーは義父のダニエルを絞め殺してしまったんだ。その後、バズビーはエリザベスと暮らしていた宿近くの十字路で、絞首刑になってしまうんだ。
その後、宿はバズビー・ソトゥープ・インというパブになって、有名な死刑囚の椅子があるとしてかなり有名になったんだ。
霊夢:
死刑囚が座った椅子なら、興味本位で一度座ってみたいわ。
魔理沙:
同じように興味本位で座った家具修理工のカーロ・パニーニが、1時間後に交通事故。簿記をしているアン・コネレターが30分後にエレベーターから落ちるなど、今までに死者は65人もいるんだ。
霊夢:
65人も居るなんて呪いは本物なんじゃない?
魔理沙:
今はサークスという町の博物館にあって、呪いを防ぐために天井から吊るされるように展示しているんだ。
霊夢:
私も少し座ってみたい気もするけど、よく考えたら私、おしりがないから座れないんだったわ。
魔理沙:
3、ルドルフ・ヴァレンチノの指輪。ハリウッドの人気映画スターだったルドルフは、1926年に31歳の若さで亡くなっているんだけど、その死期を早めたのがこの呪いの指輪だと言われているんだ。
霊夢:
本当にカッコイイわ。人気が出るのもわかるわ。
魔理沙:
1920年サンフランシスコの宝石店で、このタイガーアイの指輪に一目惚れし購入しようとしたんだ。しかし店主は「この指輪にはよくないジンクスがある」と言って売ろうとしなかった。けれど、店主を押し切る形で指輪を購入したんだ。
霊夢:
タイガーアイってかっこいいからね、金運アップにもなるし。
魔理沙:
1926年に指輪をはめて映画を撮影するんだけど、撮影が終わった3週間後、病に倒れてそのまま亡くなってしまうんだ。
霊夢:
でもまだ偶然の可能性もあるんじゃない?
魔理沙:
ルドルフの死後、女優のポーラ・ネグリに譲られると、その直後に病に倒れて長期療養になり、次の持ち主ラス・コロンボは銃の事故で死んでしまい、ラスの親友のジョーカジノが指輪を受け取ると、トラックにはねられて死んでしまうんだ。
霊夢:
偶然よ、偶然に決まってるわ。
魔理沙:
呪いはまだ終わっていない。呪いの指輪を盗もうとした犯人が、威嚇で撃った弾が自分に跳ね返ってきてしまい死亡。ルドルフの伝記映画の撮影でルドルフ役を演じた俳優が指輪をはめると、10日後に血液の病気で亡くなってしまい、偶然だけでは片付けられないんだ。
霊夢:
呪いがかかっているか、悪魔が取り憑いているとしか思えないわ。ここまで来ると処分するのにも困ってしまうわ。
魔理沙:
そう。処分に困ってしまい、今ではロサンゼルスの銀行の貸し金庫に預けられているんだ。
霊夢:
預けられた銀行も迷惑よね。
魔理沙:
4、呪いの人形ロバート。1904年フロリダ州のオットー家に仕えていた使用人が、オットー家の息子、ロバート・ユージーンに個性的な顔の人形をプレゼントしたんだ。
ロバートはとても気に入って、自分と同じ名前のロバートと名前をつけたんだ。一日中遊んだり話しかけたりと、朝から晩まで過ごすようになったんだ。
けれど、周囲の人たちはこの変わった顔の人形を気味悪がって、人形から薄気味悪い声が聞こえた、悪夢の人形だと噂するようになったんだ。
部屋が荒らされたり、花瓶が割れたりするたびに、ロバートは真っ青な顔で震えながら「僕じゃない、人形のロバートがやったんだ」と言い、ますます周囲の人は人形を怖がるようになったんだ。
霊夢:
人形が動いて悪さをしてるの? 『チャイルドプレイ』のチャッキーみたいだわ。
魔理沙:
やがて大人になったロバートは、有名な画家になってアンという女性と結婚したんだけど、大人になってもいつもそばに置いていて絵を描くときは一緒にアトリエにこもっていたみたいだ。
霊夢:
怪奇現象が起きる人形とよく一緒にいるわね。私だったら怖くて一緒には無理だわ。
魔理沙:
結婚後、人形を怖がるアンの気持ちを考えて、屋根裏部屋を人形の部屋にしたんだけど、ロバートが屋根裏部屋からじゃ眺めが悪いと言い出して、結局眺めの良い寝室に移動したんだ。
霊夢:
ちょっと待ってよ、普通に人形と会話しているじゃない。しかも寝室って一緒に寝るの? 怖すぎでしょ。
魔理沙:
外の景色を見れるように窓際に椅子を置いてそこに座らせていたら、外を通る人たちが人形が動いたり恐ろしい形相になるのを目撃しているんだ。1972年、ロバートが亡くなると人形は屋根裏部屋に放置され、妻のアンも亡くなると、そのまま家は売却されてしまったんだ。
霊夢:
家は売られてしまったけど、人形はどうなったの? まさか今もそこにあるとか?
魔理沙:
この家に新しい住人が引っ越してきたんだけど、この一家には10歳になる少女がいて、人形のロバートを気に入ってしまい、自分の部屋で一緒に過ごすようになったんだ。
少女は人形に襲われた、殺されそうになったと泣き叫ぶようになったから、今ではイースト・マーテロー博物館に引き取られていったんだ。
霊夢:
そのままにしていたら人形に殺されていたかもしれないわね。
魔理沙:
博物館に展示されている人形ロバートは、多くの観光客がロバートが動いた、声が聞こえたと証言してるんだ。
霊夢:
今でも呪いは続いているのね。処分したいけど処分したら何か起きそうで怖いわね。
魔理沙:
5、ツタンカーメンの呪い。紀元前14世紀、古代エジプトを収めた幼きファラオ。ツタンカーメンの墓は、王家の谷と呼ばれる場所にあるんだ。
霊夢:
聞いたことあるわ。確か10代で亡くなったのよね。
魔理沙:
1922年、イギリスのカーナヴォン卿の支援を受けたハワード・カーターに発見されたツタンカーメンの墓は、盗掘の被害はほとんどなく、有名な黄金のマスクなどほとんどの副葬品が無事だったんだ。
霊夢:
この黄金のマスク見たことあるわ。すごく有名よね。
魔理沙:
ところが思わぬ事態が起きたんだ。ツタンカーメンのお墓の発掘にかかわった人たちが、次々と急死しはじめたんだ。人々はツタンカーメンの呪いを噂するようになった。
霊夢:
私も自分のお墓を荒らされたら怒ってしまうわ。
魔理沙:
ツタンカーメンの墓の入り口には、偉大なるファラオの墓に触れた者に、死は、その素早き翼を持って飛びかかるであろうと書かれた碑文があった噂もあるんだ。
最初の犠牲者は支援を行い、お墓の開封もしたカーナヴォン卿だ。カーナヴォン卿は発掘の翌年、謎の熱病で亡くなってしまったんだ。
発掘に関わった考古学者のアーサー・メイス、墓の開封に立ち会ったアラン・ガーディナー、ジェイムズ・プレステッド、ハーバート・ウィンロックなど、1930年までに22人もの犠牲者でていて、生き残っているのはたったひとりなんだ。
霊夢:
22人もいるの? 関わった人が亡くなっているなんて、こんな動画作って解説した魔理沙も危ないんじゃない?
魔理沙:
死亡者の平均年齢は70歳以上で、実際に呪いと関係あるかは疑問な点もあるんだ。
霊夢:
そうなの? 安心したわ。
魔理沙:
世の中には科学では説明できないことはまだまだあるからな。霊夢も気をつけたほうがいい。
ときには理屈で証明できない、恐ろしい現象が起きるのものですね。解説をノーカットでご覧になりたい方はぜひ動画をご視聴ください。