『FF10』戦闘中の「同じ文字使用禁止」! ケアルを使うと”ア”ルテマ・”ケアル”ラ・シェ”ル”が使えない狂気の縛りプレイ
ゲームをプレイする様子を収録し、動画サイトに投稿する実況プレイ動画。
ニコニコ動画では最新作からゲームの歴史で見るような懐かしい作品。シンプルなプレイ動画から趣向を凝らした動画まで、さまざまなタイトルの実況プレイ動画が日々投稿されている。
今回紹介するのは実況プレイ動画の中でもニコニコ動画らしい目を疑うような企画に挑戦した動画。ディエルさん投稿の『FF10 禁句縛り その1 ゆっくり実況』だ。
この動画はなんと戦闘中に使用する技名やキャラクター名などの文字被りを禁止する縛りを設け『ファイナルファンタジーX』(以下、FF10)のクリアを目指すというもの。
今回はケアルを使用しただけで上位の”ケアル”ラが使用できないだけでなく、”ア”ルテマやシェ”ル”なども使用禁止となる狂気の縛りプレイ動画をご紹介する。
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一度使った文字は二度と使用できない“禁句”縛り
一度使用した“文字”が二度と使用できない特殊すぎる本シリーズ。まずは狂気的な禁句縛りについてご紹介しよう。
本シリーズの縛り対象となるのは『FF10』に登場するアビリティや魔法、アイテムにキャラクター名などに使用されている文字。
先にも少し触れているが、仮に「ケアル」を使用した場合はその後制限なしに「ケアル」が使用可能になる一方で、「ケ・ア・ル」が含まれる他の技は使用禁止。
上位魔法である「“ケアル”ガ」はもちろん、同じ文字を含む「“ア”ルテマ」や「シェ“ル”」も使えなくなってしまう。
また、この縛りでは「ポーション」が完全に禁句とのことで、使ってしまうと後のボス戦で使用する召喚獣と文字被りが発生し、詰んでしまうようだ。
ちなみに「たたかう・白魔法・黒魔法・召喚・技・アイテム・剣技・トリガーコマンド」といったコマンドの類と、一部のキャラクターは対象外。
一方で、難易度調整のためにリュック・調合・使う・銭投げの使用が制限されるほか、成長スフィアと召喚の使用にも一部制限が設けられている。
禁句の縛りが適応されるのは戦闘中、ボス戦のみではあるものの、「自爆」のような極端に被らない技や他の技を犠牲にしても使用するべき技の選別が重要となるようだ。
Part2で初の禁句。主人公の必殺技を代償に補助魔法を取得
序盤の判断が終盤まで影響する禁句縛り。ここからはプレイの様子を覗いてみよう。
執筆時点でPart9まで投稿されている本シリーズだが、初めて禁句が生まれたのはPart2、トロスとの戦闘だ。
通常のプレイであれば苦戦する相手ではないが、本プレイではリュックが使用できないだけでなく、ポーションも使用不可。
回復が出来ず、近距離での戦闘しかできないティーダだけで、トロスのHP2200を削りきらなくてはならない。
動画では禁句を追加しない状態で一度挑んでみたものの、HPの半分も削らないうちにゲームオーバー。何かしらの開放が迫られた。
序盤も序盤の戦いということで、トロス戦だけでなく終盤まで使えるものを開放したいディエルさんが選んだのは……。
本シリーズだけでなくFFシリーズの縛りプレイではお馴染みの補助魔法「ヘイスト」。
手数を増やすことが出来るヘイストは、本作では最重要と言っても過言ではない補助魔法。この場を乗り切るだけでなく、今後も見据えた妥当な判断だが、禁句の適用によりティーダのオーバードライブが使えなくなってしまった。
必殺技を犠牲にヘイストを習得し、挑んだトロス戦はHP5を残してのギリギリの戦いの末、無事勝利。
開放したヘイストの効果と、HPを微量回復するトリガーコマンドを使用する判断で見事トロスを突破していた。
Part2でのヘイスト開放以降、じわじわと禁句を増やしながらも順調に攻略を進める本シリーズ。中盤となるPart8ではまさかの縛りを追加しており、今後の展開にも注目。
キャラクターに魔法、アイテムあらゆる文字を縛る禁句縛り、その行方をぜひチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
FF10 禁句縛り その1 ゆっくり実況
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