ミニ四駆に“マイコン”を搭載してみた! 『爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP』のグランプリマシンを思わせる走行に「すごい」の声集まる
今回紹介したいのは、アズパカさんが投稿した『ミニ四駆にマイコンを搭載すると…』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
GPチップ欲しい!
投稿者のアズパカさんが3Dプリンターで作成したラジコンミニ四駆です。
良い走りを見せたのですが、開発の目標は『爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP』のグランプリマシン。学習機能を持ったGPチップによりマシン自身が状況を判断し走行するミニ四駆です。GPチップは手に入りませんが、似たようなシステムを作りたいと考えました。
まずは何かしらのセンサーでコースの壁を検知させます。
次にGPチップの代わりにマイコンでセンサーからの信号を基に演算し、モーターの出力をコントロールすることにしました。
ただし電池2本の電圧は3Vで、多くのマイコンは5Vで動きます。 そこで昇圧回路を使うことに。
さらにマイコンの出力ではモーターを直接動かすことはできないので、デュアルモータードライバで動かします。
基板が揃いました。センサーのテストから始めます。
テストをしたところ、「連続的に距離を測る」のではなく、「設定した距離以内に物体があることがわかる」センサーであることが判明。
反射した赤外線の距離を測るため、余分な箇所を大胆にカットして距離が測れるようにしました。
他の基板とモーターはモーターマウントに接着。
3Dプリンターでソケットを作った、センサー付きバンパーを取り付けて……
ミニ四駆「GP-1 マイコンスペシャル」が完成! 制作では地味にはんだ付けが大変だったそうです。
ボディは『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』サイクロンマグナムを使います。
試しに壁を検知したら壁と反対側の出力を0にする走行用のプログラムを作りました。プログラミングが苦手なのでビジュアルプログラミングで行っています。
いよいよテスト走行です。
すると壁を曲がり切れず突き抜けてしまいました。
そこで内側のタイヤにブレーキをかけるようにプログラムを修正。
マシンはカーブを曲がり、「すごい」と称賛のコメントが寄せられます。
左コーナーも見事クリアしました。
プログラム次第でもっと滑らかに走行できそうなので、少しずつアップデートしていきたいと語るアズパカさん。その改造の詳細や実際の走行に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・すご過ぎない?
・マジでおぉ!って声出た
・とんでもない時代になったな…
・サクっとすげぇことしてる
・いやこれほんっとすごい
・改良していけば壁走りやドルフィンシステムもできるようになるのかな
▼動画はこちらから視聴できます▼
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