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『ガルパン』マリーの愛機「ルノー FT-17」をフルスクラッチで作ってしまう猛者あらわる! 回転する砲塔やフィギュア搭乗も可能なこだわりに注目

 今回紹介するのは、kohzuさんの投稿した『【ラジコン】1/7 ルノー FT-17をフルスクラッチしてみた【戦車】』です。

投稿者メッセージ(投稿説明文より)

ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!

どうせやるならデカいことやろうぜ!
祝☆最終章第3話公開。

そろそろ全部金属で溶接して作りたくなってきた。


 kohzuさんは、これまでにも戦車プラモデルのラジコン化や、フルスクラッチの動画を投稿しています。今回の動画も高い技術力が余すところなく発揮されています。

『ガールズ&パンツァー』の祖父江マリーを乗せて悠然と走るルノーFT-17。

 1/7スケールの祖父江マリーのフィギュアが発売されたことをきっかけに、彼女が駆るルノーFT-17を1/7スケールで自作することを決意しました。
 すでに「狂気じみてるよ(褒め言葉)」とのコメントも。

 1/35モデルをもとに、各パーツをを5倍にして制作していきます。

 使用するのはメートル単位で注文した板。大型ともなると、もはやプラバンでは足りないそうです。

 リベット用の穴を最初に開けてから車体の底から組み立てていきます。

 操縦手のハッチは電源などのスイッチにアクセスするために可動式にしました。

 実写に合わせて着脱式にする尾橇(びぞり)。橇(そり)部分は板をお湯で温めて曲げて形成するそうです。

 リベットや実写に合わせた着脱式の尾橇と、外観の高い再現度にこだわってきました。エンジンルームのハッチは、パッケージ絵にも使われるぐらい映えるデザインです。これも忠実に再現しました。

 マフラーは煙を出すためにパイプを通します。「そこまでやるの?」とのコメントも

 負荷がかかりそうなサスペンションは金属で作成していきます。

 プラモデル同様、苦労するのは車体の足回り。言うまでもなく左右対称のパーツが必要になり、リベットも左右に施していきます。

 自作戦車で最も大変な覆帯(キャタピラ)を作っていきます。組んでみて上手くいかなければやり直しになります。原型から作り直し、複製してを繰り返すそうです。しかし達成できたときの感動は大きいとのこと。

 覆帯の各パーツが上手く噛み合って走行に成功したら、活字合金・ホワイトメタルの金属で作り直していきます。重量約3キロになりました。

 最後はいよいよ砲塔作り。大きさの異なるバケツを重ねて、その隙間にレジンを流し込み凹型の塊を作ります。

 アクションサンダー(空圧式研磨機)で整形して、砲身を作ります。

 昇降機能や後退機能、なんと発泡煙機能を搭載! 出来上がりが楽しみです。

 君のために作ったんだから、絶対に砲塔には祖父江さんを乗せたい! しかしそのままだと足が邪魔になってしまって乗せられることができないとのこと。そこで膝に関節を付けて自由に曲げられるようにしました。さらりと紹介していますが、とんでもない技術です。

 塗装を施して完成です。祖父江さんもご満悦!

 全幅250mm、全長715mm、全高310mm、総重量9000g以上。煙を出しながら威風堂々と走行するルノー FT-17が完成しました。

視聴者のコメント

バカじゃねぇの(称賛)
見いるなぁ
芸が細かい
野生のプロw
ただ凄いとしか言いようがない

▼動画はコチラから視聴できます▼

【ラジコン】1/7 ルノー FT-17をフルスクラッチしてみた【戦車】

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