「どんなポスターでもダサくするパワポ術」がこれだ! 可読性ナシ、統一感ナシ、情報量が渋滞した最悪のデザインを作ってみたよ
今回紹介するのは、ラムダ技術部 / Yoideaさんの投稿した『【誰も教えない】ポスターをダサくする4つの方法』です。
投稿者メッセージ(投稿説明文より)
宣伝や広告用のポスター資料をダサくするテクニックをお伝えします。
シンプルな文字だけでもダサくできる方法を4つ選んで解説してみました。
このスキルは煩わしい仕事を減らすのに役立ちます。
ラムダ技術部 / Yoidea さんは以前にも『【誰も教えない】ダサいスライドを作る方法7選』で、ダサいパワポを作る方法を指南していました。今回はポスターをダサくします。
素材はこちら。学習塾のポスターです。……どこかで見覚えがありますね。シンプルでまとまりのあるこのポスターを、たった4つの方法でワンランク上のダサさに仕上げていきます。
ポイント①奇抜なフォント
素材の「なんで、私が信大に!?」の文字はシンプルな明朝体。知的な雰囲気が出てしまっています。
ダサさを求めて創英角ポップをチョイス。どこかのスーパーでおなじみのこのフォントは、使いすぎると気の抜けた雰囲気を演出できるそうです。
小さな文字を明朝体にすることで、可読性の悪さが実現します。
②見出しの過剰装飾
過剰な装飾はダサさの定番です。初期設定にある装飾を使ってダサくしていきます。
塗りつぶしにグラデーションを選択肢したり、分岐点を増やしたりして、これでもかと色を乗せていきます。
文字に輪郭をつけて3D回転を入れることで、更に仰々しくなります。
背景を白にすることで装飾文字のヤバさが際立ってきます。極めつけに文字を変形させてみます。「逆に新しくない?」とのコメントも寄せられています。
適当に選ぶととんでもないことになるので、この辺りで落ち着かせます。現実的なダサい見出しになりました。
③不適切な配置と大きさ
ジャンプ率と呼ばれる文字サイズの比率を低くしていきます。今は7:5の見やすい比率になってしまっています。
ジャンプ率を1:1にしました。一体何を強調したいのか、分からなくすることができます。
まだまだいきます! 行間を狭めることで、格段に読みづらくなります。
さらに文字配置をバラバラにして、謎の強調を入れることで、要点を理解しづらくできます。
④統一感のないシェイプ
ここまでしても、まだまだダサさが足りないとのこと。
文字を囲っている枠(シェイプ)は、統一感があって困りもの。支離滅裂なシェイプへ変更していきましょう。
長方形で統一されていたシェイプを「吹き出し」や「爆発」にしてみました。「爆発」も微妙に形が異なり、統一感を回避。
シェイプ内の色の統一感も気になってしまいます。背景色をバラバラにして、なんならグラデーションなんかも使ってしまいます。
更に背景装飾も入れてみます。背景選びのポイントは、なんの脈絡もなく情報量の多いものであること。
遂にダサいポスターの完成です。誇らしげなBGMが流れ、今すぐダサいポスターづくりにチャレンジしたくなります。
動画ではMicrosoft OfficeのPowerPointを使っていましたが、WPS Officeでも作成可能とのこと。なんとMicrosoft Officeよりも低価格で使用することができるそうです。
視聴者のコメント
(前回のパワポの)続編を待っていた
ワンランク上なのか、下なのか
でもちょっと許せる
デザイン四原則を破壊せよ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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