ハードディスク、モーターなど電子機器で合奏してみた! カタカタ動く機械たちの名演に「技術力やば」「耳が幸せになる」「ワクワク感がすごい」の声
今回紹介するのは、Nch-MOSFETさんが投稿した『柴又』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
HDD8台 ステッピングモーター11台 ソレノイドパーカッション(自作) ラジカセに付いていたソレノイド3個を使って柴又を演奏させてみました。
ハードディスクやステッピングモーター、ソレノイドなど、本来楽器ではない電子機器をたくさん使って自動演奏する動画が注目を集めています。曲は『柴又』。
配線が鬼のようになっています。
『柴又』は、東京都葛飾柴又を感じるテクノ風の曲です。最初に鳴り響くのは踏切のカンカンという音。割りばしでグラスを叩く装置で再現します。耳に残る不協音が本物そっくりです。
飴切りの“カタカタカタカタ”という音をマネする装置もつくられています。歯車に接続されたハンマーが細かく動きます。
主に旋律を奏でているのはステッピングモーター。回転スピードを制御できるモーターです。速く回転させれば、発生音の音程があがります。これを利用してメロディーにしています。
紹介した動画は、『柴又』をアレンジした作品。原曲は、2012年に「柴又宵まつり」の事前PRとして行われた「おいでよっ!MAD(マッド)コンテスト」関連のものです。
MADとは映像と音を合成して作られたもの。コンテストは、ニコニコ動画にアップされた柴又の映像を元にしたMAD作品を募集するものでした。同曲はコンテストには参加しなかったものの、後に知られるようになりました。
再現はとてもていねいです。原曲では「おいでよっ!柴又」と言っている人の“た”を取り出している箇所は、ハードディスクで再現されています。
動画は5分55秒とフルバージョンで収録されています。技術力にも目を見張りますが、音楽としても楽しめる作品です。
視聴者コメント
えっなにこれは…
すんげ―!
技術力やば
これは良い柴又や…
配線がもうすごいなw
文/高橋ホイコ