汗&ヨダレまみれの“ヘブン顔ねこ”が江戸グルメを堪能する漫画が最高に汚いと話題に
漫画にコメントを付けて楽しむことができるサイト『ニコニコ静画』にて配信中、作者:木村わさびによる猫×江戸×グルメのコメディ漫画『めしねこー大江戸食楽猫物語ー』(別館月マガ・講談社)をご紹介。
『めしねこー大江戸食楽猫物語ー』ってどんな漫画?
屋台文化が花開いた江戸時代。男女差別が激しい江戸では女の料理人は少なかったという。
そんな中、腕に覚えのある女料理人が天ぷらの屋台を始める。なかなか客が来ない彼女の屋台にやってきたのは1匹の猫だった。
「女の料理に銭は払えない」その言葉に悔しがる女料理人を尻目に、「サクサクサクサクサク」と軽やかな音を立てながら、天ぷらを盗み食いする一匹の猫。
困り顔で美味しそうに天ぷらを食べる猫を見て、「どうせ捨てるから…食ってくんな!」と女料理人は次々に余った食材を揚げていきます。
ごちそうを無心で頬張る猫。江戸の街に響き渡る、心地よいサクサク天麩羅サウンド。それに気づき、思わず歩みを止める民衆……。
「なんだい、ずいぶん美味そうに食ってるじゃないか…」
その「美味そうな食べっぷり」とやらがコチラ。
「ぶじゅう」「ボタボタぼたあああ~」「ぴちゅちゅあ~ん」
グルメコメディ漫画『めしねこ』見せ場の一つである、猫が食事をする一コマ。これが食べ方も表情も擬音もとにかくめちゃくちゃ汚い。
『めしねこ』を読んだ人達からはこんなコメントが。
ただただ汚い
きたねえwwwww
きたない(確信)
いくらなんでも汚い
汚いし猫が可愛くない
といったように、コメントの大半は「汚い」で埋め尽くされています。が
この漫画に寄せられる「汚い」は批判的な意味ではなく“愛情なんだなぁ”ということが分かるコメントがコチラ
汚すぎて好き
この汚さがいいんだよ!!
汚いのがクセになる漫画
汚ねぇけど美味そう
最高に汚い(ほめ言葉)
「汚い」=「ほめ言葉」という事が分かって頂けたのではないでしょうか。
そしてそして、ここまで汚さ(ほめ言葉)をメインに紹介してきた『めしねこ』ですが、物語りの最後には素敵なドラマが……。
さっきまで閑古鳥が鳴いていた屋台に集まる沢山のお客さん。「江戸いちばんの天ぷらだぁ!!」の声に思わず涙ぐむ女料理人。江戸をさすらう一匹の猫から生まれる人情ドラマ。これもまた『めしねこ』の見せ場の一つです。
「江戸のグルメなまねき猫 猫が食えば幸せがやってくる」
二話目以降では“お団子”や“ドジョウ汁”をお得意のヘブン顔で食べる回が掲載されています。
あなたもこれを機に『めしねこ』を読んで「汚い」とコメントしてみてはいかがでしょう。(了)