ドワンゴ喫煙室で議論する“行き過ぎたタバコ規制”森永卓郎「タバコを吸ってはやく死のう」
2020年東京五輪・パラリンピックへ向け、喫煙者に対する風当たりは日々強くなっているなか、日本の禁煙政策について経済アナリストの森永卓郎さん、ジャーナリストの山路徹さん、評論家の栗原裕一郎さんが元アナウンサーの山森貴司さんの司会で、徹底的に語ります。
タバコを吸う方が国家の為になる!?
山森:
本日、5月31日(放送時)は『世界禁煙デー』ということで、WHO(世界保健機関)が設定している“禁煙を推進する為の記念日”として、国際デーの1つとなっています。
森永:
何の為にそういう事をするのか、全く理解できないんです。だって、別にいいじゃない! 人に迷惑かけないで、バンバン吸ってくれれば、社会保障も確実に良くなるわけですよ。厚生労働省の研究班の調査によると、タバコを吸うと寿命が(非喫煙者と比較して)縮むんです。でも逆に言えば、その分の年金を支給しなくて済むんです。
森永:
タバコを吸うと「医療費がかさむ」という事を言う人がいるんですけれど、いずれにせよ、死ぬ直前の終末医療は医療費がかかるんです。タバコを吸って、若い年齢でがんになる人もいるんですけれど、年齢が高まるほど医療費はいっぱいかかる。その分の医療費を考えたら、絶対に非喫煙者の方が医療費が大きいはずなんです。
山森:
統計によると、2人に1人は喫煙者だろうが、非喫煙者だろうが、最終的にがんで亡くなるという話がありますよね。そうすると、健康被害とかいろいろ言われているのは、何なんだと思っちゃいますよね。
森永:
一度、厚生労働省に「“タバコを吸って、早く死のう。社会保険庁”っていうポスターを、ノーギャラで出るので作りませんか」って直談判したことがあるんですよ(笑)。
一同:
(笑)
森永:
そうしたら、厚生労働省からつまみ出された(笑)。
山路:
禁煙率は高くなっているのに、がんの死亡率は高くなっているんですよね。その矛盾って、よく分かんないですよね。
森永:
完全に逆走してますよね。
山路:
何でもかんでも我々喫煙者は「ダメだ」って言われるだけで、もっと細かく分析していったらいいのにね。