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幼女×スライムのコンビが愛らしすぎ。『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』過酷すぎる運命を背負うロリっ娘の旅路を応援せずにはいられない

 今回ご紹介するのは、ひたむきで最弱な幼女と、最弱スライムのコンビが愛くるしくてたまらない“小説家になろう”発の人気作。

 ニコニコ漫画の「comicコロナ」にて連載中の『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』(原作:ほのぼのる500先生、漫画:蕗野冬先生、キャラクター原案:なま先生)では、そんな最弱のふたりが異世界でたくましく生きていく姿が描かれます。

 過酷な運命を背負う主人公は、唯一テイムできた弱小スライムとの冒険の中で何を見いだすのでしょうか。

ニコニコ漫画『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』エピソード一覧

過酷な運命を背負わされた幼女

 本作の主人公は、アイビーという10歳にも満たない幼女。

 “テイマー”のスキルを持つ彼女は、偶然出会って手懐けたスライムに“ソラ”と名付けることになるのですが……。

 アイビーがそんな冒険の序章にたどり着くまでのあいだには、幾多の苦難がありました。

 5歳になってスキル判定を受けた彼女は、自身が“テイマー”の能力を持つ“星なし”であることを知ります。

 “テイマー”は動物や魔物と心通わせ使役できる便利スキルなのですが、肝心のスキル評価が“星なし”となるとテイム可能な存在はほぼゼロ。

 しかも、第2スキルにいたってはまさかの発現なし

 そもそも“星なし”自体が非常に珍しいことで、加えて大多数の人々がスキルを複数持つこの世界において、彼女は明らかなる“落ちこぼれ”だったのです。

 この一件以降、両親から冷たくあたられるようになり、5歳児にして居場所を失ってしまうアイビー。

 彼女のようないたいけな幼女が、いったいなぜこれほどの絶望を背負わねばならないのか……。

人里を離れたくましく成長するアイビー

 スキルが使い物にならなければ頼りになる大人もいない、持たざる者のアイビー。

 そんな彼女がこの世界で生き抜くために、まず始めたことは体力づくりでした。

 森の中を走り回るのと同時に、植物などと触れ合いながら少しずつ成長していくアイビー。

 「早く準備を整えなくては」「覚悟を決めろ」と頭の中で語りかけてくる声は、彼女の中にかすかに残っている前世の記憶のようです。

 そんな日々の中で、あるとき彼女は村の占い師である老婆と出会います。

 “星ひとつ”ながら未来を先読みできるという占い師は、幼きアイビーの身を案じたのか、その後もたびたび会いに来てくれるように。

 占い師の計らいによりなんとか生きていくことができた一方、両親との亀裂はさらに深まるばかり。

 いつしか森に隠れて住むようになったアイビーは、本を頼りに独学でさまざまな知識を蓄えていきます。

 ポーションの調合や薬草の扱い。大人たちから身を隠す術や食糧確保のための罠張りの技術など、某アクションゲームの主人公ばりのサバイバル能力を会得していくアイビー。

 ときには以前の穏やかな暮らしを懐かしんで、ひとり涙を流す夜もあったものの……。

 気付けばあれから3年が経過し、そこにはたくましく成長したアイビーの姿が!

 いまだ幼い雰囲気は残しながらも、彼女の目には以前のような弱々しげな印象はなく、どこか頼もしさすら感じられるようになっていました。

絶望からの旅立ちと、“くずれスライム”との出会い

 あの日から3年後。

 このところ姿を見せなくなった占い師を心配したアイビーは、彼女の家を訪れます。

 しかし家に占い師の姿はなく。さらにアイビーは、村人たちの噂話から衝撃の事実を知ることに。

 占い師がすでにこの世を去っていた。しかも、自分に関わったせいで治療もしてもらえなかっただなんて……。

 そのうえ、自分の父親と村長が“村の汚点”であるアイビーをこの世から消そうと企んでいたことも判明。
 
 年端も行かぬ幼女に、神はどれだけの絶望を背負わせる気なのか。

 「ふざけるな! 死んだら幸せ? 私は生きたい」と、駆け出したアイビー。

 向かった先には占い師が託してくれた短剣が。彼女はそれを胸に抱きしめ、ひとり村から旅立っていくのでした。

 かくして、追い出されるような形で始まった彼女の冒険ですが、そこではさまざまな出会いや発見がありました。

 偶然目にした“テイマー”の仕事ぶりや、ゴミ問題からくる“テイマー”不足不法投棄の惨状など、彼女の今後を示唆するような場面も。

 夜の森では、“ヒュージアント”の大群を木の上で間一髪やりすごしたり……。

 狩った野ネズミを丁寧に保存しておき、道中の村で売って路銀を得たり。

 初めて自分でお金を稼げたことをうれしがる姿には、見ているこちらも思わず笑顔にさせられてしまう勢いです。

 さらには、いまにも消えてしまいそうなほど弱々しげな“くずれスライム”との出会いも!

 かわいい幼女×かわいい謎生物のコラボレーションはまさに至高。愛くるしさが青天井です。

 そして、ほんの気まぐれでアイビーがスライムに触れると、見事テイムに成功!

 彼女はスライムに“ソラ”と名付け、旅のパートナーとして彼を連れていくことにするのでした。

 ちなみにこの“くずれスライム”の生体には、まだまだ謎な部分も多いのだとか。ソラとの出会いにより、アイビーの旅路にどんな変化が生まれるのかは興味深いところです。

 この続きが気になった方は、ぜひ発売中の原作小説または7月15日に発売となったコミカライズ版1巻をチェックしてみてください!

 

(画像はニコニコ漫画『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』より)

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