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ぶどうとアボカドは絶対にNG! 愛犬に食べさせてはいけない食べ物と中毒症状を解説。最悪1日で死に至る可能性も

 つらく悲しいときも、いつも傍に寄り添ってくれる愛犬に癒やされている飼い主さんも多いはず。そんな彼らが食べられない食べ物として、「チョコレート」や「タマネギ」などが有名どころですが、その他にも食べられない意外なものがあるのはご存知でしょうか。

 今回紹介するのは、ひでまるさんが投稿した『【ゆっくり犬種解説】番外編「犬が食べてはいけない!危険な食材解説」Part.2』という動画です。

 音声読み上げソフトを使用して、同人ゲーム『東方Project』の霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)博麗霊夢(はくれい れいむ)古明地(こめいじ)こいしさとりのキャラクターが、犬が絶対に食べてはいけない食べ物について紹介していきます。


ぶどうは急性腎不全を発症する危険性あり

古明地こいし(左上)博麗霊夢(左下)霧雨魔理沙(右上)古明地さとり(右下)

さとり:
 今回紹介する食材も、最悪の場合死亡してしまう恐れがあるものよ。まずは、ぶどうとレーズンから解説していきましょうか。

 あまり頻繁に食べる人は少ないと思うけど、パンやデザートに入っていることもあるわね。

魔理沙:
 なので犬がこれらを食べてしまうことは少ないんだが、もし食べてしまうと中毒を起こしてしまう。レーズンはぶどうを乾燥させたものなので、ぶどうと同じものとして解説する。

さとり:
 ぶどう中毒の症状としては、食べて数時間で腹痛や下痢、嘔吐を繰り返すようになるわ。

こいし:
 食べてから症状が出るまでが早いね。

魔理沙:
 初期症状でおさまればいいんだが、ひどいときには腎不全を発症する場合があるぜ。

さとり:
 急性腎不全ね。これは悪化すると尿が体外に排出されなくなって、尿毒症を引き起こし、最悪の場合1日で命を落とすこともあるの。

 一粒で重症化する子もいれば、たくさん食べても症状が出ない子もいたりするけど、これは個体差に過ぎないわ。

魔理沙:
 なので分量に関係なく、ぶどうは絶対に食べさせちゃダメだ。中毒症状があらわれるのも早いし、厄介なのは原因が特定されていないことなんだ。

霊夢:
 それじゃ解毒薬もないってことなんじゃ……。

魔理沙:
 そういうことだ。

さとり:
 今のところ、殺虫剤、農薬、ビタミンD類似物質、カビなどが疑われていて、実よりも皮の部分が危険性が高いと言われているわ。

霊夢:
 皮のほうが危ないなら、皮ごと乾燥させたレーズンも危険なのは納得。

さとり:
 原因がわかっていないのは、対処法に限界があるので、余計に危険なのよね。

魔理沙:
 急性腎不全は一刻もはやく治療をはじめなければ命にかかわる病気だ。万が一食べてしまったら、症状が出ていなくてもすぐに動物病院に連れて行ってあげてくれ。

さとり:
 事前に病院に連絡をして、「いつ、どれくらいの量を、どう食べたのか(皮ごとなど)」犬の今の状況を伝えておくと、治療がスムーズになるわ。

魔理沙:
 かかりつけの病院以外にも、夜間に対応してくれる病院をチェックしておくこともオススメだ。

アボカドは嘔吐、下痢、呼吸困難を引き起こす

魔理沙:
 次はアボカドを紹介しよう。

こいし:
 「森のバター」って言われたりするね。

霊夢:
 ワンコには食べさせちゃダメなんだね。

こいし:
 人間でもラテックスアレルギーを持っている人は、アボカドでアレルギーを引き起こすって聞いたことがあるよ。

魔理沙:
 ラテックスアレルギーは栗、バナナ、アボカドおよびキウイフルーツを食べたときにアナフィラキシー反応を起こす危険があるな。

こいし:
 ということは、ワンコがアボカドを食べると、ラテックスアレルギーで中毒になっちゃうってこと?

さとり:
 犬の場合はアボカドに含まれる殺菌作用がある成分の「ペルシン(パーシン)」が有害に働くと言われているの。

魔理沙:
 この成分はアボカドの果肉よりも、種や皮、葉っぱにたくさん含まれているようだ。

さとり:
 ペルシンは種や皮にたくさん含まれるとは言ったけれど、果肉にも含まれているわ。

魔理沙:
 中毒症状としては、下痢、嘔吐、呼吸困難やけいれんなどを起こす可能性がある。

さとり:
 食べてしまった場合、すぐに症状が出るわけではなく、徐々に現れてくるのだけれど、食べたあと2~3日後に症状が出はじめることもあるわ。

魔理沙:
 下痢や嘔吐の症状が見られると、水分や栄養を体に吸収できなくなるために、脱水、体重減少を引き起こすことにもなる。

さとり:
 下痢・嘔吐はすぐにおさまれば問題なく済むこともあるけれど、なかには数日症状がおさまならいこともあるわ。

 症状が進行すると命にかかわる可能性も出てくるため、下痢や嘔吐の症状が見られたら早めに動物病院へ。

魔理沙:
 なかにはアボカドに対してアレルギーを持っている犬もいる。

さとり:
 中毒とは別にってことだよね?

魔理沙:
 植物アレルギーとして、皮膚のかゆみ、赤み、フケや脱毛、下痢、嘔吐などの症状が見られる。

さとり:
 それに加えて中毒症状の急性腎不全が併発すると考えると……。

霊夢:
 怖すぎなんですが……。

魔理沙:
 犬にアボカドはダメ、絶対。

 犬に対してのぶどうとアボカドの危険性に、視聴者からは「勉強になります!」「子どもの好きなものが結構アウトってのが怖い」などのようなコメントが寄せられました。食べさせないのはもちろん、愛犬が誤飲しないようにしっかりと目を配るのも飼い主としての責任ですね。

 ふたりの解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。


▼動画はこちらから視聴できます▼

【ゆっくり犬種解説】番外編「犬が食べてはいけない!危険な食材解説」Part.2

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