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謎深き「天王星」をガッツリ解説。珍しすぎる環のかたち、狂った磁場、氷をまとった世界…フシギ満載な惑星の話をちょっと見ていきませんか?

 今回紹介する、こきづちさんが投稿した『最も謎が深い惑星!「天王星」とは!?』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、同人ゲーム『東方Project』の霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)博麗霊夢(はくれい れいむ)のふたりのキャラクターが、最も謎が深いと言われている天王星を解説していきます。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

個人的に一番好きな惑星です。
トリッキーなキャラが好みなんですよね


天王星のステータス

霊夢:
 天王星のステータスから紹介していきます。天王星は太陽系の第7惑星。太陽との距離は約28億7500万km。ここまで来ると太陽からの光はほとんど届きません。

魔理沙:
 ちょうど土星の2倍離れているんですね。

霊夢:
 そうですね。でも太陽の周りを一周する周期は84年と、土星の29倍と比べると3倍近くあります。

魔理沙:
 半径が倍になれば、一周する周期も倍にならないんですか?

霊夢:
 実は太陽から離れれば離れるほど惑星の動くスピードは遅くなっていきます。

魔理沙:
 なんでですか?

霊夢:
 話は逸れますが、第1宇宙速度ってわかりますか? 例えば地上で大砲を撃ちます。撃つ速度を上げていくと飛距離が伸びていくは分かりますよね。

 こうやってどんどんスピードを上げていくと、いつか地上に落ちることなく地球を一周すると思うんですけど、この時の速度が第1宇宙速度の秒速7.9kmというわけです。

魔理沙:
 なるほど。

霊夢:
 ここで、もし地球の重力が半分になったら?

魔理沙:
 砲弾はもっと遅いでも地球を一周しますね。

霊夢:
 その通りです。地球を始め、全ての惑星は太陽に落ちていかないように、この第1宇宙速度に当たる速度で太陽の周りを回っているんですが、太陽から離れるほど重力は弱まっていきますので外側の惑星ほどゆっくり回るようになります。

魔理沙:
 なるほど。よく分かりました。

 天王星のステータス解説に「太陽に対しても第一宇宙速度は変わらないのか」「つまりゆっくり回っても太陽に引きずり込まれないって事か」などのコメントが寄せられました。

天王星の惑星データ

霊夢:
 では、天王星の惑星データを紹介していきます。天王星は直径5万118kmで、地球の4倍の大きさです。重さは地球15個分で、密度は地球の4分の一以下です。

 また天王星と海王星は氷惑星と呼ばれていて、内部には多くの氷を携えていると考えられています。

魔理沙:
 しかし、外側に分厚い液体水素の層があります。

霊夢:
 氷惑星といえども、構造的にはガス惑星に近い部分があることを覚えておいてください。

 また現在21個の惑星が発見されていて、大きいものから順に、直径1578kmのタイターニア、1522kmのオーベロン、1170kmのウンブリエルなどがあります。

魔理沙:
 ということは、土星、木星に続き第3位の衛星数ですね。

天王星の謎

霊夢:
 それでは、天王星の謎について紹介していきます。まず、ツッコミたくなるような環の角度です。

魔理沙:
 なんで縦に環があるんですか?

霊夢:
 天王星は自転軸がほぼ横倒しになっています。実際に横倒しのまま太陽の周りを回っているんです。 

魔理沙:
 なんでこんな状態になったんですか?

霊夢:
 もちろん憶測なんですが、昔に巨大な隕石の衝突が起きて、無理やり横回転にされてしまったという説が有力ですね。

魔理沙:
 なるほど、それならしょうがないですね。

霊夢:
 二つ目の謎は、天王星の磁場、色々ズレすぎ問題です。

魔理沙:
 これはよく分かりませんね。

霊夢:
 天王星にも地球と同様に磁場が観測されているらしいんですが、地球の磁場は自転軸とほぼ同じ方向に中心から磁力が発せられているのに対して、天王星の磁場はよく分からない方向に、よくわからない場所で出ているんです。

魔理沙:
 ますます分からない。

霊夢:
 この理由については不明という他ありません。しかし、この現象に関係するか分かりませんが、岡山大学などのグループによる実験で惑星内部の超高圧の環境では水でさえ金属的な性質を持つようになり、氷惑星内部で金属状の水が対流する事によって、前述したような磁場が発生しているのではないか。という説も出てきました。

魔理沙:
 宇宙は、つくづく想像を超えてきますね。

 解説されたような天王星の謎に対して「何の面白みもない惑星と言われるだけはある」「どうやって測ったんだろうか」といったようなコメントが寄せられました。

天王星の調査について

霊夢:
 それでは最後に天王星の調査について述べていきます。まず天王星は六等級と暗い星なので、肉眼で見ることは極めて難しいです。

天王星を見つけたのは天文学者のハーシェルでしたが、望遠鏡で恒星の研究をしていたところ、たまたま天王星を見つけたと言われています。

魔理沙:
 ということはなかなか私たちに馴染みのない星なんですね。

霊夢:
 実際、天王星の探査は、1986年のボイジャー2号が行った一度だけで新たに天王星を探査する計画もほとんど進んでないようです。

魔理沙:
 遠すぎますもんね。

霊夢:
 そのため、基本的には望遠鏡での調査が主となってきました。

 ここまでの天王星の解説に「ありがとう、面白かったです!」「図がとてもわかりやすい」などのようなコメントが寄せられました。

 二人の解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。


▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼

最も謎が深い惑星!「天王星」とは!?

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