「月収は250万円までいきましたね」岡田斗司夫、ガイナックス時代の月収を語る。
岡田斗司夫氏による毎週日曜日配信のニコニコ生放送『岡田斗司夫ゼミ』
4月23放送分「質問回答SP」では、視聴者から寄せられた「お金」についての質問に回答した。
視聴者からの質問
視聴者:
「岡田さんは、ガイナックスにいた頃、ゼネプロをやっていた頃、月収はどのくらいありましたか。また、都内で一人暮らしをしたいのですが、毎月いくら稼げたら楽しく暮らせるのでしょうか。」
岡田:
うーん、ガイナックスにいた頃、ゼネプロをやっていた頃で、年収というか月収が違い過ぎるので、あまり参考にならないんですけども。
ゼネプロ、大阪でSFショップをやっていた頃、まだ庵野君とかが店員でバイトをしていていた頃は、13万8千円でした。
最初11万7千円から始めて、最終的に13万8千円のところまで持っていきました。ガイナックスでは、17万までいったかな、15万から始めて月収17万までいきました。
岡田:
17万までいったんですけども、最期の方のパソコンゲームでヒットした時代は、僕を含めて経営陣4人は、月収250万までいきましたね。
なので、アニメやっていたらたぶん月収15万17万くらいだと思うんですよ。社長をやっていても。他の会社の社長さん見ても、月収で50万100万とってる人って僕は見たことないですよね。月給としては。
うちみたいに、ゲームもやりだしたら、どうにかしてそれぞれ儲かったお金というのをストックしておかないといけないということで、社長なり経営陣なりが、個人資産として、毎月毎月200万とか250万というのを貰っておいて、それを貯めておいて、次の作品の時に貸し出すみたいな形でやってたんですけども。
東京のひとり暮らしは15万円あればじゅうぶん。
岡田:
質問にあったのは、いくら貰ってたんですか。に対して、東京で一人暮らしをするのに毎月いくらくらい稼げたら、楽しく暮らせるでしょうか。ですよね。
独り暮らしだったら、東京だったらですね、毎月15万あれば贅沢に暮らせると思います。逆にギリギリでいうと月7万あれば、ギリギリ暮らせるんじゃないのかな。
別に東京に限らず、ネットがあるんだから、毎日米焚いて自分で味噌汁作って暮らせばいいと思うんで、そんなに月収において東京に暮らす快適さというのは変わらないです。
岡田:
それよりは、金がなくても楽しい話が出きる友達が何人いるのかという方が、安上がりですね。例えば、映画が好きで気が合う友達が何人かいれば、そいつの家に行って、誰かがAmazonプライムに入っていたら、見放題のAmazonビデオを見てるだけで、毎日毎日、かなり楽しく過ごせるんですよ。
でもそういう友達がいなかったら、映画を見るということが、自然と映画館に行って映画を見るとか、もしくは、ビデオを借りるとか有料で物を借りるしか思いつかなくなって、どんどんお金がかかるようになってくるんですね。
だから一緒に無料のものを楽しめる人間関係があれば都会生活というのは、すごく安く済むし、逆に言えばそれがなかったら、その寂しさを紛らわせるためにお金を使っちゃうことになるので、そこら辺バランスだと思います。