サウナ初心者もこれさえ読めばだいたいオッケー! 基本的な入りかた、近所のサウナの探しかた、利用者同士のマナーまで、全部まるっとまとめてみた
サウナといえば、スーパー銭湯でおじさんたちが入っているアレ…というイメージは過去のもの。「遮断された空間なので、瞑想のような効果がある」「気分がすっきりするのでビジネスにも有効」と、若いビジネスマンの間でもじわじわと人気が広がっています。
今回、本記事が紹介するのは、おりんさんさんが投稿した『サウナノススメ』という動画。
動画ではおりんさんが、VOICEROIDの琴葉茜と琴葉葵を使用し、今まさにムーブメントを起こしているサウナの魅力や楽しみ方について解説します。
サウナが気持ちいい科学的根拠「熱い、冷たいを繰り返すと血流がよくなって……」
琴葉茜:
葵ちゃん、さっそくやけど、サウナってどんなイメージ?琴葉葵:
中年の太ったおじさん達が、座って汗かきながら野球か相撲中継を見ている感じかな。少なくとも私達みたいな女の子が入っているイメージはないよね。女湯にもあるから私も入ったこと自体はあるけど、熱いだけですぐ出て普通のお風呂に入っちゃったかな。とりあえず運動していないし、汗をかいておいたほうがいいかなっていう人が、なんとなくで入ってそうかな。琴葉茜:
それが一般的なイメージかもな。でもな、それはあくまでサウナ室であって、サウナじゃないんやで?
琴葉葵:
へ? どういうこと?琴葉茜:
サウナというのはサウナ室で温まって、水風呂で冷やして外気浴で休憩する一連の行為をサウナと呼ぶんや。その一連の流れを繰り返すとな、自然と身体がポカポカと気持ちよくなって意識が宇宙まで飛ばされるんやで。
琴葉葵:
いやお姉ちゃん、いくらなんでも意識が宇宙に飛ぶとか、それはただの危ない人だよ?琴葉茜:
いや、すまん。でも上級のサウナー【※】が最高にキマるとまじでそれくらいになるらしいんや。※サウナー
サウナ愛好者のこと。まあ話を戻して、その一連の流れを繰り返すと、脳がディープリラックス状態になって超絶的な快感、いわゆる「ととのい」が訪れるんや。
そうなると思考はすっきりし、身体の披露も回復、五感がするどくなって飯もうまい。そんな「ととのい」を求めるのがサウナの楽しみ方なんやで。
琴葉葵:
えぇ……。でもにわかには信じがたいな。琴葉茜:
せやろな。でもこれには一応科学的な根拠があってな。「温冷交代浴」つまり熱い、冷たいを繰り返すと血流がよくなって脳に酸素がどばーって送られるんや。結果、脳から快感物質が放出され「気持ちいい」状態になるんやな。
琴葉葵:
ふーん。ということは、一応オカルトでも宗教でもないわけね。琴葉茜:
葵ちゃんはサウナを何やと思ってんねん。あとさっき葵ちゃんが「汗かいておいたほうが」って言うとったが、大半のサウナ好きはそんなもん考えず、この気持ちいい快楽を貪るためだけに入っている可能性が高いと思うな。
ディープリラックス状態による脳の“ととのい”……。サウナ愛好家たちが通い詰める理由がここにあります! 動画コメント欄には「やばいやつだ」「サウナ後のごはんはうまい、本当にうまい」というコメントが寄せられました。
初心者もこれで安心! 基本的なサウナの入り方
琴葉茜:
次はサウナの入り方について説明するで。琴葉葵:
さっきお姉ちゃんが言っていたサウナ室、水風呂、休憩を繰り返すということでいいんじゃないの?琴葉茜:
まあそうなんやけど、こうしたら気持ちよく楽しめますよというところを。最初はまず身体を洗って、先に湯につかることやな。
琴葉葵:
え、先に身体を洗うのはともかく、まずはお風呂なんだ。琴葉茜:
いきなり暑いところにいくと、身体がびっくりするからな。慣らすというのと、先にお湯につかることによって発汗もよくなるで。お湯から出たら、身体の水滴を拭ってからサウナ室や。熱は高いところにのぼるから、上段は熱め、下段はぬるめやな。琴葉葵:
はじめての場合は下段のほうがいいのかな。琴葉茜:
せやね。ここでできれば6、7分は蒸されてほしい。でも我慢できへんかったらすぐに出てな。
琴葉葵:
それで次は水風呂だね?琴葉茜:
はじめてのサウナで一番つらいのはここかもしれんな。琴葉葵:
正直18℃とかいう水風呂に気持ちよさそうに入っている人たちが信じられないんだけど。琴葉茜:
慣れると18℃でもぬるく感じるんやけどね……。それでここはがんばって30秒は入ってほしいかな。じわじわ入るよりも、一気に肩までずばーっと入るほうが最初はつらくないはずやで。
琴葉茜:
それと水風呂に入る前は、かーなーらーず汗を流してから入るんやで。茜ちゃんとのお約束や。琴葉葵:
最後に休憩だっけ?琴葉茜:
せやね。といっても、ここは写真のような椅子に腰掛けてぼーっとするだけでええ。露天スペースにあればグッドやな。
琴葉茜:
サウナ、水風呂、休憩を3セット繰り返して、最後の休憩を長めにとる。すると……。琴葉葵:
「ととのい」っていうやつがくるんだね?琴葉茜:
せやね。個々人の体調などもあるので、4、5セット繰り返す人もいれば、1セットをそれぞれ長めにとると「ととのう」っていう人もおるから、一概には言えんけどな。これがサウナの基本的な入り方なんやけど、最後にもうひとつだけ。葵ちゃんはロウリュって見たことある?琴葉葵:
ロウリュ?琴葉茜:
フィンランド語で蒸気って意味なんやけどな、熱したサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させ、湿度を一気に高めて発汗を促す効果があるんや。施設によってはそれをお店の人がアウフグースというタオルでばっさばっささせて熱波を浴びせるサービスがあるんやけど、それがある施設ならぜひそれも試してほしい。体感温度は100℃近くになって、めっちゃ汗が出て気持ちええからな。
琴葉葵:
100℃⁉琴葉茜:
そのアウフグースをしてくれるお店の人は熱波師って言うんやけど、できれば最初と最後に拍手、退出の際にも「ありがとうございます」の一声をかけてあげてほしい。100℃の中、がんばってお客さんのためにタオルをばっさばっささせてるわけやからな。めっちゃしんどい仕事やねん。以上が基本的なサウナの入り方やな。
動画にはサウナ愛好家からの“こうするともっと気持ちイイゾ”的な上級者たちからのアドバイスが多数寄せられていたのでここで紹介します。
・「水風呂の水面近くで深呼吸すると冷たい空気が肺に入ってくるから更に気持ちいいゾ」
・「脚に水ぶっかけまくってから体に水を2~3回かけてから入ると楽に入れる!」
・「電気式のサウナでは「水かけ」絶対禁止な!ヒータ壊れるから仕事が増える」
サウナ専用検索サイトで近所のサウナを探してみよう
琴葉茜:
次におすすめサウナ施設の紹介やな。琴葉葵:
ご近所にある銭湯とかじゃだめなの?琴葉茜:
だめやないけど、サウナ室や水風呂がぬるかったり、そもそも水風呂がないってところもあるからな。一応、ウチが行ったことあるサウナでよかった施設はこれやな。
琴葉茜:
あとは渋谷マルシンスパ、横浜スカイスパ、名古屋ウェルビーとかが有名かな。自分の家の近くのサウナを探そうと思ったら、サウナイキタイっていう検索サイトがあるから、そこで調べると早いで。
サ活が10万件突破しました🤙
— サウナイキタイ (@sauna_ikitai) September 3, 2019
たくさん使っていただきありがとうございます〜
1日あたりの投稿数も増えてきて見落としちゃうとのゴイケンもたくさんいただいてます!もっと使いやすくなるようにどんどんアップデートしていきます🤤https://t.co/yoEKhsHQvA pic.twitter.com/gR7XdTYVes
じわりじわりとブームになってきているサウナ。あなたも「ととのう」爽快感を体験し、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
動画には今までサウナに興味がなかった初心者とみられる視聴者から「今まで避けてたけど今度試してみます!」「ちょっと興味出てきた! 調べて見る〜」といったコメントが多数寄せられました。
▼動画はこちらから視聴できます▼
『サウナノススメ』
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