モバイルバッテリーの電力で肉を焼く!? 最新規格「USB-PD」搭載のUSBケーブルの恐るべきパワーを見よ
今回紹介するのは、シャポコさんが投稿した『USBモバブで焼き肉はできるか?』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
最新のUSB Power Deliveryでは規格上は最大で100Wの給電が可能です。USB-PDを使えばモバイルバッテリーとUSBケーブル1本焼き肉ができるのではと思ってやってみました。
USBで肉が焼けるのか実験した人が現れました。USBケーブルでモバイルバッテリーと自作のIH調理器をつなぐと……、肉、肉、肉が焼けてる!
USB焼き肉といえば2006年にすでに成功者が出ています。しかしこの頃のUSB規格はUSB2.0。出力は2.5Wと非力なため、30ポートを使用して肉を焼く力業でした。
USB規格も進化しています。最新規格USB PD(USB Power Delivery)なら最大100Wの電力供給が可能です。ケーブル1本で肉が焼けるかもしれません。そこでUSBモバイルバッテリーで動くIHクッキングヒーターを作ることにしました。
制作工程はかなりのガチ自作です。“リッツ線”を巻いてIHヒーター用の加熱コイルを作ります。
制御基板も自作します。
60Wのモバイルバッテリーを使用します。残念ながら、まだ100Wのモバイルバッテリーが売られていないそうです。
とてもコンパクトなIHクッキングヒーターが完成しました。
ベーコンを鍋に置いてみたところ、「じゅー」といい音がしました。めちゃくちゃおいしそう。うずらのベーコンエッグが焼けました。しっかり加熱できているようです。
炒め物もできます。ウインナーからは油がしたたりあふれ、ちゃんと焦げ目もついています。
ポップコーンにも挑戦。若干火力不足だったそうですが、ちゃんとコーンははじけ飛びました。
さて、肉は焼けたのでしょうか?若干火力が弱めで、焼き肉っぽい雰囲気になりませんでした。
そこで60W出力のモバイルバッテリーを、100W出力対応のUSB充電器に差し替えたところ、いい感じになりました。
若干火力不足とはいえ、モバイルバッテリーで肉を焼くことができました。すごい時代になったもんだ。
視聴者コメント
技術の進歩ってすげえな
発想がとてもおもしろい
おいしそう
シャポコさん相変わらず絵うめーな
イラストがどれもかわいいですね
文/高橋ホイコ