女子高生が銛を片手に本格アウトドア! 『銛ガール』の美少女たちが野外メシに舌鼓を打つ姿がたまらん
某TV番組の「とったどー!」で一躍注目を集めるようになった、魚突きという文化。
ニコニコ漫画で連載中の『銛ガール』では、クールでワイルドな女子高生が銛を片手に本格アウトドアライフをくり広げます。
思わずお腹が空いてくる飯テロ描写や、キレイ系のキャンプガールとのキャッキャウフフ(?)な出会いもアリ。どうぞご期待ください!
緊迫感溢れる“魚突き”シーンが気合い入りすぎ!
美しい磯辺をのんびりと漂う、海のお魚さん。
そこに、突然の死が降りかかります。
見事な突きを魚にお見舞い。銛を手にした人物は、海中で素早く血抜きを済ませると、エラからひもを回して魚を確保。
この淀みのない手付き、恐らくは相当の手練れとお見受けしますが……?
シュノーケルを外すと、現れたのはクール系の美人さん!
こちらが本作の主人公・岩國夏子。高校では真面目で礼儀正しいお嬢様キャラとして通っている彼女ですが、じつはワイルドに魚を狩る銛ガールだったのです。
ちなみに、「お前どうして『魚突き』なんだ?」と質問を投げかけているマッチョマンは、夏子のお父さま。
対する彼女も「血が沸く……」とのコメントを残しているあたり、筋肉質なところは遺伝しておらずとも血筋はしっかりと受け継いでいるようです。
娘を心配する父親の想いをよそに、再び海へと戻っていく夏子。
本作では、伝統漁法である魚突きの様子がこと細かに描かれていきます。
“ジャックナイフ潜行”という素潜り方法から耳抜きをしつつ、手もとの水深計を確認する彼女。
海という大自然を肌で感じつつ、己の肺活量と戦うストイックさには、ついつい息をのんでしまします。
ときには、“磯の王者”ことイシダイなどの大物に出くわすことも!
魚とはいえ相手も生き物。焦らず冷静に頭脳戦を展開する夏子の心理描写は、じつに見ごたえがあります。
獲物ゲットの達成感とお待ちかねのご褒美タイム!
イシダイとの静かなる激闘をくり広げていた夏子。
岩陰に逃げ込まれ、もはや手詰まりかというところで……彼女はある秘策に打って出ます。
それは、魚と人間のガマン比べともいうべきもの。
出入り口がひとつしかないことに気付いた夏子は、岩の上に張り付いてイシダイが油断する瞬間を待っていたのでした。
その我慢が実を結び、ついに“磯の王者”を仕留めた夏子!
獲物をがっしりとつかんで浮上した彼女の表情は、苦しげながらもどこか晴れやかでした。
さて、大物ゲットとなればおいしく食べてやるのがスジというもの。
浜辺に帰った彼女は、豪快にイシダイを網焼きにしていただきます。
先ほどの死闘とのギャップもあり、アツアツの焼き魚を親子ふたりでつつく光景のなんとハートフルなことか。
クールな夏子&いかついお父さまにも、いつのまにやら笑顔が浮かびます。
手の込んだ調理をしなくとも、その新鮮さと銛で仕留めた達成感が何よりの調味料といったところでしょうか。
こうした魚突き後のもぐもぐタイムも、本作の大きな見どころとなっています。
颯爽とバイクを駆るキャンプガールとの出会い
週末になるたび、銛を片手に磯辺を訪れる夏子。
華やかな高校生活とは無縁かと思いきや、海は素敵な出会いも運んできてくれるのでした。
夏子が“動的ストレッチ”に精を出すそのころ、海辺のキャンプ場に現れたキレイ系女子。
彼女の名前は庄内秋子。姉とともにバイクを颯爽と乗りこなす、キャンプ大好きガールです。
キャンプ場にチェックインした秋子たちは、晩ごはんの追加食材を求めて磯辺へ。
そこで彼女は、借り物のバケツを海に落としてしまうのですが……。
たまたま(海中を)通りがかった夏子と、衝撃的な出会いを果たすことに!
夏子の出で立ちには驚く秋子でしたが、同じアウトドア趣味ということもあり興味津々。ふたりはすぐに意気投合します。
かたや銛ガール、かたやキャンプガールとして、異文化交流をくり広げる夏子と秋子。
銛の威力に秋子が驚く一方、野外でカルパッチョを作ると聞いて夏子も感心したようです。
そうこうしているあいだに、豪華海鮮フルコースが完成!
さっそく、カワハギのカルパッチョに箸を伸ばした夏子は……。
思わず無言になってこの表情!
秋子と並ぶと夏子は幼く見えますが、じつは同年代のこのふたり。今後もお互いに刺激を受けつつ、仲を深めていくのでしょう。
そんな、大自然の中での本格魚突きシーンや、アウトドア体験の素晴らしさがいっぱい詰まった『銛ガール』。
興味を持った方は、ぜひ4月26日発売のコミックス1巻を手にとってみてください!
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(画像はニコニコ漫画『銛ガール』より)
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