定番の文具が異世界では神アイテムだった!? 『文具を売るなら異世界で!』の文具屋さんが悩めるモンスターたちをお助け
異世界×文具という新境地を開拓した『文具を買うなら異世界で!』スピンオフ、『文具を売るなら異世界で!』では、行商人として異世界の地で文具を売るマリアさんがかわいいパートナーとともに悩める人外さんをお助けします。
本編恒例の文具紹介パートはもちろんのこと、エプロンを脱いでさらに魅力度が増した縦セタ巨乳のマリアさんは必見です!
“マッキー”の進化っぷりがすさまじい……!
人里離れた荒野を冒険中の、とある3人組パーティー。
その背後から現れたのは……!?
なんのことはない、ごく一般的なゴブリンでした。
非力なゴブリンは、戦士の盾で難なく弾かれてしまい、悔し涙を滲ませます。
そんなゴブリンに救いの手を差し伸べたのは、黒いフードを被った怪しげな女性。
彼女が手に持っていた大きなカバンを開くと、まばゆい光がゴブリンを包み……!
何ということでしょう、貧弱なゴブリンだった彼が、あっという間にゴールデンゴブリンに早変わり!
彼はその溢れ出る威厳で、冒険者パーティーを追い払うことに成功します。
それにしても、彼を一瞬で伝説級のゴブリンに成長させるなんて……あの女性は怪しいクスリでも売りつける闇商人か何かなのでしょうか?
しかし、そんな邪推はまったくの見当違い。先ほどの行商人の正体は、しろがね文具店の店主マリアさんだったのです!
ちなみに、隣の背の低い女の子は旅のおともを務めるエスタちゃん。
果たしてマリアさんが、ゴブリンに対しメーカー希望小売価格で売ってあげたモノとは一体……!?
じつは、マリアさんが売ってあげたのは怪しいクスリでも何でもなく……単なる“マッキー”でした。
“マッキー”といえば恐らく日本でもっとも有名な油性マーカーですが、まさか金色タイプも発売されていたとは。
しかもこちらの商品、インクに金属成分が配合されていて、どんな材質に塗っても発色がキレイなんだそう。文具の進歩恐るべし!
マリアさんは、自身が営む文具店ごと異世界に飛ばされてしまったという、数奇な経歴を持つ女性。
そんな彼女は元の世界に戻る方法を探すべく、迷える人々に文具を売る行商の旅を続けているのでした。
マリアさんが夜のお店に連れられて……!?
ゴブリンとの一件があった日の夜、マリアさんとエスタちゃんが宿に選んだのは立派な洋館。
店内では露出度の高い女性たちがお出迎えしてくれるなど、何やらアダルティな雰囲気です。
この刻夜館の主であるアンは「体と心の安らぎを得るための場所」と館の紹介をしてくれましたが、これはどう見ても怪しい夜のお店に違いない。
しかも、エスタちゃんは何を思ったのか「マリアに最高のおもてなしをしてやってほしいんダ!」とオーダー!
困惑するマリアさんでしたが、抵抗むなしく個室へとエスコートされてしまいます。
個室でふたりきりという状況にドギマギしたマリアさんは、手持ちが少ないことを理由にサービスを拒むのですが……。
じつはこの刻夜館では金銭の支払いは不要。なぜなら、ここでのお代は血液で支払うシステムだったのです。
有無を言わせず、マリアさんの首筋から血を吸ったアン。
すると、なぜか脳裏にマリアさんの記憶らしきものが流れ込んだようでアンの目の色が変わります。
マリアさん危うし! ……な展開かと思いきや、アンが向かった先は備え付けの机。
どうやらアンは、マリアさんから覗き見た記憶を書き留めようとしているようでした。
アンたち刻夜館で働く女性は、夜闇の中でしか生きられない吸血鬼。
そのため、客の記憶から覗き見せてもらった昼間の景色は、何物にも代えがたい光景なのでした。
しかし、中には客をないがしろにしてまで記録欲を爆発させる困った店員もいる模様。
何かさりげなく記録を取る術はないものか、アンは頭を悩ませていました。
そこでマリアさんは、「それならいい商品がありますよ」とまたもカバンを開きます。
定規と見紛う便利アイテムでアン歓喜!
マリアさんが取り出したのは、“wemo”と“ジムノック”でした。
一見、定規のようにも思える“wemo”ですが、じつはこちらは画期的なメモグッズ。
板状だった“wemo”は、腕に押し当てるとあら不思議。リストバンドのように巻き付きます。
呪いと勘違いするアンでしたが、マリアさんに促され“ジムノック”のペン先を滑らせると……。
なんと、ボールペンの筆跡が滲みもカスレもせず、しっかりと残ったではありませんか!
特殊コーティングされたシリコン素材でできた“wemo”は、耐水性バッチリ&くり返しの使用も可能。
これなら日常生活はもちろん、仕事やダンジョン攻略でも役立ちそうです。
マリアさんが紹介した文具のおかげで、アンの悩みもすっかり解決!
そして、調子を取り戻した彼女のサービス(全年齢向けのマッサージでした)により、マリアさんの疲れも吹き飛んだようです。
さて、刻夜館に“wemo”ブームを巻き起こしたマリアさんの行商の旅はまだまだ続きます。
毎話、末尾に文具王・高畑正幸さんの文房具トリビアも掲載されていますので、興味のある方はぜひ作品ページに足を運んでみてください。
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(画像はニコニコ漫画『文具を売るなら異世界で!』より)
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