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今期見逃せないのはどのアニメ? 2019冬アニメおすすめタイトル10選

アニメ好きライターが独断で選ぶ注目アニメ4選

えんどろ~

(画像はTVアニメ「えんどろ〜!」PV【2019年1月12日放送開始!】より)

 『ゆるゆり』のなもり先生がキャラクター原案を務めるアニメ。魔王や勇者が存在する世界を題材に、勇者パーティーを目指す4人の女の子の魔王討伐とは無縁のゆるい日常を描く日常系アニメとのこと。

 本作の評価点はなんといっても現時点では公式のキャラ紹介に男の影がないことで、“そのスジ”の専門家にとっては非常に重要なファクターになる。

 お前は何を言っているんだと思われるかもしれないが、筆者の友人にも女の子しか出ていなかったアニメに男が出ると突然阿修羅のごとき形相になって怒り出す心に問題を抱えていそうな人物が数人いる。

 彼らのような厄介オタクこだわりを持った誇り高きソムリエは、ぜひこのアニメを心行くまでテイスティングしてほしい。

TVアニメ『えんどろ~!』公式サイト

マナリアフレンズ 

(画像は『マナリアフレンズ』第1弾PVより)

 サイゲームス社が開発、運営する人気ソーシャルゲーム『神撃のバハムート』と同じ世界線上で描かれる新作アニメが『マナリアフレンズ』。マナリア魔法学院に通う王女・アンと人間と竜のハーフの少女・グレアが中心となって物語が展開していく。

 『神撃』や同じくサイゲームス社の人気タイトルである『グランブルーファンタジー』のゲーム内イベントではアンとグレアの出会いや彼女たちが巻き込まれた事件についてすでに語られているが、アニメではどのような展開を見せるのかも楽しみだ。

 なお、本作は放送時間が15分のショートアニメとなっている。

TVアニメ『マナリアフレンズ』公式サイト

エガオノダイカ

(画像はTVアニメ『エガオノダイカ』第二弾PVより)

 『エガオノダイカ』はアニメ制作会社の老舗、タツノコプロの創立55周年記念オリジナルアニメーション。地球から遠く離れた星を舞台に、ふたつの国に生まれた対照的なふたりの少女を描く。

 少女たちがそれぞれ所属するふたつの国の関係性などはまだ明かされていないが、PVを観る限りではカラーリングの異なるロボット同士で戦っていることから良好とは言えなさそうだ。

 感情豊かですべての人を笑顔にしたいと夢を語るソレイユ王国の王女・ユウキ・ソレイユと、本心を隠すために笑顔を浮かべるグランディーガ帝国の少女兵士・ステラ・シャイニング

 まったく接点のなさそうなふたりがどのような物語を展開していくのか注目していきたい。

『エガオノダイカ』1話は1月10日23時30分よりニコニコ生放送で上映

TVアニメ『エガオノダイカ』公式サイト

ぱすてるメモリーズ

(画像はアニメ『ぱすてるメモリーズ』第一弾PVより)

 ここまで長々と紹介してきたが、本当はずっとこういうこってりした二郎系ラーメンみたいなアニメを紹介したかった。本作はフリューが開発・運営する(現在はグループ企業のコアエッジに移管されている)ソーシャルゲームのアニメ化で、公式サイトに記載されているゲームジャンルはオタクガールズRPG。

 PVを見た瞬間に偏差値が2くらいまで下がってしまったので難しいことは考えられなくなってしまった。何かと考えることの多い現代社会ではこうして何も考えずぽわわ~んとしながら観れるアニメは一種の癒し、テラピーになるはずだし、ラーメンの話をしたらラーメンが食べたくなってしまった。

 とりあえず僕は浅木泉水ちゃんと江戸川橋美智ちゃん推しで行こうと思う。

『ぱすてるメモリーズ』1話は1月9日23時30分よりニコニコ生放送で上映

TVアニメ『ぱすてるメモリーズ』公式サイト

2019年冬クールは原作ものが主流?

 2019年冬アニメの全体傾向としては、コミック原作のビッグタイトルが豊富な点が挙げられる。今回の記事では紹介しなかったが『賭けグルイ××』、『五等分の花嫁』、『モブサイコ100 Ⅱ』などもコミックを原作とする人気タイトルで、さながら出版社の代理戦争でもはじまるかのような様相を呈している。

 また、ノベル系では『デート・ア・ライブⅢ』や『ブギーポップは笑わない』といった長い歴史を持つタイトルのアニメ化が印象的。とくに『ブギーポップ』シリーズは後のライトノベル界に多大な影響を与えた金字塔ともいえる作品で、第1巻の刊行から20年の時を経てアニメ化を果たしたことに感慨を覚える方も少なくないだろう。

 ゲーム原作のアニメは『グリムノーツ The Animation』、『ぱすてるメモリーズ』、『マナリアフレンズ』、『サークレット・プリンセス』、『バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~』などがあるが(『けものフレンズ2』と『BanG Dream! 2nd Season』はメディアミックスプロジェクトなので除外する)、コンシューマーゲーム原作のアニメが1本もないのが気になるところだ。

 前クールから引き続き放映される『ソードアート・オンライン アリシゼーション』を筆頭に、今期のビッグタイトルは原作で話を追いやすいものが揃っている。アニメを観て気に入った作品があれば、原作に手を出してみるのもいいだろう。

・Nアニメ 2019年冬アニメまとめ

文:Jくん
編集:竹中プレジデント

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