オセロ松嶋がした“南青山の児相問題発言”について吉田豪「ああいう人だったら相方との和解はないだろうな」
東京都港区南青山に建設が予定されている児童相談所などの複合施設をめぐり、区と住民が対立している問題で、タレントの松嶋尚美氏がワイドショーで「自分のところに来るとなったときには引っ越しする可能性はあります」と発言し、賛否両論が飛び交っています。
久田将義氏と吉田豪氏は自身がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」において、ゲストでゲイライターのサムソン高橋氏とともにこの話題に言及。
この発言をした松嶋氏について吉田氏はナチュラルな差別心があると指摘。「ああいう体質の人だったら、相方との和解はないだろうな」と洗脳騒動を起こした相方の中島知子氏との関係についても触れました。
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地元民ではない「精神的に田舎な人」が反対しているだけ?
サムソン高橋:
この問題、圧倒的に“施設の建設に反対している人”ひどいんだから、みんな叩いてOKみたいな感じで……。
吉田:
誰も“施設の建設に反対している人”を賞賛する人はいないでしょうね。
サムソン高橋:
南青山なんて林真理子【※】が上昇志向をむき出しにしはじめた時に住みだした街だから、「まあ南青山らしいわね」という感じで見ているんですけれども。
※林真理子
小説家、エッセイスト。コピーライターとして活動の後、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、処女作にしてベストセラーとなった。『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。現在は直木賞の選考委員のほか、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞選考委員を務める。
久田:
もともとは下町のはずなんですけれどね。僕もちょっと廻ってみたんですけれども、お豆腐屋さんもあるし、かき氷屋さんみたいなのがあったし……僕がよく行っていた庶民的なクラブの中国とのハーフのママも青山なんですけれど。当時は八百屋とかがいっぱいありました。
サムソン高橋:
外国人パブ好きね~(笑)。
久田:
そうなんですよ(笑)。コロンビアとか好きで……。
吉田:
久田さんは、昔からロフトプラスワン【※】の上の階の外国人パブとかに行っていたりしていたんですよ。
※ロフトプラスワン
LOFT/PLUS ONE。新宿にある、トークライブハウス。
久田:
南青山はそういう庶民的な街なのに……。
サムソン高橋:
林真理子みたいなやつらが?
久田:
そうそう。もともとの住民じゃない後から来たような“精神的に田舎な人”が反対しているだけじゃないですか? っていうか、それが気持ち悪いという感じですね。
吉田:
結局、騒いでいるのは地元の人じゃないというか、地価の問題を誰よりも気にする不動産関係の人が怒ってて、物事をややこしくしてるってことみたいな気がします。
久田:
ブランドって言ったって、23区内の本当のブランドってたぶん千代田区ですよ。南青山とか、国道246号線って70~80年代の頃って暴走族ばかりいましたからね。鬼羅連合とか。そんなのばかりだったから。
吉田:
鬼羅連合いいですね、青山キラー通りっぽくて。
久田:
千葉のほうに鬼羅連合っていうのがあって。暴走族チームの「䥝(みなごろし)」とかもあったしさ。青山ってそんなにたいしたブランドじゃないんじゃないの? と僕は思っていますけれどね。
サムソン高橋:
ごめんなさい、鳥取市出身だから全然ついていけない(笑)。
久田:
ごめんなさい。
吉田:
久田さんが田舎者が大嫌いなんですよね(笑)?
久田:
“精神的な田舎者”ね。出身地じゃないですよ。
吉田:
出身地でディスったりもするじゃないですか!
久田:
ほとんどないね。その人が言うことに対して、その人が田舎者だったらディスっていますよ。
サムソン高橋:
本当、みね子【※】と話しているみたいだなと思います。みね子も足立区とか江戸川区とかディスるんだよ。
※みね子
サムソン高橋さんの私生活のパートナー。エッセイストの能町みね子氏のこと。
吉田:
そうなんですか(笑)。
久田:
でも本当に住民援護はダサいんだよね。自分の母親の田舎が自由が丘とか大岡山とか……。
吉田:
出ましたよ、マウンティングが(笑)。
久田:
本当に田舎だったんですよ。
サムソン高橋:
「自由が丘なんて、本当に田舎だったんですよ」。ひどいな(笑)。
一同:
(笑)
久田:
風俗店もありましたから、そういうのもちゃんと考えないとね。なのに南青山の人たちは反対と言うじゃないですか? それが嫌だなという感じ。
「ああいう体質の人だったら、相方との和解はないだろうな」
サムソン高橋:
唯一、オセロの松嶋尚美さんが厄介な発言をされたのが。あ、こういうことを言う人なんだなっていう(笑)。
吉田:
ナチュラルな差別心が?
久田:
あれすごいですよ。穢れの思想ですよね。
吉田:
「虐待された子は問題を起こしやすいから、そういう子と一緒に育てるわけにはいかない」。
サムソン高橋:
DVされた子はDVをする、という感じで。
吉田:
連鎖はあるけれども、悪いのは誰? っていう。
久田:
すごいですよね。ありえない。いろいろな児童相談所は複合施設なんですよね。母子家庭の方もいるし、親から逃げてきた子もいるのに、その子たちが来たら引っ越すという発想は、本当に!? と思っちゃう。あれはちょっと差別発言。
吉田:
ああいう体質の人だったら、相方との和解はないだろうなと思いますよね。
久田:
本当だよね。あれはひどいわ。僕のタイムラインでも「東大阪出身だからそういうのはよくわかる」とか書いてあるけれど、余計にわかれよっていう話だよね。
吉田:
デリケートな事情を知っていそうなところで育っている人のはずが、よりデリケートなことに対する差別心を植え付けられちゃっているんだなって思いました。
久田:
本当に田舎者だと思うわ。以上です。
▼記事化の箇所は31:40から視聴できます▼
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