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ジオン軍の兵器メーカーの歴史を解説。『機動戦士ガンダム』一年戦争終結後のモビルスーツ開発競争の企業戦略

 今回紹介するのは、シラヌイさんが投稿した『[ゆっくり解説]ゆっくり霊夢と学ぶガンダムMS開発史講座 外伝』という動画。再生数は2.5万回を超え、「ニコニコ動画講座」カテゴリで過去最高1位を記録しました。

 大人気のロボットアニメ『機動戦士ガンダム』。現在も続編やその内容を受け継ぐ作品が出続けている作品ですが、そのアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、ジオン公国軍のMS(モビルスーツ)などを開発しているジオン公国系軍事企業をご存知でしょうか。

 本記事では音声読み上げソフトを使用して、同人ゲーム『東方Project』の霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)博麗霊夢(はくれい れいむ)のふたりのキャラクターが、ジオン公国系軍事企業をご紹介します。

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AE社は最強!? 一年戦争後に、総合機動兵器メーカーのほとんどを吸収する

魔理沙:
 ジオン公国系軍事企業について説明するんだぜ。

霊夢:
 ZEONIC社とかZIMMAD社とかだよね?

魔理沙:
 ああ、他にも多くあり、それについて紹介しようと思う。初めに総合機動兵器メーカーについてだぜ。

霊夢:
 総合機動兵器メーカーって何?

魔理沙:
 MS(モビルスーツ)やMA(モビルアーマー)といった機動兵器を総合的に設計・開発可能な企業のことだぜ。

霊夢:
 なるほど。

魔理沙:
 1社目は、ZEONIC社MSという兵器分類を生み出した総合機動兵器メーカーだぜ。

霊夢:
 クラブマンを作った企業だね。

魔理沙:
 サイド3に本社を置き、元々は、宇宙用重機の開発・製造企業だったんだが……。

 ザクやゲルググを代表とするMSや火器開発部門ではサブマシンガンを開発。他にもAMC(MSの用機体制御・操縦支援システム)なども開発。

魔理沙:
 一年戦争後は、AE(アナハイム・エレクトニクス)社に吸収され……。

 ZEONIC事業部としてザクタイプのMS開発だけでなく、ハイザック用サブマシンガン改を開発するんだぜ。

魔理沙:
 次は、ZIMMAD社推進器の開発を得意とするメーカーで……。

 MSM‐03ゴッグやMS-09ドムを開発。

魔理沙:
 火器としては、マゼラトップ砲を開発するんだぜ。

魔理沙:
 一年戦争後は、AEに合併されたAE/ZIM社が設立され、GPシリーズ、リック・ディアスを手掛た。

 アトミック・バズーカやクレイ・バズーカも開発するんだぜ。

魔理沙:
 次は、MIP社

魔理沙:
 MAや局地戦用MSやビーム兵器を得意とするメーカーで、MA-05ビグロやMSM-07ズゴックを代表に、

 火器では、ゲルググ用ビームライフルやビームマシンガン、ビームバズーカを開発するんだぜ。

魔理沙:
 一年戦争後は、AEの子会社になり、ガーベラ・テトラ用のビームマシンガンを製造するんだぜ。

魔理沙:
 最後はZwinemn社。元々はレジャーボートなどを手がけていたベンチャー企業だったが、ZEONIC社に買収されるんだ。

魔理沙:
 そして、アッガイ、アゾックを開発するんだぜ。総合機動兵器メーカーは、以上。

 総合機動兵器メーカーのほとんどが、一年戦争後は、AE(アナハイム・エレクトニクス)に吸収されていることに、「つまりAEはジオンのおかげでビッグになれたと」「連邦軍と技術の買収合戦やったらしいね<AE社」「そりゃAE社は死の商人ですし」といったコメントが寄せられました。

熱核反応炉系企業――MY型熱核反応炉の特徴は?

魔理沙:
 次は、熱核反応炉系企業だぜ。

霊夢:
 大体は、察しがつくけど、熱核反応炉系企業って何?

魔理沙:
 熱核反応炉系企業は、小型かつ高出力のMY型熱核反応炉の企業のことだぜ。

霊夢:
 MY型熱核反応炉って何?

魔理沙:
 現代の原子炉の各分離反応ではなく、原子核を原子核にぶつけて融合させ新しい原子核を作り、その融合するときに発生するエネルギーを電力へ転換する核融合反応を採用している反応炉で、仕組みは強力なIフィールド【※】を展開した炉心にヘリウム3と重水素を送り込むと炉心の中で核反応が発生。

※Iフィールド
ガンダムシリーズに登場するミノフスキー物理学の根幹を成す現象。ミノフスキー粒子に静電入力を行った際に発生する、立方格子状の不可視のフィールド(力場)を指す。

 その核反応のエネルギーがIフィールドを介して、電力に変換され各部に供給される。Iフィールドによる電力変換は高効率なうえ、Iフィールドにより放射線が封じ込められるというメリットがあるんだ。これがMY型熱核反応炉の特徴なんだぜ。

霊夢:
 よくわかったよ……。

魔理沙:
 じゃあ話を戻すぜ。1つ目は、ZAS社。

霊夢:
 プロトタイプザクのZAS-X7を開発した所だね。

魔理沙:
 そうだぜ。他には、ザクⅠのZAS‐MI8とザクⅡA型とC型のZAS‐MI11反応炉も開発したんだぜ。次は、M&Y(ミノフスキー・イヨネスコ)公社。

霊夢:
 名前からしてMY型熱核反応炉の開発した所?

魔理沙:
 そうだぜ。宇宙世紀0047に設立された公社でMY型熱核反応炉の開発を最初に行ったんだぜ。

魔理沙:
 MS用熱核反応炉の開発、ZAS社に先越されたが、ザクⅡF型のMYFG-M-ES F56‐M3ES型、J型のJ21-M3ESJ型の反応炉をZEONIC社と共同で開発するんだぜ。

 MY型熱核反応炉の特徴を聞いて、コメント欄では「スーパーテクノロジーだよなぁ」「そんな変換できるのか知らなかった」「ミノフスキー粒子は魔法の粒子」「この設定考えた人凄すぎるわ」といった感想が寄せられました。

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