ナンパには“エンタメ性”を持たせるべし! プロナンパ師が明かす「他の男と差をつけるテクニック」が今日から使えると話題に?
7月18日、潜入ライターとして活躍するニポポ氏(@tongarikids)による「ニポポのニコ論壇時評」が放送。
年間100回以上の合コンをこなし、女性向け恋愛Webニュースなどで「恋愛マスター」として活躍する“プロナンパ師”の桜井涼氏と、年間100人の女性と出会い、欲望追求エンタテイメントマガジン『裏モノJAPAN』にて10年以上続く人気連載コーナー「フーゾク噂の真相」を執筆する“プロハメ撮り師”の町田足土氏をゲストに迎え、テーマ「ナンパ」について議論。
本記事では、ブーツに入った小石をナンパに利用したり、電車で寝ていた女性を終点まで追いかけるなど、過去に二人が行った、驚きの「ナンパのエピソード」について徹底解剖した内容をお届けします。
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ブーツの中の小石をナンパに利用
ニポポ:
実際にやった、ナンパのエピソードを教えていただけますか。
町田:
昔、駅のホームや電車内でナンパをしたことがあって。冬だったんですけど、駅のホームでコートを着て、ブーツを履いてという時に、ホームに女の子がひとりいたんですね。その時、実際そうだったんですけど、ブーツに小石が入っていたんですよ。
桜井:
町田くんのブーツにね。
町田:
それで、その女の子に、「すみません、僕の右足のブーツの中にちっちゃい小石が入っているんですけど」って言ったら、向こうが「はい……」ってなって(笑)。「チクチクするんで、電車に乗って帰るの辛いんですけど、お姉さんだったら、今、このホームの中で靴を脱いで小石を取りますか? それとも我慢する派ですか?」って聞くんです。
そうしたら、「私は取るかな……」みたいなことを言われたんで、「じゃあ、もしかしたら靴下の中に小石が入ってるかもしれないんですけど、ここでブーツや靴下を脱いで裸足になるのは少し恥ずかしいので、ちょっと喋りながらでいいですか」と。「ふたりでいるんだったら、そんなに恥ずかしくないから」と。
そして「いいですよ」と言われたら、靴を脱いで、小石を探す。そんな話をすると、電車が来るまでにちょっと仲良くなるんですね。
電車が来て、乗りながら「友達とご飯を食べる約束していたんだけど、いきなりドタキャンの電話が入ってきちゃって。今日、ご飯食ってないし、お酒も飲みたいんだよね」という話を持ち掛ける。「とてもいい店があるので、1時間だけでいいので一緒に行きませんか」と。
そうしたら、「私、終電まで30分とかしかないし、ちょっと無理です」って言ったんですけど、いろいろ話しながら駅に着いたときに、軽く手を握りながら、スッと一緒に降りてくれたんです。
桜井:
そして、結局お店に行って、気がついたら終電を逃すと。
ニポポ:
なるほど。上手いですよね。ホテルに行く気満々ですよ。
桜井:
あからさまなナンパ、という感じではないんです。
町田:
女性に対して、テンションを上げて喋っているわけではないんですよ。こそっとした声で、「ちょっといいですか」と。
ニポポ:
そうか、この引き込まれ感が大事なんですね。
電車内で寝ている女性をナンパ
桜井:
終点まで一緒に電車に乗ったって話もありましたよね。
町田:
ありました。西武新宿線で、女性がひとりで、頭を上げて寝ていたんですね。で、それで、自分が降りる井荻駅に着いたんだけど、その子はまだ降りないから、「ちょっと声かけたいな」と思って、ずっと隣に座っていました。
桜井:
マークしていた。
町田:
向こうが起きるまで、ずっと待ってました。そしたら、結構先まで行って。で、向こうが目が覚めたときに、「すみません。おはようございます」と声をかけて。そのときの距離感も重要で。真横だと驚かれるんで、ちょっと離れて、声をかけて。そうすると、「え、はい」と少し戸惑われるんですけど、そこからテンションを変えて、「僕、荻窪に住んでいるんですよ」と。
ニポポ:
いきなり身の上話みたいなところから切り出すんですね(笑)。
町田:
「お姉さん、高田馬場から乗って、ずっと寝てたじゃないですか? 変なこと言いますけど、ちょっと口開けて寝てましたけど、その寝顔がめっちゃ可愛かったんで、起きたらどのぐらい可愛いかな、と気になって見ていたんですよ」と言ったら、「やだ、恥ずかしい」と返される。
そして「思ったとおり可愛いので、僕、電車を乗り過ごしちゃって。すぐ帰らなくちゃいけないんですけど、良ければ今度一緒にご飯食べませんか?」と。で、そこから7駅ぐらい一緒に乗って、最終的に電話番号を聞いて、後日会った、というのがありましたね。
ニポポ:
すごい。それで上手くいっているというのがいいですね。
桜井:
やっぱり、声をかけたいと思った子に声をかけないと後悔する。やっぱり声をかけとけばよかったって、一日中落ち込んだりしますからね。
ニポポ:
そんなに落ちるんだ。
町田:
でも、無理にテンションを上げる必要がないという。作戦系はそこが重要なんですよね。
ナンパには「エンターテイメント性」を持たせるべし
ニポポ:
この作戦というのは、常に考えてて、「今度はこれを使おう」みたいな感じでストックしていくんですか?
桜井:
やっていくうちに、自分にあった声のかけ方とかがなんとなくわかってくるんで。僕は、割と策を弄する方がやりやすいし、好きなんで、どちらかというと、フレーズとかもその瞬間に考えて、こういう感じで行こう、となります。あとは、いろいろ試すのも好きなんですよね。もちろん、策がはまらないときもありますよ。だけど、クスッとなったときは「よし!」というときもあるので。
例えば、今って海のシーズンじゃないですか。そういう時に湘南とかに行くと、ナンパしているやつとかはいっぱいいるんですけど、ここでも基本は、みんな「ウェーイ」って感じで行っていて。けど、僕はそういう感じは行かないんですね。
そこで、人と差をつける声のかけ方というか。例えばどうやるかというと「お酒ってどこで買えるの?」と声をかける。で、「あそこで買えるじゃん」と、言われた場合。「俺、裸眼だから全然見えなくて。どこにある?」みたいな感じで返す。で、「見えないから一緒に買いに連れて行ってよ。おごるから」と。「面倒くさい」と言われたら、「じゃああそこで買ってきたらお姉さんと飲める?」と聞いたりするという。
ニポポ:
エンターテイメント性がちゃんとあるんですね。
桜井:
そうなんです。一回笑わせるというのが大事かもしれないですね。そこにお店があることは明らかにわかっているんですけど、あえてボケてみる。すべては、この応用なんですよ。
ニポポ:
となると、この子だったら笑ってくれそうだなとか、狙うべきターゲットを絞っていくというのは、我々でも考えられるのでしょうか。
桜井:
もちろん、ナンパに引っかかりやすい人のタイプというのはあるんですよ。一般的に言われるのは「歩くスピードがちょっと遅い」とか。あとは、洋服のトータルコーディネートで言うと「靴だけちょっとおかしい」とか。あとは、「紙袋を持っている」とか、「バッグがだらしなく開いている」とか。いろいろあるんですよ。あとは、「八重歯である」とかね。
ニポポ:
ワンポイント、どこか抜けがある。
桜井:
というようなことがあるにはあるんですけど、そんなことより、結局いつも推奨しているのは、自分のタイプの子に声をかけるという方が良い。
ニポポ:
もう、何も考えるな! 感じろ!みたいな(笑)。
桜井:
そうですね。
町田:
自分の好きなタイプだと必死になりますよね。
桜井:
そうなんですよ。好きなタイプだと必死さが出るんで。
ニポポ:
なるほど。「この人、本気で来ているな」というのが。
桜井:
そういう一生懸命さって、女性にもちゃんと伝わるんで。僕なんてめちゃくちゃタイプの子に20分ぐらいお願いしまくって、やっと連絡先を聞いたことありますからね。
ニポポ:
20分会話が続くほうがすごい気がするけどね。
桜井:
いや、ずっとお願いしていましたから。本当に。
町田:
しつこくするって重要ですよ。
逃げ出すんじゃなくて、お互いの関係性を崩さない程度の押しというのをずっと続けていると、向こうも根負けする。
ニポポ:
その人の劇場になっちゃうと、それに飲まれるしかなくなっちゃうんだ。