「IOCの求める100%禁煙は妥当」32.5% どこまで禁煙にする必要があると思う?【月例ネット世論調査2018年7月】
2020年の東京五輪に向けた受動喫煙防止策として、国は飲食店の45%での禁煙にとどめる一方、東京都は都内の8割以上の飲食店で室内禁煙としますが、どちらも東京オリンピック委員会(IOC)の求める100%禁煙とはかけ離れています。
niconicoを利用している全ユーザーに対して一斉に行われた7月19日(木)のニコニコアンケートでは、「飲食店ではどの程度の禁煙が妥当だと考えますか?」等の12個の設問が提示され、約30,744人が回答しました。
■関連記事
・非喫煙者が体験した『避けられない受動喫煙』の実態。「タバコの煙まみれの中で仕事をすることがあり…」
IOCの100%禁煙は妥当 32.5%
「飲食店ではどの程度の禁煙が妥当だと考えますか?」という設問に対し、「国の45%禁煙が妥当」との回答は26.8%、「東京都の80%禁煙が妥当」との回答は25.5%、「IOCの100%禁煙が妥当」との回答は32.5%となりました。
男女別でみると、「国の45%禁煙が妥当」と回答した男性は30.1%、女性は22.7%と男性が7.4ポイント上回り、「東京都の80%禁煙が妥当」と回答した男性は23.2%、女性は28.3%と女性が5.1ポイント上回り、それぞれ男女間で差が出ました。
一方で、「IOCの100%禁煙が妥当」と回答した男性は32.2%、女性は32.8%と男女間でほとんど差が出ませんでした。
年代別でみると、いずれの年代でも「IOCの100%禁煙が妥当」という回答がもっとも多く、特に40代では34.9%がIOCの禁煙施策を支持しました。
このアンケートは7月19日(木)21時12分に実施され、30,744人が参加しました。