アニメ『お前はまだグンマを知らない』上毛かるた、美味しい粉物料理etc…出演声優たちが語る“群馬あるある”が、ふるさと愛に溢れている件
粉物の宝庫! 梶原さんと笠間さんが語る群馬県の魅力
吉田:
じゃ、おふたりはなかなか群馬までは行かない?
笠間:
先日、弾丸ロケをさせていただいて……。
吉田:
いや、そんなには遠くない(笑)。3時間で着きますよ。
中村:
でも3時間って往復したら睡眠時間ですからね。
吉田:
でも3時間と言われて若干思ったんだけど、沖縄行けるなと(笑)。
中村:
福島だって行って帰って来れますからね。
吉田:
弾丸で行ってきて、何か見てきたんですか?
笠間:
結構いろいろなところを回らせていただいて。
中村:
見所はたくさんありましたか。
笠間:
食べ物が美味しかった。
梶原:
美味しかったですね。
笠間:
作中にも出てくるんですけれども、粉物文化があって。麺とかが結構多くて、これは群馬にずっといたら太るかもねみたいな話を。
中村:
グルテンたっぷり。
笠間:
だから美味いみたいなところがあるので。あと人が優しかった。
梶原:
優しかったですね。
内田:
やっぱり?
中村:
でもアフレコスタジオでは仲間に入れてもらえない(笑)。
内田:
ガヤとか録る時も、普通に群馬弁で皆でギャーギャーして。
梶原:
俺たちはふたりで……。
笠間:
「うん……」みたいな(笑)。
群馬県民男子なら誰もが取りたがらない「上毛かるた札」!
笠間:
内田さんが言った言葉で一番おもしろかったのが、劇中で「上毛かるた」を皆で言うっていう回がありました。
吉田:
ちょっと待って、今「上毛かるた」って当たり前に言いましたけれど、田所さん、わかりますか?
田所:
いや……。
中村:
霜月かるたと上毛かるたなんですよ。
吉田:
何、霜月かるたって!?
中村:
そこはいいです(笑)。栃木では霜月かるたというのがあります。
内田:
知らなかったです。
吉田:
でも上毛かるたは有名なんだよ。でも田所さんはまだ上毛かるたが何かわかっていないですよ。田所さんが今想像している上毛かるたは何ですか。
田所:
弥生時代、縄文時代の……。
一同:
(笑)
中村:
惜しい(笑)。
吉田:
「じょうもう」を漢字で書くと、どうなると思いますか。
田所:
だから縄に文ですよね。
中村:
それは縄文ですよ。正しくは?
内田:
上の毛で上毛。
牧野:
なんで?
内田:
えっと……何かあったはずなんですけれど。
中村:
地域の名前?
内田:
そうです。
吉田:
地域の名前にそれ以上の説明を求めると、ものすごく昔まで遡らないといけなくなるので、「上毛地方って言うんだよ」でいいと思います。
内田:
そうですね(笑)。
吉田:
上毛かるたというのがあって、本当に群馬の方は皆さん上毛かるたをやるんですよね。
内田:
はい。子供の頃から公民館とかでやりますし、小学校でもやりました。
吉田:
そんなにメジャー? 大会みたいなのは?
内田:
あります。
田所:
牧野さんがめちゃくちゃびっくりしていて(笑)。
牧野:
私も縄文だと思って聞いていたから、なんで毛なんだろうってずっと考えていて(笑)。上があるってことは、下もあるのかな? 下の毛もあるのかな? 上の句、下の句みたいな。髪の毛、下の毛みたいな(笑)。
そういうことがあるのかなって思いながら(笑)。そうしたら、あずさちゃんの顔がパッて入ってきて、こんな清い子の前でそんなことを思ってしまってはいけないと思って、ちょっと笑っちゃって(笑)。
ごめんなさい、黙っていたんですけれど(笑)。
吉田:
それで先ほどのアフレコ中の話が知りたいじゃないですか。上毛かるたをやる時に?
笠間:
我々はわからないけれど皆わかっているんですね。
吉田:
暗号ですよね(笑)。
笠間:
ちょっとひと盛り上がりしたりするんですよ。上の句でこの言葉だったらこれが続くみたいな。その中で「あ~、その札は取りたくないよね」みたいなことがはじまるんですよ。
吉田:
あるある?
笠間:
群馬あるある(笑)。
「じゃそれってどういう下の句なの?」みたいなことを言ったら、やっぱりちょっとエッチなやつだった。
内田:
温泉の札があって、温泉に入ってる女性の絵が描かれているので、小学生はそれを取ると「エロ~!」って(笑)。だから絶対皆取りたくないっていう(笑)。
笠間:
上の句は何でしたっけ?
内田:
「世のちり洗う四万温泉」っていう札があって。
吉田:
世のちり洗う!?
内田:
それを男子は皆取りたがらないです(笑)。