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ジブリ新作『毛虫のボロ』ついに本日3月21日公開! さらに企画展示「食べるを描く。」など、いま「三鷹の森ジブリ美術館」がめちゃくちゃアツい

 本日3月21日より、スタジオジブリの最新作短編アニメーション『毛虫のボロ』が、東京・三鷹の森ジブリ美術館内のシアターである土星座にて公開されている。

 宮崎駿監督が幼いころより思いを馳せていたという、“虫の目から見た世界”を描いた本作。氏が初めてCGを使ったことでも話題を呼んでいる
 葉っぱからニュムリと滲み出す美味しそうな水滴、まるで押し寄せるみかんゼリーのように表現された太陽の光――この世に生まれ、見るもの全てに感動を覚える赤ん坊の毛虫「ボロ」を中心に物語は展開していく。

本作の主人公は、生まれたての毛虫・ボロ。
『毛虫のボロ』に関連した館内特設展示の一つ。本作での「手描きとCGの融合」について解説されている
宮崎監督が本作を作るきっかけになったという、昭和23年(1948年)の漫画も展示されていた

 『風立ちぬ』(2013年公開)以来、5年ぶりに宮崎監督によって生み出されたこの14分20秒の映画には、映像の他にも注目すべき点がある――それは“タモリ”の起用だ。

 毛虫の移動、光合成、空気の揺らめき、太陽の光、蜂の飛翔……劇中で発せられるあらゆる動作につけられた音はなんと、タモリ氏の“声”によって表現されているのだが、これが意外とハマる。
 独特なリズムやグルーヴ感はまるで、腕の立つ音楽家によるアドリブのセッションのようにも聞こえてくるのだ。

『毛虫のボロ』特別展示のイメージボード

 観る人に様々な感想を持たせる、実験的な要素が多分に織り込まれた本作は、三鷹の森ジブリ美術館内シアター・土星座にて8月末まで上映予定とのこと。映画館で観る長編アニメーションとはまた違ったジブリの一面を体験してみてはいかがだろうか。

※尚、三鷹の森ジブリ美術館は日時指定予約制なのでご留意ください。詳しくは公式HPを参照まで。

館内展示も厳選して公開!

 そしてニコニコニュースオリジナルでは、先日「三鷹の森ジブリ美術館」にて行われた本作の試写会に参加させていただいたおり、当日は館内の撮影も可能……ということで、大変に貴重な展示物の一部をあわせて紹介したいと思う。
 5年ぶりの新作『毛虫のボロ』の特別展示、常設展示、さらに企画展示「食べるを描く。」と、とんでもなく充実感のある展示がズラリ。同館を未見の方にとっては、これは絶好の機会だ。

常設展示「映画の生まれる場所」

 『魔女の宅急便』や『千と千尋の神隠し』など、名だたる名作のスケッチやラフなどのイラスト群をはじめ、制作現場の面影を感じるデスクや小物など……常設展示室「映画の生まれる場所」は、隅から隅までゆっくり時間をかけて楽しめる充実の内容となっている。
 ジブリがこれまでに制作した様々な作品の断片があちこちに散りばめられたこの空間は、来場者の心を鷲掴みにすること間違いないだろう(事実、我々取材チームは閉館時間のギリッギリまでここに釘付けだった)。

企画展示「食べるを描く。」

 さらに見逃せないのが、こちらの企画展示「食べるを描く。」

 これは肉料理、おにぎり、パン、野菜……ジブリ作品で印象的に描かれることの多い「食事」のシーンにフォーカスしたもので、各作品の絵コンテや、シズル感たっぷりの食品サンプル、そして実際の調度品や小物などで大きく再現された『となりのトトロ』の食卓とサツキのお弁当などが展示されている。

 こちらは好評につき、2018年11月まで期間を延長して展示中。ぜひお腹を空かせて見て回るといいだろう。

三鷹の森ジブリ美術館 ご案内

三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制です

・毎月10日より、翌月入場分のチケットを全国のローソンでのみ販売します。
・web、モバイル、店頭Loppiにて予約、ローソン店頭で引き換えます。
・夏休みシーズン(7月・8月入場分)のチケットは、先行抽選販売を実施予定です。詳細はこちらのページからご確認いただけます。

『毛虫のボロ』はジブリ美術館の映像展示室「土星座」のみで上映

・3月21日(水/祝)~8月31日(金)上映予定

 その他利用案内、アクセス、チケット販売価格などの詳細は、三鷹の森ジブリ美術館公式サイトからご確認いただけます。

(c)Museo d’Arte Ghibli (c)2018 Studio Ghibli
写真/飯塚レオ

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