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「祭りは全然終わらない」劇場版チェンクロ千秋楽のイベントにアラムとユリアナが登場!

 2月24日、『チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~』最終章、第3章のイベント上映最終日に『スペシャルトークショー』がニコニコで生中継されました。

 「あっという間に終わりました」と感慨深げに話すアラム役の山下大輝さんに対し、「ぼくは長かったよ」という工藤昌史監督に笑いが起こる場面も。千秋楽ならではの苦労話やチェンクロ愛を、ユリアナ役の小岩井ことりさんと総合ディレクターの松永純さんを加えて、たっぷり語ってくれました。


左から、松永純さん、山下大輝さん、小岩井ことりさん、工藤昌史さん。

とにかくアラムは毎日叫んでいた?

司会:
 第3章が完結したところで、皆様に改めて伺いたいのですが、本作に関わってみてどうでしたか?

山下:
 本当にあっという間だったかな。もう千秋楽かって感じです。アニメーションもストーリーもテンポよく進んでいく物語だったので、それと同時に終わるのが寂しい。「あのあと、どうなったんだろう?」という妄想も広がると思います。僕的には本当に叫びまくったな、と! とにかく叫ばない日は一度もなかった。

工藤:
 絶対叫びはいれないとダメかな、と。

山下:
 アラムというキャラクターを産んでくれてありがとうございました。

司会:
 小岩井さんはいかがですか?

小岩井:
 ユリアナ自身が成長していくキャラクターだったんですけど、私自身もご一緒させて頂いた皆さんに育ててもらいました。そんな現場だったので、今回携われて本当に嬉しく思ってます。

山下さんは短いけど、ぼくは長かった(笑)

司会:
 工藤監督はいかがでしょう?

工藤:
 短かったと山下さんがおっしゃっていたんですが……長かったなと(笑)。

山下:
 本当!? なんでですか(笑)?

小岩井:
 監督、前半すごく顔色悪かったですよね。

工藤:
 実際は2年ぐらいかけて作ったんですよ。

小岩井:
 私たちはアフレコからですもんね。

工藤:
 最初の頃に描いた絵を観て、「こんなに前なんだあ」と思って(笑)。

松永:
 絵も変わってたりするんですか?

山下:
 Twitterにも上がっていましたが、アラムの絵柄もちょっと違ったりしましたよね。大人っぽくなってる。

司会:
 松永さんはテンションが高い状態とおっしゃってましたが、いかがですか?

松永:
 今回携わることができて、すごく幸せだったなと思います。普段、ゲームでシナリオを作っているんですが、完成したゲームを遊んでも正直そんなに盛り上がらないんですよね。でも今回は監修という形で関わりましたけど、アニメで完成したものを観るとお客として楽しめますね。アニメを見ながら「カイン!」「ユリアナ!」とか思いました。

山下:
 ピンポイントのところじゃないですか(笑)。

松永:
 同じ気持ちで盛り上がるのですごく楽しかったです。

ネタバレOKなイベントがあったらいいな!

司会:
 上映イベントは今日が千秋楽。一つの区切りを迎えるわけなんですが、この千秋楽にお越しいただいた皆様に向けて、思い残すことがないように、思いの丈をお話頂ければと思います。まずは山下さんからお願いします。

山下:
 この作品でアラムとして携わってからは、チェインクロニクルな毎日だったなと思います。アルカナって何? というところから始まって、でもアラムと一緒に「絆ってこうなのか」「チェンクロの世界観はこうなのか」ということを知ることができたのが収穫だったと思います。アラムを演じることができて、皆様と出会えて本当に幸せな時間だったなと思います。でも、まだしゃべりきれていないので、「すべてのネタバレOK!」みたいなイベントがあったらいいな。今はちょっとした制限もあったりしますので。本当にすべてが終わった後に、「みんなで打ち上げ!」みたいな感じで、なんでも話していい機会があったら、いろんな話がしたいと思います。そのときはみんなでチェンクロの世界を楽しみましょう。ありがとうございました!

小岩井:
 私はゲームから携わって、アニメではユリアナを演じさせて頂きましたので、一緒に旅をしてきたと思っている作品なんです。アニメを第1章から観させて頂いて、質の高い作品だし、王道ファンタジーだなと思いました。アニメはもう少しで放送が終わって、今日で映画も千秋楽なんですが、この先もずっといろんな人に観てもらったり、愛してもらったりする作品なんじゃないかなと感じています。ゲームも続いていきますし、皆様と一緒にチェンクロを追いかけて、応援していけたらなと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。今日は千秋楽を一緒に迎えられて本当に幸せでした。ありがとうございました。

ゲームとアニメでは絆の表現が違って面白い!

松永:
 アニメのプロジェクトが動き出した時に、チェンクロの世界がどうアニメになるんだろうとワクワクしていました。この世界観がアニメになったのがすごいなと思いました。アニメが出来始めたとき、「アニメなのにこんなにキャラクターが出るのがすごい!」という思いがあり、チェンクロが好きな人間として嬉しかったです。最終章まで観たときに、ゲームでは表現できない絆の物語を表現してもらったという思いがすごくありました。特にユリアナの絆や人間の成長の描き方がすごくツボでした。アニメだとこうやって絆を表現するんだな、と。

小岩井:
 嬉しいです。ありがとうございます。

松永:
 劇場でご覧になった皆様と共有できたことが本当に幸せです。これからご覧になるファンもみなさんはそれを味わってくれたらいいなと思います。ありがとうございました。

司会:
 ありがとうございます。最後に監督お願いします。

工藤:
 今日は千秋楽で「祭りは終わっちゃったかな?」と思ったけど、テレビは続くし、ブルーレイも出ちゃうし、アラムもゲームで使えるようになる。これは祭りは、全然終わらないですね(笑)。これからもみなさんと一緒にチェンクロをやっていきたいと思います。

司会:
 祭りはまだまだ続くということで、ありがとうございました。もう思い残すことはないですか?

小岩井:
 チェンクロ大好き!

山下:
 あるじゃん(笑)!

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