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真赤な誓い、遊☆戯☆王、やらないか? ……懐かしフレーズ山盛りの「ニコニコ動画(γ)」作品厳選集

 今回紹介するのは、のりけんさんが投稿した『ニコニコ動画の流行した動画、話題を振り返ってみた【(γ)時代】前編』と『ニコニコ動画の流行した動画、話題を振り返ってみた【(γ)時代】後編』という動画。再生数は前編が5.2万回、後編が3.8万回を超え、「歴史」カテゴリランキングで最高でそれぞれ1、2位を記録しました。

投稿者メッセージ(動画説明文より)・前編

お待たせしました。
アスペクト比変えたりゆっくりボイス手打ちにしたりして時間がかかってしまいました。。。
動画の画質は2倍ほど上げてます(`・ω・´)b 
γ時代は内容が濃くなるので前編と後編で分けました。
Twitterアカウント→https://twitter.com/FKyiqgRxt3Pp0xs

投稿者メッセージ(動画説明文より)・後編

(γ)時代後半です。
「これさえ知ればその時代を知れる」ぐらいの有名どころを紹介しているので、小規模に流行ったものは省いているのが多いです。どうがご容赦を。
Twitterアカウント→https://twitter.com/FKyiqgRxt3Pp0xs

―懐かしの動画シリーズ―

「テニミュ」「きしめん」「おっくせんまん!」……あの頃に戻りたくなる、ニコニコ動画の“β時代の英雄”動画・名フレーズ厳選集


『らき☆すた』

 2009年4月に放映されたコメディアニメ。

 オタク少女「泉こなた」と、そのクラスメイト「柊つかさ」「高良みゆき」、つかさの双子の姉「柊かがみ」の4人の女子高生による日常生活を描いたアニメで、オープニングテーマ『もってけ!セーラーふく』が一度聴いたら耳から離れない強烈なメロディと歌詞で話題となり、ニコニコ動画内で拡散、瞬く間に一大ブームを巻き起こした。

 特にブームの火付け役となったのが、当時ニコニコで大流行した「MAD動画」であり、オープニングテーマに合わせて他作品のキャラを躍らせる『らき☆すた+涼宮ハルヒの憂鬱(完成版)』や、泉こなたがひたすら“あっーぷっぷっぷぇぷぇ(0゚=ω=.)”する『こなた達でアッーウッウッイネイネ【らき☆すたMIX】』が大流行し、以降も派生動画が日々量産されることとなった。

『遊☆戯☆王』

 1996年9月から2004年3月まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた、カードゲームを題材とした漫画。2000年4月よりアニメも放映が開始された。

 アニメの映像を使用した動画が投稿されるや否や、当時を懐かしむユーザーが動画に殺到、話題を呼んだ。アニメ内でたびたび繰り広げられるシュールな展開に、MAD職人が次々とMAD動画を投稿、それらも併せて再生された。

 中でも特筆すべきは、作中で使用されたカード「狂戦士の魂(バーサーカーソウル)」を題材とした動画『ドロー!!モンスターカード!!!』で、主人公の「武藤遊戯」が、対戦相手の「インセクター羽蛾」に対し、必要以上に攻撃を繰り返す無慈悲なシーンが「シュールすぎる」と話題に。また、遊戯の「まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ」「HA☆NA☆SE」という、汎用性に長けたフレーズを利用したMAD動画が拡散され、ニコニコにおける『遊☆戯☆王』動画の人気を押し上げることとなった。

『阿部高和』

 「阿部高和」とは、ウホッ、いい男である。

 男性同士による同性愛を描いた漫画『くそみそテクニック』に登場する強烈なキャラクター「阿部高和(通称・阿部さん)」が繰り広げるストーリーのコミカルさが、ニコニコでたちまち話題に。ちなみに、ニコニコ動画のコメントで目にする「ウホッ、いい男」「やらないか」「すごく・・・大きいです・・・」などのセリフも、全てこの漫画が起源である。

 また、月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)の楽曲『バラライカ』を、歌い手のいさじ氏が替え歌にして歌った『バラライカの替え歌「やらないか?」』および、阿部さんを3Dモデル化し、歌に合わせて躍らせた『バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ』が、共に爆発的ヒットを記録。いさじ氏の漢気溢れる歌声が「ぴったりすぎる」と囁かれ、“阿部さん=いさじ氏”というイメージを確立させることとなった。

『真赤な誓い』

 2006年10月から2007年3月にかけて放映されていたテレビアニメ『武装錬金』のオープニングテーマ。ミュージシャン・福山芳樹による、胸に響く歌詞とメロディが聴く者の気持ちを昂ぶらせる、熱いアニメソングである。

 ジャンル問わず、多種多様なMAD動画の“盛り上がるシーン”に挿入されることが多いが、どの動画でも共通して、サビの「真赤な誓い」の歌声に合わせ、文字通り真赤な弾幕が画面を埋め尽くすことで知られる。

 ちなみに「真っ赤な誓い」は本来、誤記とされているが、ニコニコ動画の検索結果ではそちらの表記で動画がヒットすることも多々あるようだ。


 現在の動画上でも頻繁に目にするフレーズを世に送り出してきた「ニコニコ動画(γ)」時代。上述したもの以外にも、『スパイダーマッ』『きみのためなら死ねる』『ムスカ』などが、動画の中で紹介されている。フルで見たい方はコチラ。

―参考動画―

―懐かしの動画シリーズ―

「テニミュ」「きしめん」「おっくせんまん!」……あの頃に戻りたくなる、ニコニコ動画の“β時代の英雄”動画・名フレーズ厳選集

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