吉田豪氏 本人が選ぶ“吉田豪炎上ランキング2017”は『ラストアイドル騒動』が1位に。本人が「超恐ろしい」と語る後日談も掲載
第1位 『ラストアイドル』吉田豪のジャッジに批判殺到
──アイドルオーディション番組『ラストアイドル』のメンバー入れ替えの判定で、吉田豪さんが初期メンバーの長月翠さんではなく、蒲原令奈さんを選んだことに、判定がおかしい、と批判が殺到。大炎上しました。
吉田:
これが恐ろしいのが、この炎上自体は別にどうでもいいんですよ。このあとの番組のころがし方が本当に恐ろしくて。
徳光:
と、言いますと?
吉田:
まず炎上が土曜日の深夜。日曜日の朝電話がかかってきて、また出てくださいとオファーが来て、それで呼ばれて出たのが、最後のバトルの収録の日で、そのラストバトルの審査員に僕を選ぶという、だから完全に伏線を僕にしていくんですよね。
その時点で怖いじゃないですか。なんで僕をオチにするんだという。しかも予告まで使われて、予告で、僕センターで使われて、えーっと思うじゃないですか。その直後に、つい最近ですよ。池袋サンシャインの噴水広場で、『ラストアイドル』ファミリーが全員集まるイベントをやりますと。
『ラストアイドル』ファミリーというのは、セカンドユニットも含めてのグループが全部出る。発表せずに、吉田豪出演なんですよ。オファーが来て、なぜか突然ファミリー入りされているうえに、突然吉田豪が出たらどうなるかという実験をするわけですよ。超恐ろしい。
徳光:
でもある意味、作り手としては、僕はディレクターとかプロデューサーのすごいセンスは感じますよね。変な話、吉田さんを上手く利用してね。
吉田:
完全に利用ですよ。
徳光:
それはうまいなと思いますね、商売として。
吉田:
だって、メンバーより僕に脚光当ててどうするんだよみたいな。
徳光:
そうなんですけれども、でもそのあとメンバーたちも脚光浴びる形になってきたじゃないですか。
吉田:
いつの間にか秋元派にされた、とか書いてあるけど、僕と秋元康の接点は、本当に7、8年ないんですよ。会ってないんですよ。知らないんですよ、という。恐ろしい。
徳光:
すごく接点があるのかなと思っていたんですけれども、7、8年前だったら、AKBがデビューして。
吉田:
LOFT/PLUS ONEに1回出てもらったことがあって。
徳光:
秋元さんが出たんですか?
吉田:
あれ本当奇跡ですよ。2部に秋元康が出たんですけれども、1部がストロング小林ですからね。この2人が並べられるイベントはないんですよ。奇跡ですよ。
一同:
(笑)
久田:
なんで出たの?
徳光:
すごいオールスター戦ですね、これは。
吉田:
どっちも僕らは好きですけれども、みたいな。
久田:
そのときの秋元さん、ちょっとワルぶってボタンすごい外していたんですよね。
吉田:
胸毛を見せる感じで。
久田:
どうしたんだろう。
徳光:
そういえば、秋元さんと久田さんもビートたけしさんの共通項は、ネクタイしないですよね。かっこいい。
吉田:
ちょいワル感ね。
徳光:
僕ができないんですよね、ネクタイしないと。
久田:
Tシャツですよね。着たいからだと思っていた。
徳光:
テレビ出るときは、ちょっとネクタイしないといけない。
久田:
昔AKBの本を作ることになったんですよ。秋元康さんは、プレゼンとかするときに……。
吉田:
出なかったやつですね。
久田:
出なかったやつね。2回くらいあったんですけれども、初めはギリシャ神話の話からするんですよ。ギリシャ神話の話から、どこでAKBに来るのかなと思ったら、なんか結び付けてくるんですよね。それが印象的で。
吉田:
古舘伊知郎みたいな、古代ギリシャの、みたいな(笑)。
一同:
(笑)
徳光:
それこそ秋元さんの発想は、ここのところ全打席ホームランを打ってらっしゃる。
吉田:
しばらく、10年くらい空振りを続けた時期があって。
徳光:
チェキッ娘をやったこととか。
吉田:
チェキッ娘は俺じゃない、とよく言ってますけれどもね。あれは俺じゃないんだって。
徳光:
CoCoとかもそうですよね。
吉田:
あれも違いますよ。
徳光:
乙女塾、違うんですか。
吉田:
失敗を俺のせいにするな、とよく言っていますから。
一同:
(笑)