アルミを溶かして「バナナ」を鋳造してみた! 本物そっくりのサイズ感で輝くアルミバナナへ「めっちゃかっこいい」「美しい」の反響
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【鋳造】アルミを溶かしてバナナを作る【ずんだもん】』というまーくいものさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
YouTubeのアルミ鋳造界隈の登竜門、バナナを鋳造してみました。 3Dデータはフィルチャンネルさんからお借りしました。 編集に迷ってて仕様がコロコロ変わってすみません。
投稿者のまーくいものさんがアルミ鋳造でバナナを作ります。まずは3Dプリントしたバナナの原型にタルクという白い粉を掛けました。これで型と砂をはがれやすくするそうです。
次は木枠への砂込め。最初に細かい砂をかけてから、木枠の周囲に砂を入れて押し固めます。固める際に履く靴は鋳造専用に使っているのだとか。砂も鋳物砂という専用品です。
綺麗にバナナの形が抜けました。
砂型にバナナの原型を戻したら、もう半分の原型を上に乗せてからもう一度同じ工程を繰り返します。
もう片方の型が抜けたら、砂を削ってアルミの通る道を作りました。砂を炙って水分を飛ばしたら木枠を閉じ、左右から板で挟んでしっかりと密着させます。上に砂で作ったアルミの注ぎ口を乗せたら鋳造用の砂型のできあがりです。
溶かしたアルミは上に浮いた不純物を取り除いてから注ぎます。
砂型から取り出したアルミのバナナです。先端のへこんでいる部分が惜しいとまーくいものさんは言いますが、視聴者からは「そこもまた実物っぽいってことで」「よりリアルでいいと思う」の声が寄せられました。
あとは余分な箇所を大きくカットし、まずは機械で磨きます。
次にやすりの番手を変えながら手で磨いていくまーくいものさん。バナナの表面がどんどん滑らかになっていきます。
最後の仕上げにまた機械を使いピッカピカに磨き上げ……
アルミ鋳造のバナナが完成!
銀色に輝くアルミバナナは、サイズ感といい、本物のバナナと並んでもしっくりくる出来映えです。制作工程の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。砂型作り、溶けるアルミ、磨き上げの過程と、それぞれ見ていて楽しい作業が続いています。
視聴者のコメント
・お、バナナだ バナナ…?
・めっちゃかっこいい
・こうして重ねると見分けつかねーな
・ちょっと黒いぶつぶつがそれっぽい
・スイートスポットってやつなのだ
・美しいのだ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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