「遺憾の意」を表明する猫ちゃん! 一家の主猫としてふるまう中で“人間くさい表情”を身に着ける
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『一家の主猫「極めて遺憾だね」』というねこかますさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
一家の主猫特有の遺憾の意を表明する麿白先生です。
並んで寝ているのは投稿者のねこかますさん宅の2匹の白猫。
前足にシッポが当たるのが気になったらしい左の曉璘(しゃおりん)ちゃんが、チョイッと顔を触ってきたので目を覚ました麿白先生。
すでにスヤスヤと眠る曉璘ちゃんを前に、麿白先生は目を細めながらねこかますさんを見てきます。これは一家の主猫として身につけた、「遺憾の意」を表明する表情だとか。
気を取り直して寝ようとした麿白先生ですが、丸まる際に当たった頭が邪魔だとばかりに曉璘ちゃんからはたかれてしまいます。そしてまたもや遺憾の意を表明。この豊かな表情は徐々に身に着けたものだそうです。
こちらは9年半ほど前の映像。まだ他の猫がいず、ねこかますさんと一緒に暮らす唯一の猫だった頃です。
残業続きで帰りが遅いことにスネた麿白ちゃんは、撫でられても頑なに壁にくっついています。表情は悲し気ではありますが、大きくは動きません。
麿白ちゃんが変わったのは後輩保護猫がやってきてからです。次男坊猫の時雉ちゃんが子猫と遊ぶ様子を見守っている表情に、厳しさが溢れています。
こうして預かり子猫を多数育てたことで、麿白ちゃんは「麿白先生」となりました。
肘を掛けて、物思いにふけっているかのような佇まいですね。
最大の転機は、元野良猫の参瑚ちゃんが弟となったこと。
体が大きく年上の弟猫に舐められてはいけないと、一家の主猫としてのプライドが芽生えます。
以降の麿白先生は、一家の主猫として他猫に譲る際は遺憾の意を表明するようになりました。
しかし、我慢も限界になるとスネ顔を全開で披露。甘えの競争の中でアピールも上手くなりました。
沢山の猫と暮らすことで人間くさい表情を身に着けた麿白先生。遺憾の意を表明されたねこかますさんは、そっと撫でてフォローしてあげます。
それだけでなく、麿白先生だけと向き合う時間も大事にしているそうです。この時間と信頼があればこそ、麿白先生は一家の主猫として堂々と振舞えるのですね。
視聴者のコメント
・にじみ出る貫禄
・まだ猫だった頃
・スネマロかわよ
・すげぇジト目w
・ベテランの風格
・文字通り、目を瞑ってやってる
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