ギネスブックにも認定された世界一危険な鳥「ヒクイドリ」について解説 人類最古の飼育された鳥だったという説も
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【陸編⑭】』というtuyukusaさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
火は食べない
VOICEROID解説のようでVOICEROID劇場のようでもあるゆるーい感じでやってくで 普段はスマブラ等のゲーム実況をしてます。良かったら見てや 「いいね」でヒクイドリの豆知識
投稿者のtuyukusaさんが、オーストラリアなどの熱帯雨林に生息する全高1.7mにもなる巨大な鳥「ヒクイドリ」について解説します。
ヒクイドリは見た目に凄みがありますが、性格はわりと臆病なんだとか。そのため危険を感じると攻撃的になるとのこと。人を襲う事は極めてまれだそうです。
そんなヒクイドリは果実を中心とした雑食性。地面に落ちている果物を見つけるため1日に数十キロ移動するそうです。この長距離の移動によりヒクイドリは食べた種を広げ、熱帯雨林の維持に役立っているのだとか。
ヒクイドリの長距離移動を可能にしているのはその強靭な脚。スピードは時速50キロと、時速70キロあるダチョウより遅めです。これは平原を走るダチョウに対しヒクイドリは障害物の多い森林を走るため、あまり速く走ると危険だからだそう。
代わりに長い鉤爪を備え、繰り出されるキックの威力は120キロにおよぶのだとか。
ただ、この鉤爪と脚力が人間への脅威になることもあります。その脅威はギネスブックに世界一危険な鳥として登録されるほどだとか。
ペットとして飼われていたヒクイドリが目の前で転んだ飼い主を攻撃行動をしたとみなし、キックで絶命させてしまったこともあるのだそうです。
そんな危険なヒクイドリですが、人類最古の家禽(かきん。家畜の鳥版)かもしれない説があるとのこと。古代人類の住居から卵の殻がまとまって見つかり、かつ焼いた形跡のないものが多かったのだとか。これにより、卵から孵化させて育てたと考えられているそうです。
なぜ危険な鳥をわざわざ飼育したのか。1つには、危険な反面ヒクイドリは刷り込みを起こしやすいからです。刷り込みはヒナが最初に見た動くものを親だと思い込む行動で、下手に刺激しなければ育てることが難しくなかったからだとか。また、肉は珍味で美味しいとのこと。美味しいからこそ危険があっても飼うことにしたのですね。
ギネスブックにも認められるほど危険な、しかし美味しいらしいヒクイドリ。tuyukusaさんによる解説の詳細に興味を持たれた方は、どうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・目力がつよいw
・キックキックキックの鳥だ
・可愛いけどこわい
・もう顔が恐竜のそれなんよ
・当時は貴重なタンパク源だったのかもしれないね
・デカいから食べ応えありそう
・いいまとめだ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【陸編⑭】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43672022
―あわせて読みたい―
・元祖ニュージーランド代表の鳥「キーウィ」について解説! 知れば知るほど謎が深まる生態に「かわいい」「モグラなのでは?」「はぇー不思議」の反響