鉄フレームのタンスを自作してみた! ビス穴がずれたらタバコの吸い殻でリカバーなどゆるい日曜大工が楽しそう
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『いい感じのタンス作ってみた』というねるねるテレビさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
たまには真面目な工作もやります。
液晶搭載のマウスパッドなど、実用性はないけれどロマンがある工作をしている投稿者のねるねるテレビさん。たまにはまともなものを作れるところを見せたいとタンスを製作しました。日曜大工らしい“いい感じの手抜き”が楽しい動画です。
お母さんから「タンスが壊れているから新しいのを作って」と頼まれました。同じ場所に置けるほぼ同じサイズのタンスを作ります。
骨組みは鋼材で作ります。木材は費用を安くするため合板を3枚重ねて厚い木材っぽくしました。ただ、やってみると思ったよりも安くなく、また面倒だったのであまりおすすめしないとのことです。
木材の断面に鋼材を止めるための穴をあけていきます。厚い木材を買わなかったので、穴の両サイドにビスを埋めるなど、手間をかけて作業をします。こうしてタンスの側面の板ができあがりました。
同様の手順で天板を作ります。鋼材を止めようとしたら鬼目ナットの位置がずれていました。穴を広げて、タバコの吸い殻をつっこんでから鬼目ナットを埋め直します。日曜大工レベルならこれくらいでなんとかなるそうです。
ホームセンターで切ってもらった板で引き出しを作ります。引き出しレールを取り付けますが、ビスが長くて板を貫通してしまいます。ビスの先端を切って、少し短くします。
見えるところには、木目調のシートを貼っていきます。見えないところには貼りません。引き出しは塗装します。本当は重ね塗りしなくてはいけないのですが、なんとなく茶色になればいいのでやりません。
タンスの取っ手を作ります。ステンレスパイプをカットし、専用の金具で板に取り付けます。これを引き出しにネジ止めします。同じものを6個作ります。
組み立ててみると、寸法はピッタリ。スライドレールを使う工作は数ミリずれただけで、引き出しが入らなくなりますが、問題なく出し入れできています。
背面は材料もスペースももったいないということで、板をはりませんでした。その分引き出しが長くなっています。
部屋に設置してみました。すると、ここで問題が発生します。元々あった体重計を置くと、一番下の引き出しが出せません。
木材で黒いトレー型の何かを作りました。これをタンスの底にはめ込み、ボルトで固定します。アジャスターを取り外し、ワッシャーを数枚重ねて再度取り付け、底を少し高くします。
こうして足が高くなり、引き出しの出し入れができるようになりました。この作業をしたおかげで、一番下の引き出しの下にこっそりとへそくりが隠せるスペースができました。
制作費用はおよそ5万円でした。ゆるく作業しつつも、しっかりとしたものができあがるDIY動画です。製作過程をもっとじっくりと見たい方は、ぜひ動画も視聴してみてください。
視聴者コメント
買ってじゃなく作っては凄いな
大変
すげぇ
めちゃめちゃガチやん
丁寧やなあ
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『いい感じのタンス作ってみた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43311033
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