青い宝石「ラピスラズリ」の偽物とは? 「塗り」「練り」「張り」の3パターンの見分け方を解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【ゆっくり解説】綺麗な青!偽物を見分ける方法とは? 夏休み子ども宝石相談その2』というスカイ三平さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
視聴者から寄せられた宝石の質問に答える魔理沙のコーナーが今年も始まります 2回目の今回は ダイヤモンドの研磨職人はカッターと呼ぶ? ジュエリーショップにも変なお客さんがいる? ラピスラズリの偽物はどうやって見分ける? 以上をお送りします BGMはいろいろ試そうとしている最中です
美しい青色の宝石「ラピスラズリ」。沢山の鉱石を含んだ半貴石で、含まれたラズライトという鉱石がこの青色を出しています。和名は「瑠璃」で、古来より日本でも親しまれてきた宝石です。
このラピスラズリについて「偽物があるのか、あるならば見分ける方法を教えてほしい」というリクエストに投稿者のスカイ三平さんが応えました。
スカイ三平さんによると、ラピスラズリは偽物が多く出回っているとのこと。まずはハウライトという安い鉱石を青色の塗料で染めた「塗り」と呼ばれるもの。これは簡単に見分けることができ、マニキュアの除光液を塗ると色が落ちるのでわかります。
買う前に確かめたい場合は、ルーペで拡大することで判別が可能です。ラピスラズリは沢山の鉱物の集合体なので様々な色が見えますが、塗ったものは青しか見えません。
塗りの他には「練り」というものがあります。これは商品価値の低いラピスラズリを粉末にして樹脂で固めたものです。価格が安いのでパワーストーンでよく見かけるとのこと。
「練り」であることを明示していれば問題ありませんが、「天然」と偽っている場合が問題です。しかし練りは素人では判別が難しいものもあるため、鑑別書付きを買うか、ブランドを持っているショップで買うのが安心だとか。
最後にご紹介する偽物のパターンは「張り」。プラスチックの板に薄いターコイズを貼り合わせてラピスラズリとして売っているものです。「ラピスラズリの要素どこ?」となりそうですが、こちらは見た目の違いが大きいのでわかりやすいとのこと。
綺麗な青い宝石ラピスラズリの偽物3パターンについての話でした。動画には他にダイヤモンドのカットと研磨にまつわる話や、ジュエリーショップを訪れる困ったお客さんや詐欺の話などが収められています。興味を持たれた方はぜひご覧ください。
視聴者のコメント
・宝石キタ〜
・これはありがたい情報
・なんかハンターハンターみたいだな
・成型肉みたいなもんか
・小さい原石を1個持ってから見分けがきちんと出来るようになった
・おつおつ!たのしかった
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【ゆっくり解説】綺麗な青!偽物を見分ける方法とは?
夏休み子ども宝石相談その2』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42582569
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