30坪の平屋で“快適一人暮らし”をするための「間取り」とは? スッキリ玄関と広々リビングをテーマに考えてみた!
今回紹介したいのは、ゆっくり建築士picoさんが投稿した『【間取り比較】一人暮らしの平屋!シンプルな空間は好きですか?』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回、私たちが一人暮らしの平屋を考えてみました。 条件は下記のとおりです。
①同じ敷地 ②同じ敷地の面積 ③同じ建物の面積 ④同じ家族構成 ⑤同じ金額 ⑥違う間取り
以上 ⑥の間取りだけ違い、あとは同じです。 他、すべて同じ場合、あなたはどちらの間取りを選びますか? 正解はありません。 さて、あなたの意見を聞かせてください☆
30坪の敷地に平屋で1人暮らしをする場合の間取りを、一級建築士の魔理沙(黄)と二級建築士の霊夢(赤)が考えます。
画面の下側が北で幅4mの道路。道路以外の3方向は隣の家という、密集した分譲地という設定です。
霊夢は広々したリビング空間、魔理沙は玄関空間のシンプルな演出をテーマに間取りを考えていきます。
まずは左上部分を描いた魔理沙。玄関は何も物を置かない空間にすることで、来客時に清潔感を感じてもらうことを狙いました。靴の収納や冬物のコートなどは土間続きのクロークに収容します。また、トイレ扉が玄関の正面に来ないこともすっきりした印象につながるとのこと。
道路正面に玄関があると外から見えるので避けられがちな間取りですが、この場合は窓しかないため部屋の中が見えないのがポイントです。外構に木塀を設置してその手前に緑を配置すると、「玄関扉を開けると外の緑が太陽の光と共に玄関空間に差し込んでくる」という素敵な演出になります。
一方霊夢は玄関を道路から見えにくい向きにし、魔理沙と同様にトイレとクロークを近くに配置しました。リビング空間を広く取るため省スペースにしています。
次はLDK。魔理沙はアイランドキッチンを採用し、風呂や洗面や洗濯機と共に水回りを下の方にまとめました。右上は和室の小上がり空間になった寝室で、引き戸を開けるとリビング空間と一体になります。
そして西側に部屋を持って来ることで、西日のまぶしさからリビングを守ることを狙ったそうです。西側に大きな窓を持って来ると夕方にはカーテンが必須となるとのこと。
一方霊夢はリビングとダイニングを兼用した空間にしました。続きにある四畳半の和室は小上がりになっていて、1人暮らしの寝室としては広めです。
そして和室の二方向の引き戸を全開にするとLDKに和室空間が取り込まれ、広いリビング空間を作ることができます。
和室の奥には収納、キッチン横のちょっとした作業スペースを配して機能的ですね。
玄関のスッキリ空間とリビングの広々空間をテーマにした、どちらも気になる霊夢と魔理沙による1人暮らしの間取りの提案。空間ごとの解説の詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【間取り比較】一人暮らしの平屋!シンプルな空間は好きですか?』
―あわせて読みたい―
・30坪で暮らすならどっちの間取り? 家族3人の“平屋暮らし”を考えながら書いてみた!
・螺旋階段、物入れ多数etc… いろんな物件の間取りを見せて自由に書き込んでもらった結果、妄想が爆発して「お絵描き大喜利」と化した