機械式腕時計を自作してみた! 歯車どころかCNCや旋盤まで自作する徹底ぶりに「まじ何者なんだ」「見惚れるなあ」の声
今回紹介するのは、shita^juさん投稿の『機械式腕時計を作ってみた part5』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
機械式腕時計の5作目です。
インカブロック、穴石、ツメ石、主ゼンマイ、風防、パッキン、ベルト、バックル以外の部品はすべて加工しました。
機械式腕時計を自作している投稿者のshita^juさん。まるで芸術品のような、すさまじいレベルの腕時計を作りあげました。
まずは図面の制作から。今回は6振動の手巻き時計を作ります。以前に作った物はメンテナンス性に難があったので、今回は分解できるように設計しています。
次に部品の加工です。自作のCNCや、自作の小型旋盤を使うとの説明に、コメント欄は「ん・・・自作?・・・」「全部手作りなのやばいな」と驚きを隠せません。
ピニオンの歯車部分の加工は非常に細かい作業となっています。φ0.1のボールエンドミルを使用して加工しています。
加工し終わった部品は、ほとんどすべてが1センチ未満。真ちゅうやマルエージング鋼で作ります。
ネジを青焼きしたり、一部部品は鏡面仕上げにしたり、細かいところまでていねいに作りあげていきます。
文字盤は、加工後、自作のパッド印刷機で文字をプリントしています。
続いては組み立て作業です。作業が進んでいくと、だんだんと腕時計の形が見えてきます。最後には防水検査までやります。
腕時計が完成しました。自作とは思えないクオリティーです。コメントでは「かっこいい!」「見た目も最高」といった声があがります。
動画のラストには、実際に動いているところが収録されています。チクタクチクタク鳴りながら、部品がくるくる回転する様子はロマンしかありません。
視聴者コメント
また君か見惚れるなあ
まじ何者なんだ
惚れ惚れする
見てるだけで楽しい
ふつくしい…
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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