話題の記事

スマホを水に沈めて遊べるゲームを作ってみた! アプリの鍵になっている端末の“気圧センサー”の仕組みやアプリの開発背景が興味深い

 今回紹介するのは、AIT_梶研究室さん投稿の『携帯を水に沈めて遊ぶアプリをつくってみた!』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

今回は携帯を水に沈めるアプリを作ったので紹介させていただきます。

本アプリのiOS版はありません。
なぜかiOSだと気圧センサの値が高頻度かつ高精度でとれません。
なのでAndroid版のみとなります。


 今や日常から仕事まで欠かすことのできないスマートフォン。人によっては朝起きてから寝るまでずっと手に持っているという人も多いのではないでしょうか。

 毎日使っていると不慮の事故で水に落とすなど突然のアクシデントに遭遇した方は意外と多いはず。そんなスマートフォンですが、最近の機種では防水機能が向上しているそうです。

 たとえば、Google Pixel7だとお風呂くらいの深さなら水に沈めても大丈夫とのこと。また、意外な機能として気圧センサ―というものが搭載されている機種もあるそうです。

 水に入れる前の気圧だと990という値ですが……。

 スマートフォンを水に落とすと、気圧の値が上昇しました。

 この機能ですが、本来は階段を何段上がったなどのヘルスケアや登山者が標高を知るために使います。

 今回、スマートフォンを水に沈めてみたところ、気圧センサ―の値が水圧の分だけ上昇したそうです。つまり、スマートフォンがどれだけ水に沈められたか分かるようになります。

 これらから着想を得たAIT_梶研究室さんは考えました。1つ目は「スマートフォンを水に沈めて遊ぶアプリは新しいのではないか?」ということ。

 2つ目は「スマートフォンを思いっきり握ったらどうなるのか?」という純粋な疑問にぶち当たりました。

 まずはスマートフォンを握るとどうなるか検証してみます。スマートフォンの画面中央を押すと、気圧センサ―が上昇する結果に!

 その後、押した指を放すと気圧センサ―が減少しました。

 また、側面を握ると気圧センサ―が減少します。

 握った手を放すと、気圧センサ―が上昇する結果となりました。

 この沈めた時と握った時に気圧が変化する特徴を生かして、何か面白いアプリを作ってみようとなったそうです。

 水の中、何かを掴む動き……そう、魚のつかみ取りです!

 出来上がったのがコチラ。こちら「魚のつかみ取りアプリ」となっています。

 アプリを起動したら設定画面が出てきます。このタイミングで気圧を設定します。

 登録したら、ゲームを始めます。ゲーム画面が表示されたらスマートフォンを水に沈めます。沈めると泡が表示されるので、泡が割れないくらいにじっと待ちます。

 しばらくすると、バイブレーションによってスマートフォンが振動します。その時に、指でスマートフォンを押すと魚が現れます。しっかり握って水の外まで持っていきます。

 すると見事魚をGETできました!

 注意点として、魚を捕まえたのに水中で放してしまったり握ったままだと魚に逃げられてしまいます。

 このアプリには沈めた深さでGET出来る魚の種類が変わります。浅い・中間・深いの三種類で出現する魚の傾向が変化するという物です。

 ここまで見ていて「水中では操作できないのでは?」という疑問点が浮かんでくる人もいるかと思います。

 多くのスマートフォンは水中で画面の操作ができません。静電容量方式のタッチパネルは水中だと水分が邪魔をして操作できませんが、このアプリでは気圧を見て判断しており水中ではタッチパネルを使っていないので問題なく遊べるそうです。

 気圧で判断しているため、スマートフォンを密封袋に入れても問題なく遊べます。水に沈めるのが怖い方でも安心して遊べる設計になっています。

 本アプリは第10回学生スマートフォンアプリコンテストで最優秀賞を受賞。Google Play ストアに公開されているとのこと。一風変わった視点で作られた魚つかみ取りゲーム、気になる方は大物をつかみ取ってみてはいかがでしょうか。

視聴者のコメント

すげぇな
へー
新しすぎる
よく出来てるなあ
縛りかた草


▼動画はこちらから視聴できます▼

携帯を水に沈めて遊ぶアプリをつくってみた!

―あわせて読みたい―

ミニ四駆の動きを3Dツール「Unity」でシミュレーション! コースアウトのタイミングまで現実とほぼ一致する再現度を実現

ドット絵がソースコード!? 20色で描かれたプログラミング言語「Piet」で文字を出力してみた!

この記事に関するタグ

「作ってみた」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング