『スパイダーマン』腕時計型ウェブシューターを作ってみた 糸が飛び出るギミックは必見!
今回紹介するのは、Roa 18さん投稿の『腕時計型ウェブシューター 3Dプリンターで作ってみた!』という動画です。
遺伝子操作をされたクモに噛まれて超人となった主人公・ピーター・パーカーの活躍を描いた作品『スパイダーマン』に登場するアイテム「ウェブシューター」を投稿者のRoa 18さんが作成しました。なんと実際に糸を飛ばすギミックが搭載されています。
初めにソフトを使って、ウェブシューターを造形します。マウスカーソルがある部分を押すと糸が飛び出る形となっています。
先ほどのデータを使って光造形3Dプリンターで出力します。光造形方式で出力したパーツは余分な樹脂が付いているので、洗浄して樹脂を洗い流します。
洗い終わったら、サポート材を取り外します。取り除いた後にもう一度洗浄します。
パーツを乾燥させてから二次硬化させるためにUVライトを当てます。これを表と裏両方行います。
二次硬化させたら塗装を行ないます。エアーブラシを使って全体に黒色、歯車部分に銀色を塗ります。
続いてギミック部分の制作に取り掛かります。まずは糸を飛ばす部分の作成です。窪み部分にパーツを引っかけ、それを引っ張ることでバネの力で糸を飛ばします。
出力したパーツに磁石を取り付けます。
それをバネに仕込みます。
さらに小さなパーツにも磁石を取り付けます。これをバネに仕込んだパーツの磁石部分とくっつけます。
次に別のパーツにテグスを取り付けます。
これを本体部分に取り付けます。これが先ほどの窪み部分に入り、テグスで引っ張ると糸が飛びます。
テグスを引っ張ると見事パーツが飛び出ました!
ギミックが動くことを確認できたので、クモ糸部分の糸を取り付けます。
2個目に作った小さなパーツにタコ糸を結びます。
この糸をモーターで高速でぐるぐる巻きにします。
ぐるぐる巻きにした糸をほどかない様に黒いパーツに収納します。
タコ糸が入ったパーツとバネを取り付けたパーツを本体に収納します。これで準備が整いました。
そして、テグスを引っ張ると……。
見事、スパイダーマンの様に糸が飛ぶギミックが完成しました。
最後にベルトを取り付ければ完成です。では実際に街中で飛ばしてみましょう!
狙いを定めて……。
手すり部分に見事命中。糸の先端には磁石があるので、クモ糸の様に手すり部分に引っ付いています。これぞまさにクモ糸ギミックを再現しています!
そんなウェブシューターの詳しい制作過程や糸を飛ばす映像を見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください!
▼動画はこちらから視聴できます▼
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