実寸大で再現! 『ポケモン』タネボーを3Dプリンターで作ってみた 自然に連れて行ったら違和感がなさすぎる完成度!
今回紹介するのは、kagerou works.さん投稿の『実寸大タネボー作ってみた。』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
実寸大でタネボーを作ってみました。
ウッドライクPLAを使用した3Dプリント出力で、出力品になるべく手をかけずに
完成させられるようにしてみました。
ゲーム『ポケットモンスター』の世界には様々な色や形をした不思議な生き物が登場します。
今回は、kagerou works.さんが3Dプリンターを駆使して制作したどんぐりポケモンのタネボーを作ってみた動画を紹介します。
今回はなるべく出力品に手をかけずに完成させられるように、3Dプリンターで出力する素材に「ウッドライクPLA」という木の質感を楽しめるPLA樹脂を使って、タネボーを作成していきます。この素材には木の繊維が練り込まれているのが特徴です。
素材の準備ができたので、ソフトを使ってタネボーのモデリングしていきます。今回は、組み立てを考慮してタネボーを全5パーツに分けてモデリングしました。
先ほどのデータを基に3Dプリンターで出力していきます。kagerou works.さんいわく「木の香りがするとPLAの商品説明にあったのですが、確かに良い匂いでない方の木の匂いがします」とのことで、一般的な素材とは別だと分かります。
出力が終わったら、サポート材を除去。その後、出力時に割れてしまった部分にエポキシパテを盛って補強していきます。
割れた部分だけパテを盛ってしまうと痕が不自然なので、白樺などの模様のようにパテを盛ってデコレートしていきます。
パテ盛りが終わったら、ヤスリがけを行ない大まかなバリや段差を慣らします。積層痕は木目っぽいので完全に処理せず残します。
陰になる場所や目の黒い部分にエナメル塗料で墨入れを施します。
続いて、スプレーでニス塗りや塗装作業を行ないます。なるべく今回の素材の風合いを生かす形でニスを塗り重ねて色合いを調整します。
乾燥させた後、全てのパーツを組み立てれば完成となります。
完成した姿がコチラ。ポケモン図鑑上のタネボーの「たかさ」は50cmで、今回作成したタネボーの「たかさ」は50cmに少し届かないくらいの「たかさ」となっています。どうやらプリントサイズの関係で少し縮小してしまったとのことですが、ほぼほぼ実寸大の大きさとなっています。
500mlペットボトルと比べると大きさが一目瞭然ですね!
最後はこのタネボーを使ってポケモンバトル風の撮影しています。
「あ! やせいの タネボーが とびだしてきた!」
「ゆけっ! キャタピー!」
「やせいの タネボーの ころがる!」
そんなほぼ実寸大のタネボーの制作過程やポケモンバトルを映像で見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください!
▼動画はこちらから視聴できます▼
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