「まず、みんな前髪上げてくれる?」『Wake Up, Girls! 新章』新ユニット“Run Girls, Run!”キャストオーディションの様子が明らかに
2012年にオーディションが発表され、2013年夏、ワンダーフェスティバルのステージでメンバー発表&お披露目をした『Wake Up, Girls!』。今年はワンダーフェスティバル2017夏の会場にて、MCの安野希世乃さんのもと、テレビアニメで開始する新章のスタッフの紹介や、オーディションに合格した新たに登場するキャラクターの紹介が行われました。
新章の監督には板垣伸さん、音楽は引き続き神前暁さん、田中秀和さん、広川恵一さんが担当することが発表されました。オーディションを合格した新メンバーがいよいよ発表されます。
オーディションを合格した3人の新メンバー
安野:
板垣監督は『Wake Up, Girls!』のスタッフとしてステージだけでなく、一般の皆様の前に出演されるのも初めての機会だと伺っているんですけれども、本日はいかがですか。
板垣:
緊張してます。
安野:
監督かわいいですね。
一同:
(笑)
安野:
では、お待たせいたしました。新キャラクター、並びに新キャストの発表です。みんなステージに上がるのも初めてですし、お披露目が本当に今日のこの場ということなので、温かくお迎えしてあげてくださいね。
私も本日会場に来てから初めてお目にかかりました。それではご紹介していきましょう。新キャラクター1人目は速志歩(はやしあゆみ)、キャラクターボイスを担当するのは林鼓子(はやしここ)さん、新キャラクター2人目は守島音芽(もりしまおとめ)、キャラクターボイスを担当するのは森嶋優花さん、新キャラクター3人目は阿津木いつかさん、キャラクターボイスを担当するのは厚木那奈美さんです。
一同:
(拍手)
安野:
はーい、みんなしっかりしてますね。
一同:
(笑)
安野:
以上、こちらの3人がオーディションを勝ち抜き、新キャラクターのボイスを担当することとなりました。皆さんどうですか。かわいいお衣裳ですね。その制服は、一応は新しいキャラクターたちのお衣裳なんですよね。
林・森嶋・厚木:
はい、そうです。
安野:
では早速、まずお三方にオーディションに合格した感想を聞かせていただきたいと思います。では鼓子ちゃんからお願いします。
林:
そうですね。私は、ずっと声優さんになることが夢だったので、夢なんじゃないかなと思って、ずっとフワフワしていて、今もここに立ってるのが夢みたいです。よろしくお願いします。
森嶋:
こんなにたくさんの人に囲まれて、このステージに立っていることがまだ夢みたいで、すごく緊張しているんですけど、頑張りますので応援をよろしくお願いします。
厚木:
ずっと、声優というお仕事に憧れはあったんですけど、まさか、こうして合格して、皆さんの前に立てる日が来るなんて本当に夢みたいですごくうれしいです。今日は頑張ります。よろしくお願いします。
安野:
初めてのステージのお三方の緊張感と、でもそれを上回る意気込みがすごく伝わってきます。では、早速発表されたばかりの3人の新キャラクターについて、皆さんの口からご紹介していただきたいと思います。それではまず、速志歩ちゃんはどのようなキャラクターですか。
林:
私が演じさせていただく速志歩ちゃんは、すごくおっとりしていて、ちょっと赤面症と書いてあるんですけど、恥ずかしがり屋さんなんですよね。でも、明るくて、好きなことには真っ直ぐで、等身大の中学生という感じだと思います。そうですね、私と似ているところは数学が嫌いなところですね(笑)。
板垣:
あと、中学生のところでしょ?
林:
私、今中学校3年生の15歳なので、歩ちゃんは1こ下ということになりますね。
安野:
ありがとうございます。では続いて優花ちゃん。守島音芽ちゃんはどのようなキャラクターですか。
森嶋:
守島音芽ちゃんは、とにかく元気な女の子で、いつかちゃんと歩ちゃんのふたりをぐいぐい引っ張って行っちゃうような女の子です。こちらにも書いてあるんですけど、ふたりを巻き込んじゃう台風の目のような女の子なので、ちょっと、ほっとけないような女の子なのかなと思っています。
安野:
阿津木いつかちゃんは、どのようなキャラクターですか。
厚木:
いつかちゃんは、クールなキャラクターで、ちょっと口数が少なくて無愛想かなというところもあるんですけど、実は、かなり天然というギャップがあります。あと、ダンスが得意という設定になっているんですけども、私もダンスがすごく好きで、そこは共通点かなと思っています。あとI-1clubのファンということで。いつかちゃんは、I-1club推しです。
新メンバー3人のユニット名を発表!
安野:
さあ、ご紹介していただいた新キャラクター3人なんですけれども、なんと実は『Wake Up, Girls!』同様にユニットを組むことになっているんです。
一同:
(拍手)
安野:
そんなこちらの3人のユニットの発表、ユニット名の発表を板垣監督からよろしくお願いします。
板垣:
言っていいんですか。3人のユニット名は『Run Girls, Run!』です。
安野:
出ました! 『Run Girls, Run!』
一同:
(拍手)
安野:
板垣監督、 『Run Girls, Run!』というユニット名には、どのようなものが込められているんでしょうか。
板垣:
お話の中で『Wake Up, Girls!』の後輩として、ていうか妹分として、あちこち走り回っているというそういうイメージから、シナリオうちの時に、そういう名前がいいんじゃないという話からついたんですね。
安野:
なるほど、元気なイメージなんですね。ちなみに『Run Girls, Run!』の略称とかって今もうあったりするんですか?
板垣:
略称って?
安野:
『Wake Up, Girls!』がWUGみたいな。
板垣:
シナリオ上ではランガとか呼んでましたけどね。
安野:
ランガ、いいですね。しっくりきますね。じゃあ3人に、ちょっと聞いてみたいんですけど、『Wake Up, Girls!』ってダブリューのWUGというマークあるじゃないですか、ランガでポーズを作るとしたら、どういうのがいいとか、今あったりしますか?
板垣:
なんか、練習してましたよね。
厚木:
私たち「走る、少女たち走る」という名前なので、なんていうかスタートダッシュポーズみたいなのを。
林:
なんかこういうものを(笑)
厚木:
走るポーズとやったらどうかなって思ってたんですけど、いかがですかね?(笑)
林:
いいかなと思って。
板垣:
やってもらうんじゃないの? そういう段取りじゃないの?
厚木:
もっと頑張って練ります!
オーディション時の最初の質問「みんな前髪上げてくれる?」
安野:
そうですね。決まった暁には皆さんも一緒にポーズができるように練習をお願いしますね。ありがとうございます。では、せっかく新たなユニットやキャラクターたちも気になるんですが、今日登壇していただけていることなので、こちらの皆様で、特に3人を主役にしてトークをしていきたいと思います。
まず皆さんも気になるところだと思うんですけど、オーディションの時の話をしっかり伺いたいなと思っております。今回のオーディションの時の全体的な印象というのは監督、まずいかがでしたか?
板垣:
いや、自分に選ぶ資格があると思ってないんで。
安野:
監督(笑)。
板垣:
踊りだって、歌だって、芝居だって彼女らの方がうまいわけですよ。だから、あえて選ぶならというところもあったんです。本当は全員合格とかにしたかったんですよ。でも、とてつもない人数だったので……自分としてはいい結果だったと思うんですけど、みんな一生懸命でしたよね?
林:
頑張りました!
安野:
どのようなオーディションが行われていたんですか。
板垣:
シナリオから抜粋したセリフの掛け合いと、あと歌ですね。歌の方はMONACAさんの方がメインで見てるので、こちらは芝居がメインだった。
安野:
では、歌唱の審査の時のことなど、ぜひMONACAのお三方のお話を伺いたいんですけど、オーディションは、どのような感じだったでしょうか。
神前:
僕は、前回の『Wake Up, Girls!』オーディションの時にも審査員をさせていただいて、今回5年ぶりですか。
安野:
5年ぶり。
神前:
ということでWUGちゃんたちが、非常にビッグになって大活躍をしているので、その妹分を選ぶということで、すごく責任重大だなと思ったんですけど、とてもいいメンバーが選べたんじゃないかなと思っています。
田中:
そうですね。僕らは、逆に初めてのオーディションだったので、皆さんもすごく緊張されてたと思うんですけど、各地方から、東京にやってきて、しかもavexさんでオーディションがあったんですけど、ビルのすごく高いところにあるんですよね。地方から意気込んでやってきた女の子たちは、すごく圧倒されているんだろうな、と思いました。それを見ている僕らも、すごく緊張しながらオーディションをしていたんですけれども。
田中:
神前さんは、5年前にオーディションをされていたということなので、ちょっと1回、神前さんがどんな質問するのか聞いてから、僕も質問してみようかなと思って、神前さんが最初にした質問が音楽の質問するのかなと思ったら、「みんな前髪上げてくれる?」という質問でした。
神前:
いや、まあ、顔も大事、見た目も大事だし、歌も大事だし。
田中:
そんな神前さんを参考にしながら、ちょっと僕もやらせていただいたんですけれども。
安野:
歌の方は(笑)。
田中:
歌は、そうですね。あのやっぱり今回『7 Girls War』と『言の葉 青葉』を課題曲にしました。まあアップテンポな楽曲と、言の葉のちょっとバラードっぽい歌い上げるような楽曲で、それぞれ得意不得意といいますか、アップテンポが得意な子もいれば、バラードが得意な子もいて。でも、ここに並んでいるお三方はそのあたりのバランスが良かった結果ここに立っているんじゃないかなと思います。
林・森嶋・厚木:
ありがとうございます。