スーパーでおなじみの「呼び込み君」を改造してギターアンプにしてみた! 可愛いボディから流れる大出力の音声で路上ライブがはかどりそう⁉
今回紹介したいのは、ラムダ技術部 / Yoideaさんが投稿した『呼び込み君をギターアンプ改造したら音がヤバかった』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
呼び込み君を改造してギターアンプとして使えるようにしてみました。
分解してみるとシンプルな回路であることがわかったので、基板を短絡させることで、ライン入力をそのままスピーカー出力できるようにしました。コンパクトなボディーからは想像できない大出力に驚かされます。
「呼び込み君」をご存知でしょうか。スーパーなどで「ポポ~ポポポポ♪」と軽快なメロディを流している装置です。ちなみにこちらは最近発売が決定した792円のミニトイではなく本家本元の「呼び込み君」で、ラムダさんは約2万円で購入しました。
例のBGMを再生して気が付いたのは、呼び込み君の出力に余裕があること。ボリュームがほぼゼロでもしっかりと聞こえ、最大出力にすると近所迷惑になりそうです。
そこでスタジオに呼び込み君を持ってきたラムダさん。計測したところ130デシベルを叩き出しました。
プロ用機材としての実力を見せつけた呼び込み君。こんなにコンパクトで大出力ならばと、ギターアンプに改造することにしました。
呼び込み君にはライン入力端子が付いていて、アナウンス用に録音した音声を流すことができます。仕様上ライン入力の音をそのまま出すことはできませんが、改造すれば入力した音を出すことができそうです。
まずは分解して構造を見てみます。
ライン入力した音声はオペアンプという部品を通って信号を大きくされてからCPUへ行って、カードの中に記憶されます。
次にカードの音声の再生は、CPUで呼び出した信号をオペアンプで大きくし、D級のオーディオアンプでパワーを強くしてからスピーカー出力するようになっていました。ちなみにこのD級というのは信号を大きくする方式の種別です。
ピンの経路を直接出力に変えるため、ジャンパ線を溶接することにしました。これは増幅率に影響を与えそうなどあまり推奨できない改造ですので、くれぐれも真似しないでください(そもそも改造は推奨されていませんが)。
線をつなぐと、無事ギターの音が鳴りました。
演奏をしてみると普通に良い音が響きます。
音量を上げるといい感じに歪みが出はじめ、もっと上げるとバリバリに歪みました。
呼び込み君はD級アンプが使われているので小さくても発熱が少なく、すごいパワーが出せます。「ポポ~ポポポポ♪」のメロディで人を集められますし、これで路上ライブがはかどりそうです。
改造の詳細やその音に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください。
視聴者のコメント
・これマジで天才だろwww
・呼び込んでから演奏するという一石二鳥
・やってたら二度見はしそう
・味あっていいな
・ここまでやって呼び込み君のテーマ弾かないの逆に草生える
・おもしろかった
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