“ものさし”で音楽を奏で続けて10年――「もうギターソロレベル」と称賛される超絶技巧への進化の過程に胸が熱くなる
今回ご紹介する動画はおれおさんの投稿した『【千本桜】懐かしの『モノサシスト』、10年の進化【おれお】』です。
10年前、ものさしを使った『千本桜』の演奏を公開して以来、今日まで鍛錬を重ねてきました。その演奏技術の進化をたどります。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
皆さん、お久しぶりです。
ニコニコ動画に『【定規】”千本桜”を定規で弾いてみた【おれお】』を投稿してから、
およそ10年もの歳月が経ちました。「どっかで見たことある!」
「まだやってたんだ!」
サムネを見てそう思った方も少なくないでしょう。そうです。まだやってたんです。
「モノサシスト」という単語が皆さんの頭のどこかに埋もれていたこの10年間、
僕ずーーーーーーーーっと「モノサシスト」で居続けていました。
今回はその10年越しの進化を、当時の懐かしさと共にお楽しみいただければと思います。
初投稿の2011年。粗い画質からも10年前ということを彷彿とさせます。このときからすでに速弾きの技は確立されています。音と音の間の相対的な音程は正確ですが、跳躍したときに少しだけ音を外してしまっています。当時は、バックにかかっている音源との多少のズレがみられます。
そうは言ってもこのときからハイレベルなことに変わりはありません。コメント欄も当時の感動を追体験している視聴者の感激のメッセージで覆い尽くされています。
翌年、2012年。初投稿のときと比べ、音源とのズレが少なくなり、跳躍する箇所もきれいにハマるようになりました。音程を調整する左手に、さらに磨きがかかったようです。しかし、もっとも速いフレーズの箇所には成長の余地がありそうです。
そして今年、2021年。初投稿から10年が経ちました。音源とのズレがほとんどありません。速弾きの箇所も正確で、なによりも音色やモノサシを操る手つきから、おれおさんが一人のアーティストとして確立したこと感じさせます。「完全にギターソロじゃん」とのコメントが寄せられるほどの迫力です。
10年越しの感動の演奏に、多くの拍手が寄せられました。モノサシストの10年の進化を、ぜひ動画でご覧ください。
視聴者のコメント
進化している
ものさし何代目なんだろうか
左手の技法がだいぶ増えている気が
随分修行したなぁ…これが伝説のモノサシスト…!
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【千本桜】懐かしの『モノサシスト』、10年の進化【おれお】』
―あわせて読みたい―
『モノサシ演奏家おれおが前人未踏の激速テンポに挑戦! 1秒間に40連打のスピードで「Ievan Polkka」を熱演』
『なぜベストを尽くしたのか――モテたエピソードから“機材”自慢まで、日用品で音楽を奏でる演奏家たちが語る「演奏してみた」【RAZO×おれお×お野菜×ケロリン】』