作業が効率的に!? 手首の傾きで自動で出し入れされる「動くマウス」を作ってみた
今回紹介するのは、yyzさん投稿の『動マウス』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
動くマウスをつくりました。
仕事や趣味でパソコンを触っている時に、「キーボードとマウスの距離がちょっと遠いな」と感じる人は多いのではないでしょうか。
そんな状況を改善する方法を、投稿者のyyzさんが考えました。
それは「物理的に距離を縮める」という手法です。
上記の画像の様に、キーボードとマウスの間が近ければ近い程好ましいです。
つまり、この距離を最短にするには「マウスの方が手に来ればいい」ということになります。
この思想を現実にすべく、設計と制作に移ります。
初めに、トラックボールとサーボモーターを用意します。
こちらに、加速度センサーを使うことで、手首の角度が変わった時に判定できるようにします。
手を傾けた際の重力の変化を感知することで、手が傾いているか判断します。
これでようやくマウスの設計を決めたので、実際に制作していきます。
CADでデータを作成し、3Dプリンターで出力します。
今回使用する回路を作りますが……。
なぜかモーターが動かない事態に。調査すると、どうやら電流が足りなかったようです。
電池を追加することで、なんとか問題を解決しました。yyzさんいわく「電圧が微妙だけど、四捨五入するとヨシ!」とのことです。
完成したのがコチラ。動画制作者にやさしいグリーンバックになっています。
手首の傾きによってマウスが出たり戻ったりして、キーボードやマウスをスムーズに使い分けることが出来ています。
動画の最後では、実は「マウスではなくトラックボールである」という衝撃の事実に気づいてしまいました……。
こちらの制作過程をもっと見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
カッコいい
かしこい
どこのご家庭にもあるCADと3Dプリンタ()
キビキビ動いてcool
その理屈はおかしい
▼動画はこちらから視聴できます▼
『動マウス』
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