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キンコン西野を悪く言う後輩はいない? 吉本退所後に増えたネガティブ報道に警鐘【話者:久田将義・吉田豪】

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣氏は、自身が原作・製作総指揮を務めるアニメ映画『えんとつ町のプペル』の公開を控えた昨年12月18日、都内の書店から生配信する予定でしたが、現場のセッティングの不備に対し怒って配信せずに帰宅。

 西野氏は、本件の不備は吉本興業側に原因があると怒っていたようですが、実際は書店と出版社が会場のセッティングしていて、吉本興業はノータッチだったそうです。

 本件は西野氏の勘違いだったということですが、これによって吉本興業との溝はますます深まり、最終的には西野氏が吉本興業を退所することになりました。

 久田将義氏吉田豪氏は自身がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「久田将義と吉田豪の噂のワイドショー」で、この話題について言及。

 吉田氏はこの件については「西野さんが好きで来ているクラウドファンディングの人と、ただお笑いが好きで入って西野さんの担当になった、配置換えが多くて担当の期間も短い吉本の社員とでは、熱量が違って当たり前だし、そこで怒っちゃったのが完全に西野さんのズレだったんだと思います」と説明。

 さらに吉田氏は、「西野さんはネット上とかではイラッとくるものは多々あるけれども、会ってみると嫌う人は本当にいない」とフォローしつつ、西野氏から「吉田豪だけは許さない」と言われたエピソードを紹介しました。

※本記事はニコニコ生放送での出演者の発言を書き起こしたものであり、公開にあたり最低限の編集をしています。この番組は2021年2月22日に放送されたものです。


クラウドファンディングのスタッフと吉本社員の熱量は違って当然

左から吉田豪氏@WORLDJAPAN)、久田将義氏@masayoshih)。

吉田:
 西野さんとボクは本当に因縁深いというか、もう本当に長い歴史がありまして、10年以上前ですね。

 ラジオでボクの発言が発端で西野さんから「吉田豪の野郎、絶対蹴っ飛ばしてやる」ぐらいのことを言われ続け、全然関係ないインタビューでも「吉田豪だけは許さない」と言われ、なんとなく緊張感のある関係で今まで来ていました。

 でもボクがよく言うのが「キングコングの西野さんは、ネット上とかではイラッとくるものは多々あるけれども、会ってみると嫌う人は本当にいない」

 逆にキングコング梶原さんはメディア上ではかわいらしいキャラクターだけども、会ったら悪く言う人が多いみたいなことを、よくボクがネタにしていて、梶原さんが怒ったというものありました。

 だから西野さんの吉本退社後、西野さん叩きみたいな記事が一気に増えて、あいつのクラウドファンディングはやばいとか、スタッフからも西野さんは嫌われてたみたいな記事がどんどん出て、それを読んだ人が「今まで西野さんのこと好きだったけども、こんなヤツだったんだ」「最悪」って感じで、ボクが拡散した西野さんのニュースのコメントにリプライ飛ばしてくる人とかが増えてきてて、ボクはちょっとそれにモヤモヤしてるんですよね。

最近話題になった西野さんのクラウドファンディング「西野があなたを意識する権」
(画像は、SILKHATの「映画『えんとつ町のプペル』の主題歌のカバー曲を、もの凄いクオリティーで作りたい!」より)

 これって単純に、大きな事務所を辞めた人に対してネガティブな記事が一気に出るっていう、よくあるやつだと思うんですよ。

 事務所が書かせているというよりは、ある程度、事務所の関係を読んだところが書いたり、流すケースもあるでしょうけども。
 よくあるそういうやつだと思うんで 、これに乗っかって「今まで西野さん好きだったけどもガッカリ」みたいに言うのは、ちょっとうかつすぎると思いますよ。

 なぜなら西野さんは昔からああいうクラウドファンディングをやってきてて、「西野があなたを意識する権」みたいなのはもちろん仲間内でのおふざけで、それにファンもふざけて乗っかって、それで集めたお金を西野さんは自分のために使うんじゃなくて、また何か面白いことをするために使う。その信用で生きてきた人で、言っちゃうと昔から胡散臭いんですよ。
 なのに、「いままでは好きだったけど冷めた」「こんな人だったんだ」とか言い出しちゃうのは、ちょっと落ち着いたほうがいいですよ。

 西野さんがゴタゴタしだしたぐらいから、ちょうどボクもClubhouse【※】をはじめたので、毎日のように吉本の芸人さんとかに「今どうなってんですか」と西野さんの話とか聞いてたんですよ。

※Clubhouse
招待制の音声SNSアプリ

 そうしたら、「元々会長とも仲が良いから辞めないでしょう」とか言ってたのが、だんだん辞めそうな空気になってきたみたいです。

 西野さんの悪口とか引き出せないかといろいろ話を振ったりすると、後輩とかは本当に誰も悪く言わないんですよ。「本当に助けてもらったし、世話になった」みたいに言う人ばっかりで。

 だからものすごい上の先輩に好かれて、そのせいでちょっと上の先輩とかからは芸人らしい振る舞いもしないから嫌われ、同期、もしくはもっと下とかからは、実は意外と信用されているみたいな人で。

 今回のスタッフとのトラブル云々は、クラウドファンディングのスタッフはタダでこんなに俺のために動いてくれるのに、なんで会社の奴らは金もらって全然動かねえんだみたいな怒る気持ちがわかんないでもないけど。

 それは西野さんが好きでお金を払ってでも働きたいと思っているクラウドファンディングの人と、ただお笑いが好きで入って西野さんの担当になった、配置換えが多くて担当の期間も短い吉本の社員とでは熱量が違って当たり前だし、そこで怒っちゃったのが完全に西野さんのズレだったんだと思います。

10年前の確執は“不幸な事故”

久田:
 そういえば昔、吉田くんがラジオで「M-1では優勝しない」みたいなことを言ったんだっけ?

吉田:
 そうです。
 ボクのコーナーの直前で、M-1の優勝者予想のコーナーがあって「本命がキングコング」と言ってたんで、ボクが次のコーナーで「さっきのコーナー聞いてて本命キングコングはないと思います」って言ったんですよ。

 そうしたら司会の人がタチが悪くて「キングコングって何だっけ?」って聞かれて、ちょうど2週間前に『女のことは芸人に聞け モテもん』っていう本を同じ番組で紹介してたんですよ。

 芸人が女の話をするというテーマだから、本当にそれぞれの腕が出る本で、ケンコバさんみたいに上手い感じで女性の話を笑いに転がしてる人もいれば 、ただのモテ自慢みたいなことしてる人もいたりして。

 そんな中で「アイドルと恋愛なんかあるわけないじゃないすか、僕らはプロ同士なんだから」って感じのつまらないことを言ってたのが2組いて、その2組とも後にアイドルとの熱愛が発覚してたんですけど、そのうちの1組がキングコングだった。

「女のことは芸人に聞け モテもん」
(画像は、Amazonより)

 それで「キングコングって何だっけ?」って聞かれた時に、「この前話した、アイドル食いのいけ好かないヤツですよ」って言ったら、タクシーに乗ってラジオを付けてもらった西野さんに偶然そこを聞かれて大激怒っていう流れですね。

久田:
 僕もブログを見ていて「ラジオをつけたら吉田豪というヤツが ……」って書いてあったから、たまたまつけちゃったんだと思っていて(笑)。

吉田:
 「あいつの目ん玉を蹴飛ばしたい」って(笑)。タクシーの運転手に「ラジオつけてください」って言った瞬間に、自分の悪口が聞こえてきて、「あんな恥ずかしい瞬間はなかった」って言ってましたよ(笑)

 確かに、伏線も聞いていないから怒る気持ちもわかる。西野さんも悪くない、不幸な事故(笑)。

久田:
 西野さんって叩かれてもいるけれど、吉本に守られてもいたんじゃないですかね。どうなんだろう。

吉田:
 思った以上に吉本サイドが強硬だったというか、本来もっと両者はいい関係だったんですよ。
 西野さんが吉本のトップと仲良くなって、独自に稼いで吉本に払わなくてもいい分までちゃんとお金を落として、さらにトップから気に入られるシステムができてたし、西野さんも吉本を辞めるつもりはないって前から言ってたのがこうなったから、想像以上に溝が深そうっていう。

久田:
 『えんとつ町のプペル』があんなに豪華な声優陣・スタッフだったのは「製作:吉本」だからだったので、また絵本を作って映画化っていうのは難しいでしょうね。絵が本当に綺麗だったからね。

 でも、この先、どうやって生きていくんだろうってなったら、サロンで生きていくんだろうなっていう感じはするので、そこの勝算もあるのかな。


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