麻雀初心者向けに“木目が味わい深い”杉の麻雀牌を作ったはずが、上級者向け「闇の麻雀牌」が爆誕する結果に!
今回紹介したいのは、あいはらさんが投稿した『麻雀未経験者の為に作った牌が「闇の麻雀」になってしまった件』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回は、杉で麻雀牌を作ってみました。 ルールを覚えてもらうのには隣に並んで解説してもらいながら一緒に打つのが一番だと思います。 遊んでいるうちに上級者向きの闇の部分も見えてきたのでそれも紹介しています。 コロナが終息して、みんなで楽しく卓を囲める日がきますように。
投稿者のあいはらさんが、麻雀未経験者も楽しめるようにと杉で麻雀牌を作りました。
この麻雀牌「杉雀」の特徴は、牌が大きいこと。通常の麻雀牌は縦26mm横20mm厚み16mmが標準ですが、杉雀は縦40mm横30mm厚み28mmとなっています。
木の柔らかさにより手から零れにくく、積みやすい牌です。
また、サイズが大きいため、初心者向けに2人並んでレクチャーをしながら打つことができます。
作り方です。材料はあいはらさんの工房の廃材から選びました。
そして合計136枚の牌を切り出し。
カットした木材それぞれにルーターで文字を彫り込みます。
ボールペンで色を入れました。杉の牌ということで、ワンズの「萬」は「杉」に、イーソーの鳥は杉の木の絵にし、イーピンの丸も切り株にしています。
赤牌も用意しました。
点棒は竹串を加工したもので。
サイコロも端材から作り……
オリジナル麻雀牌「杉牌」の完成です!
1つ1つ違う木目が味わい深いこちらの牌。制作には1週間ほどかかりました。
未経験者でも楽しめる麻雀牌の出来上がり! のはずが、勘のいい人は半荘2回ほどでこの杉牌の闇の部分に気づくことになります。それは「相手の手牌がわかってしまう」ということ。
似たような赤っぽい色が並んだ左側の牌は……
裏返すと全て「中」でした。
意識して回数を重ねると、特徴的な木目の牌は何となく感覚でわかってくるそうです。端に2つや3つの似たような木目が見えると、揃っていると推察することができます。
そのため、あえて見やすいよう並び替えずバラバラにしたり、字牌を左右に分けたり中央に寄せたりと、カモフラージュに神経を使う必要が出てきます。
また、木のサイコロは思いのほか転がらず、慣れてくれば出目を操ることができるというダークな側面がありました。
やっていくほどに、疑心暗鬼と戦うという闇の側面を持つ杉雀。
1人でも多くの人に麻雀というゲームの魅力を知ってもらいたいという思いで作ったはずの杉の麻雀牌。闇にとらわれぬよう、ゲームを楽しんでもらいたいですね。
視聴者のコメント
・地道で大変な作業だ…
・楽しそう
・木目でガン牌出来そう
・スケスケだぜ….
・しってた
・イカサマ麻雀みたいな事言い出したw
▼動画はこちらから視聴できます▼
『麻雀未経験者の為に作った牌が「闇の麻雀」になってしまった件』
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