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【どう森】すべての虫を3時間でコンプリート!? ノミ、アレクサンドラアゲハたちをつかまえて「金のあみ」ゲットを目指す『どうぶつの森e+』RTAがゆったり感ゼロで燃える!

 3月20日、いよいよ『あつまれ どうぶつの森』が発売される。

 2001年から続く任天堂の大人気シリーズである「どうぶつの森」は、自然豊かな村の中で、どうぶつとのコミュニケーション、虫捕りや釣り、家の内装をいじってみたりと、のんびりとしたスローライフが楽しめるゲームだ。

 筆者はのんびりと気の向くままに『どうぶつの森』を楽しんでいるのだが、その楽しみ方は様々。友人のひとりはひたすらに金策を楽しんでおり、とにかく貯金を増やしていたし、別の友人はアイテムのコンプリートなどを目指して楽しんでいた。

 今回紹介するのはそんないろいろな楽しみ方ができる『どうぶつの森』で、あえてスローライフを捨てた一本の動画。与兵衛3さん投稿の『どうぶつの森e+ 金のあみRTA 3時間20分17.1秒 part1/5』だ。

 この動画はゲーム中に登場するすべての虫を捕まえることで手に入る「金のあみ」を最速取得を目指したRTA動画。

 今回は『どうぶつの森』のゆったり生活を捨てて、全力で虫捕りに挑んだ動画をご紹介する。

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虫、虫、虫! とにかく虫を追いかける『どう森』RTA

 『どうぶつの森』でとにかく虫を追いかけるこの動画、まずはRTAの内容から紹介しよう。

 RTAの内容としてはいたってシンプルで、『どうぶつの森e+』の村作成から、金のあみを手に入れる所までのタイムを計測するというものだ。

 金のあみの取得は、先述の通り『どうぶつの森e+』に登場する捕獲可能な虫をすべて捕まえることが条件となる。

 そのため動画ではとにかく虫を求めて全力で村を走り回る、スローライフとは程遠い『どうぶつの森』の珍しい姿を見ることができる

虫の出現に悩まされるRTA

 先述の通りとにかく虫を追いかけるこのRTA、動画では出現率の低い虫や天候に悩まされる様子を確認することができる。

 ここではRTA中に苦戦してた要素に注目、なかでも特に苦戦させられていた3つの難所をピックアップし紹介する。

①前半から探し続け、最終Partまで現れなかったノミ

 前半Partから地味に探し続けていたものの実質的なラスボス、最後まで苦戦していた虫がノミだ。

 ノミは花や木、地上などに現れる通常の虫と違い、村の住民であるどうぶつに付くかたちで出現する少々特殊な虫である。

 通常のプレイではどうぶつとのコミュニケーションをとっていれば、何気なく捕まえることができる虫だが、RTAとなると話は別のようだ。

 動画では「住民をよく見ておきましょう」といった発言が何度も確認することができるが、その機会には恵まれず捕獲はPart5までもつれ込み48匹中47匹目の捕獲となった。

②途中で逃げられ一敗、合計20分の捜索「アレクサンドラアゲハ」

 捕獲に失敗し、かなり苦戦しているように見えた虫がアレクサンドラアゲハだ。

 Part4の1分ほどのあたりから捕獲が始まった世界最大として知られるこの蝶は、『どうぶつの森e+』では昼の時間であれば一年中南の島に出現し捕まえることが可能。

 その出現率は動画を見る限りはそれほど低いわけではなさそうだが、動画では別の理由で与兵衛3さんを困らせていた。

 というのも、アレクサンドラアゲハは島に育つ木の上空に出現するため、捕獲するためにはあみの届く低空まで誘導する必要がある。

 動画ではこの誘導に苦戦。あみを振って誘導しているとアレクサンドラアゲハは上空へと消えてしまった。この捕獲失敗の影響もあり最終的にアレクサンドラアゲハを探していた時間は20分を超えていた。

③虫捕りの天敵、雨天

 ここまで捕獲に苦戦した2種の虫を紹介してきたが、このRTAで与兵衛3さんを困らせていたのは虫だけではない。

 先の虫2匹に苦戦していたことは間違いないが、そんな出現率の低い虫以上に困らせていたといっても過言ではない要素が、悪天候・雨天である。

 ゲーム中に出現する虫の中にはでんでんむし(カタツムリ)のような、雨が降っているときにしか出現しないという虫も存在するが、どちらかと言えば、雨や雪といった天候では出現しなくなるといった虫のほうが多い。動画では、欲しい虫が出なくなる雨天に何度も悩まされていた。

 例えばPart1の終わり間近から本格的に始まった虫捕りでは、まずはバッタ系の虫を狙うとのことだったが……。

 なんと虫捕り初日から3日間連続で雨。唯一、雨天時に出現するでんでんむしを捕まえられたものの、4日目までで捕獲数は1匹と、控えめなスタートとなってしまった。

 その後も雨天時に出現しなくなる虫を狙うときに限って雨を引き当て、さらに逆に雨が降ってほしい時には晴れるなど、何度も天候に悩まされていた。


 最新作でも何らかのRTAが行われるであろう『どうぶつの森』。最新作をプレイする前に一度『どうぶつの森e+』のRTAをを見て、予習してみてはいかがだろうか。

文/富士脇 水面

どうぶつの森e+ 金のあみRTA 3時間20分17.1秒 part1/5

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