百田尚樹&有本香が令和元年を振り返る! 天皇、イスラム、M-1、カジノ法案まで、独自の切り口で語り尽くす「ミルクボーイはコントではなく、しっかりとした漫才をしている」
『永遠の0』『海賊とよばれた男』などの大ヒット作で知られる作家・百田尚樹さんと、ジャーナリスト・有本香さんという名コンビのニコ生チャンネル合同でお届けする公式生放送、「令和元年を振り返る『百田尚樹&有本香』チャンネル合同特番」が、12月24日クリスマスイブの聖なる夜に放送されました。
ゲストにはイスラム世界を鋭くわかりやすく解説してくれる、イスラム思想研究者・飯山陽さん。そして、経済評論家・上念司さんが登場。視聴者の知識欲をくすぐる放送は、「新元号『令和』元年となった今年一年の様々な政治・社会・芸能のスキャンダル等ニューストピックスを改めておさらいし、深く論議していく」という当初のテーマには収まらない、衝撃的な情報量の多い番組となりました。
クリスマスムードでスタートの番組からは危険なテーマが続々!?
クリスマスイブの聖なる夜に放送という「令和元年を振り返る『百田尚樹&有本香』チャンネル合同特番」は百田尚樹さん有本香さんともにサンタクロースコスチュームというパーティー気分でスタート。
お二人にイスラムについて詳しく教えてくれるゲストとしてイスラム思想研究者の飯山陽さんより、フリーズドライドリアンが差し入れられると、有本さんが大喜びとなり、「ようこそ危険なチャンネルへ」「メリークリスマス」での乾杯が行われます。
有本さんより「なんでイスラム? 」との研究選考理由が問われると、飯山さんは「イスラムが一番わからなかった、理解できなかったので勉強したかった」と理解することが難しいと感じたために「勉強してみたい欲求」に駆られたことを語り、アラビア語も20歳頃から学んでいる点を披露。
『海賊とよばれた男』のヒットからイランには国賓で招かれた経験を持つ百田尚樹さんが、「仏教、キリスト教と共にイスラムの教えも現世にはない。ところが日本の新興宗教は現世しか見ていない」と切り出すと、飯山さんも「イスラムはルールにしたがって生きていれば、来世で救われるという考え方。キリスト教はイエスの復活で救済されるという考え方。イスラムは能動的でやらなければならないことが多い」とその違いを語ってくれました。
有本さんは在日イスラム教徒(ムスリム)が抱える火葬を良しとしない風習の違いから、今各地でトラブルが頻発していることや、山林の購入などが進められている点を語ると、飯山さんも「イスラムの考え方では復活する時に体が必要。焼いちゃうと復活できない。日本でも実は許可を取れば土葬ができる」という解説で視聴者を唸らせました。
また、キリスト教の考え方の根幹にあるものが、奴隷制度や原住民への迫害、有色人種に対する無慈悲な行いに繋がっている可能性に言及があった際には、百田さんの「あ、クリスマスなのにキリストの悪口言ってるわ」との発言に視聴者が大きく沸く場面も。
一方で、テーブルに用意されていたチキンを突然食べ始めたり、ケーキを食べ始めたりと自由すぎる百田さんに対し、ゲストの飯山さんがティッシュを用意してくれるなど気遣いが目立ったため、飯山さんへの親しみが大きなものとなりつつ会員限定放送へと移っていきます。
「有本香 Channel」に移ると上念司さん登場でようやく本題の「令和」に!?
『有本香Channel』での会員限定放送へと移ると、欧米諸国が植民地化などでアラブ諸国に主導した“イスラム世界の近代化”というテーマに。近代化後に独立を手にするイスラムの国々が増えるものの、上手く欧米諸国の支配から切り抜けられないことに苛立ちを募らせ、「近代化したことが、おかしくなった原因」との考え方を持つ過激派を増やすことになった可能性に言及というスタートになりました。
中盤に経済評論家・上念司さんがサンタクロースコスチュームで登場すると、ようやく本題である「令和元年の振り返り」がテーマに。
「令和」という元号を皮切りに「天皇」という言葉の由来を百田さんが切り出します。
そこでは、聖徳太子が607年、隋の皇帝に対し「日出る処の天子、書を、日没する処の天子に致す。恙なきや。」と送った国書、続けて翌年にも隋の皇帝に対し送った国書の冒頭「東の天皇、敬しみて、西の皇帝に白す」との一節に初めて記録された言葉で、日本が歴史上で初めて「中国の属国ではない。我々は対等なのだ」とした意思表示が根底にある言葉でもあるため、この由来は広く伝えていくべきではという持論が展開され、上念さんも「日本人の99.9%が知らないし、教科書にも載っていない。あれだけ天皇という言葉が報じられても誰一人としてその由来を解説しない」と続きました。
「百田尚樹チャンネル」ではM-1話題から中国の大いなる野望にまで!?
「百田尚樹チャンネル」へ移ると、「M-1グランプリ2019」優勝のミルクボーイが、「コントではなく、しっかりとした漫才をしている」と和やかなテーマで始まったかと思えば…、中国政府が日本の政治に介入を強めているのではという今回の放送中、最も危険度の高いテーマに。
カジノを含む統合型リゾート事業への参入を目指していた中国企業から、賄賂を受け取ったとして東京地検特捜部に逮捕された、衆院議員の秋元司容疑者に触れ、実は秋元議員が政治を目指すきっかけとなったのが上念さんであったことが伝えられます。
今回、中国が日本の政治内で影響力を強めようとした狙いは失敗となったものの、このような中国有力者からの賄賂は様々な断りにくい形で無理やり渡されるケースもあると有本さんが語るなど、視聴者をドキドキハラハラさせながら知識欲をくすぐる放送は大いに盛り上がり、公式放送スタートからは3時間が経過するエンディングにも「延長してよ」「延長して!」「もう終わりー?」との声が多く出されていました。
『百田尚樹チャンネル』『有本香Channel』の合同特番という今回の放送。飯山さんと上念さんを交えた知識にあふれるトークを思う存分堪能すべく、是非この機会に「百田尚樹チャンネル」、「有本香Channel」へご入会してみてはいかがでしょう。
放送概要
番組名:令和元年を振り返る『百田尚樹&有本香』チャンネル合同特番
■2019年12月24日(火)19:00~22:00
19:00~
【第1部】 公式生放送
http://bit.ly/2EVxL0p
20:00~
【第2部】 有本香Channel(会員限定放送)
http://bit.ly/2t6ApNX
21:00~
【第3部】 百田尚樹チャンネル(会員限定放送)
http://bit.ly/2PXq1RO
出演者:百田尚樹, 有本香、上念司、飯山あかり
※各放送のタイムシフト期間終了後、「有本香Channel」、「百田尚樹チャンネル」でアーカイブ動画を掲載予定。
百田尚樹チャンネル
ベストセラー作家・構成作家の百田尚樹が、仕事・政治・プライベート等、様々なジャンルについてブロマガ・生放送で語ります。
URL:http://bit.ly/2ZrkMNb
月額:880円